羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

二つのYou Tube映像とコミュニティー‘結・野口体操’

2010年05月03日 18時27分42秒 | Weblog
 奇しくも本日、野口体操でご縁ができた二人の方から、メールが届いた。
 そこに貼り付けられていた映像は、動きの原理と野口三千三ワールドへの理解を深める二つの映像であった。
 そこでTwitter@noguchitaisouに紹介した。

 一人は藝大出身の美術家で千葉大で教鞭をとっておられる。彼が見つけた「高性能二重振り子」映像は、関節が一つ増えただけで、カオス的振る舞いをする。その実証というわけ。これは以前、「カオスマン」という人型の科学おもちゃと共通するもの。

 もう一人はドイツ在住の女性で、音楽家(演奏家)の身体トラブルをどのようにケアできるかを、研究しておられる。アイスランド火山爆発で難儀をされたとき、自然の猛威に驚愕したことがキッカケで「地球を宇宙から、宇宙から地球を見る」映像を発見したと言う。
 私が、今、立っている地球。宇宙の中での居場所を見せてくれる映像だった。

 思い巡らせば、ここに一つの可能性が見えてきた。
 それは、ITを駆使して世界に点在するコミュニティー‘結・野口体操’の展開だ。
「ことばと動きでからだを耕すコミュニティー」の可能性だ。
 持続可能を考えると経済体であり、中間共同体としてのコミュニティーであればよりよいが、とりあえずは身体の価値観を探る人々の‘結び’を実現することを考えてみたい。
 因みに‘結(ゆい)’とは、古来、稲作における田植えなどで人々が共同して作業を行った結びつき集団、つまりコミュニティーのこと。
 
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