ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

DENCHA(デンチャ)が走る、JR九州

2018-05-26 22:32:02 | 街を徘徊して


<「DENCHA」についてはネットのウィキペディアで詳しく書かれているのでこちらをご覧ください>

DENCHAは2年前にJR九州が開発した、
充電式電池で動く電車です。

現在、非電化区間では「キハ」型ディーゼルカーを使っていますが、
かなり老朽化していますので、これをDENCHAに替えて運用しようとする計画です。

このDENCHAが博多-筑豊-北九州を結ぶ〝福北ゆたか線″を走っていました。

福北ゆたか線は全線電化されていますのでDENCHAを使う必要はありませんが、
本格運用に向けて長距離を走らせ、何かデーターを集めているのではないかと思います。

ところで充電式電池を使っていますのでどこかで充電が必要です。
北九州市の若松線では鹿児島本線の折尾駅で充電しているそうです。

まだ運用実績のない福岡市の香椎線では香椎駅が充電駅になるのではと思います。

「キハ」が走っている路線はどれもが赤字路線で、電化などもってのほか。
しかし、もうこれ以上の廃線もできません。

そんなことで3~40年先まで考えると
ディーゼルカーの再採用ではなくDENCHAになったのだと思います。

九州が発祥の超高級列車(ななつ星)の成功で、
真似て全国に同じような列車が走り始めていますが、
DENCHA方式も同じように全国で採用されて行くのではないでしょうか。

余談: 福北ゆたか線は福岡市の博多から、筑豊地方の直方、
飯塚を経て北九州市の折尾、小倉を結んでいます。

「ふくほくゆたかせん」と呼ばれていますが
これを「ふくきたゆたかせん」にすると、
福が来て豊か!とおめでたい路線になるのにと思いますが、
なぜ言わないのでしょう。



お金の話し、昔は定期で預けると10年で倍になったのに

2018-05-16 22:47:15 | 街を徘徊して


銀行はお客からお金を預かって、
それを融資に回して金利で儲かる、
そしてそれがお客に利子として還元される、
と教科書で教わって来ました。

しかし今は日銀のマイナス金利のため教科書通りには行きません。
銀行としても、これでは商売ができないと先日、日銀に申し入れをしました。

実際、福井銀行が大きな損失を出しました。
経営のしっかりしている地銀の赤字は珍しいそうです

金利商売ではやっていけないので、
銀行が儲けるためにこんなからくりもあるそうです。

例えば退職金などで2000万円があったとします。
これを老後の生活の蓄えに、誰でも増やしたいと思うでしょう。

それで銀行はこんな提案をします。

「半分の1000万円を金利6%の定期預金にして、
残り1000万円を投資信託に回しませんか」

6%の金利ならウハウハですが、世の中そんなに甘くありません。
このままではマイナス金利ですから銀行の丸損です。

それで定期の期間を3か月間限定として、
満期後は普通預金になります。
これでも利子が3か月で15万円付きます。

ところが投資信託の諸々手数料として3%=30万円取られます。
これで銀行は差し引き15万円の儲け。

投資信託は自己責任ですから、損失が出ても銀行は一切関係ありません。

ところで退職金は必ず銀行振り込みになりますので、
銀行としてはお金が入ったことがすぐに分かります。

これを引き出されてよそに持って行かれる前に
「資産運用について考えませんか」と誘い出すそうです。

昔は定期預金に預けると複利だったので10年で倍になりました。
「♪ そんな~時代も~あったねと(中島みゆき:時代)」

歌にあるように、回り回ってもう一度巡ってこないかな。




博多どんたく 今年も賑わいました

2018-05-10 08:20:04 | 街を徘徊して


博多どんたく港まつり、
今年も2日間で200万人の人出がありました。

博多どんたくは、約840年前の博多松ばやしを起源としていて、
57年前から福岡商工会議所が音頭を取って今の形になりました。

市内中心部の道路をどんたく広場にして
2日間にわたってパレードが行われました。

例年、1日は雨なのに今年は晴天に恵まれ、
250団体、35000人が参加しました。

パレードの最初は、昔からの博多松ばやしの形がとられ
笠鉾が出ます。

笠鉾は移動櫛田神社。
博多の鎮守、櫛田神社の神が宿り、
中をくぐると無病息災のご利益があります。

よく子供を抱いたお母さんがくぐって行きます。
くぐる時には笠鉾を上下に動かします。
私もくぐってご利益を頂きました。

博多松ばやしの後は博多の歴史的団体、
市の関係者が正装でパレードし、
それから先のパレードは何をしても構いません。
いかにも博多らしい。

(博多松ばやしの正装と笠鉾)


(市関係者の正装:浴衣にすててこ、首には手ぬぐい、襟に飾り物を差し、〝博多にわか"のお面を付け、しゃもじを叩く)



(こんなアクロバット披露も)


阿蘇に住みなはらんね

2018-05-01 21:45:14 | 街を徘徊して


世界一のカルデラを持つ火山で、
九州のど真ん中にある阿蘇山。

この北側山麓に大々的なリゾート分譲地が開発されていました。
総世帯数(区画数)が270(だったと思う)、
1区画が250~150坪、全区画温泉付きです。
下水道も完備です。

超大手住宅メーカーがやっていますので心配のない物件だと思います。
冬の寒ささえ我慢すれば夏は涼しく、エアコンなどいりません。
水が特に美味しいと思います。

国立公園内なのでいろいろ規制もありますので
〝森の分譲地″〝森林住宅″という言い方をしています。
多分コンクリートの建物は禁止なのでは。

価格は土地だけなら900万~1500万円、
建物付き分譲なら3500万~4500万円。
この中には温泉権利料127万円が含まれています。

都会の皆さん、定年退職後の生活に、
阿蘇山を眺めながらゆったりした田舎暮らしは如何ですか。

と言いますのも、売る方はこんな紹介の仕方をしていますので。

「羽田空港」から熊本空港まで1時間50分、空港から現地まで車で45分。
「新大阪」から新幹線で熊本まで3時間、熊本から最寄り駅まで1時間15分。

都市圏在住の、老後は田舎暮らしがしたいという、
ある程度お金を持った人を呼びたいみたいです。

ところで小規模別荘地だと、住民とゴミのこと、道路使用のこと、
地域行事参加で必ずトラブルになりますが、
これだけ世帯数がまとまっていて、他の住居地域とは隔離された場所なので
ストレスなくゆったりした生活ができると思います。

マイナス的なことは、
たまにですが集中豪雨が来ます、地震もあります、
風向きによっては若干の降灰もあります。

周りは自然そのものですし、夏休みにお孫さんなどを呼ぶと喜ばれると思いますよ。
また、阿蘇山の反対側(南阿蘇)に足を延ばすと、
小洒落なペンション、料理の店も多いですし、蕎麦が有名で美味しいです。