ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

しゃけ弁当がなくなりました

2014-03-30 08:11:26 | 街を徘徊して


ほかほか弁当 “ほっともっと”のシャケ弁が3月でなくなってしまいました。
大きな切り身が載ったシンプルな弁当でしたが、使われている魚は鮭ではなく、ニジマスだそうです。
例の“食材偽装摘発まつり”でも話題になっていました。
販売中止になったのはお客の嗜好が変わったからで、偽装騒ぎが原因ではないと思います。
ニジマスはもともと淡水魚で白身魚、鮭と同じサケ目サケ科の魚ですが、
鮭よりも早く大きく育つそうで採算性が良いとのこと。このニジマスを海水で養殖すると赤身になるそうです。
元は同じニジマスですが赤身の方を区別してサーモントラウト(トラウトサーモン)と呼ぶそうです。
ですから正確には「ニジマス弁当」とか「サーモントラウト弁当」と言わなければならないそうですが、
弁当屋さんとしてはお客に馴染みがない上に、ニジマスには寄生虫がいると誤解されているのでイメージが悪いとのこと。
ところで先日出された公的指針で「鮭」と表示して良いことで決着したようですが、こういうものは高級レストランの偽装と違って目くじらを立てるようなことではないと思います。


STAP細胞論文と小保方さん

2014-03-25 08:12:17 | 街を徘徊して


何故このようになってしまったのでしょうか、小保方さんだけが吊るし上げられてしまって。
学会での論文発表の場では若い人には嫌がらせとか意地悪質問が出るのは当たり前の感があって、
返答に困ると(相手は優越感を楽しむ?)共著の上位の方、学生なら指導教官が反論したり補足説明をされます。
しかしこの騒ぎに対しフォローどころか他の方々は保身に回ったような感じを受けます。
今回は世界で非常に注目を浴びる論文内容であったし、発表と同時に粗探しも始まることが分かっていた筈ですから、
また若い研究者ですから、ネイチャー誌発表前に共著の方々、研究所の方々の徹底した検証はされなかったのでしょうか。
発表後に論文成果内容を再現出来ないと言われ始めましたので、割と時間かけずに確認しようとすれば出来たのではないかと思います。
もしも未熟な部分があれば発表は止められこんな騒ぎにはなりませんでした。
それと悪乗りするマスコミも以前の博士論文まで入り込み、コピペの不正手段を使ったという印象を与えるような書き方をしていますがやり過ぎです。
大学院の博士課程の論文で「私はコピペは一切しない、総てオリジナルだ」と言える人がいったい何人いるのか、ゼロでしょう。
今回の騒ぎは変な方向に行ってしまって本当に残念でなりません。
一人の若い研究者を寄ってたかって潰してしまったような気がします。
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お茶の話しの続き

2014-03-20 08:13:17 | 街を徘徊して


銘茶を連想させる「宇治茶」は、確かに御用達のお茶として地位を築きましたが、
必要性から宇治地方で茶を栽培させたことが始まりで、それがそのまま献上茶となって行った歴史があります。
今は京都府・奈良県・滋賀県・滋賀県で生産されたお茶を京都府内で仕上げ加工すれば宇治茶としての証票がもらえます。
このようになった今では、茶葉を生産する農家としてはいくら良いお茶が出来たとしても独自ブランドを育てるのは不可能でしょう。
やはりここは宇治茶ブランドに乗って行くしかないと思います。
福岡には八女茶、佐賀には嬉野茶があり、その辺の宇治茶より旨いのではないかと思います。
実際に玉露の全国品評会では常に1位、2位の上位を占めています。
鹿児島にも有名な知覧茶がありますし、宮崎の神々の里、高千穂地方のお茶(五ヶ瀬茶)も美味しいと云われています。
しかし残念ながら、八女抹茶アイスと宇治抹茶アイスがあれば宇治抹茶の方を選んでしまうブランド力にはどうしても負けてしまいますが、地元のお茶を応援したいと思います。


宇治抹茶アイスのこと

2014-03-15 08:34:35 | 街を徘徊して


食品偽装問題で叩かれて、いろいろな間違い表記があったエビですが、今は単に「エビ」としか書かないそうです。(これはこれでどんなエビが使われるのか不安になりますが。)
他にも牛肉は「国産牛使用」、野菜も「国産野菜使用」とか無難な書き方になっているそうです。
そのような中、街を歩いていてやり玉に挙げられそうなものを見つけました。
「宇治抹茶アイス」。
抹茶を使うものはアイス、ソフトクリーム、ケーキと多岐に渡りますし常に人気がある商品です。
でもこのように「宇治抹茶」と表示してしまうと宇治産の抹茶しか使えないのでは。
しかし肝心の「宇治」地方ですが、都市化が進んでいて茶畑などありません。
「宇治茶」なるもの、どこで作っているのかと疑問が出てしまいます。
ところが日本のお茶の生産量は静岡茶と宇治茶でほとんどを占めています。
全国に出回る量をどこで生産しているのでしょうか。
そこで社団法人京都府茶業会議所で決めた「宇治茶」の定義が面白いです。
「宇治茶とは京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で、京都府内業者が府内で仕上げ加工したもの。宇治茶ブレンドは宇治茶を50%以上使用し、混ぜるお茶の産地は問わない。」
宇治とは丸反対方向の県境にある福知山市で加工しても宇治茶、日本海側の舞鶴市で加工しても宇治茶、これだったら宇治茶はどこでも作れますね。
これで解決。では宇治金時はどうでしょうか。
そうですね、やはり宇治抹茶入りシロップを使うべきでしょうね、それよりインゲン豆を使っていないので宇治抹茶入り餡かけかき氷とでもしておいた方が・・・近頃は世間がうるさいですからね。
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グリーン車の需要

2014-03-10 08:19:46 | 街を徘徊して


前回に続き新幹線の話し。
東海道・山陽新幹線は一般的に16両編成になっていますが、のぞみも、ひかりも、こだまも、その中の3両は必ずグリーン車となっています(全204席)。
全席は1323席ですから約15%がグリーン車です。
しかし各駅停車のこだまでグリーン車を利用する人は少ないと思いますが何故3両もあるのでしょうか?
それは車両自体がそのような構成になっているので変更ができないからでしょう。
古くなるに従いひかり、こだまとして順に利用して行くので。
因みに16両編成の新幹線の新車価格は36億4000万円だそうです。
ところで新大阪‐鹿児島中央間を8両編成で走っている瑞穂、さくらには1両の半分しかグリーン席がありません(全24席)。
九州新幹線のつばめ(6両編成)にはグリーン車はありません。九州ではグリーン車の需要は少ないようです。
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新幹線博多乗り入れから40年

2014-03-05 08:12:08 | 街を徘徊して


1975年3月10日、新幹線が初めて博多駅に乗り入れて約40年になります。
当時は「ひかり」が東京博多間1069Kmを6時間56分で結びました。
博多乗り入れの新幹線は、今は完全に引退して鉄道博物館入りになっていますが“だんご鼻の0系”新幹線でした。
その後新幹線は進化して、「のぞみ」の“N700系”が4時間50分で東京・博多間を結んでいます。
そしてその博多乗り入れから36年後、博多―鹿児島間に九州新幹線が2011年3月12日開業しました。
この時、先に開業している青森までの東北新幹線とで、日本南端の鹿児島から北端の青森まで日本列島を縦断する新幹線ルートが出来上がる予定でした。
しかし前日に起こったあの3.11大震災で東北新幹線は運行出来なくなり、本当に鹿児島―青森間がつながったのは4月29日でした。
鹿児島中央駅を朝7時に出発すると夕方5時過ぎに新青森駅に着きます。因みに費用は自由席利用で約4万円。
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