現在のバイクのフロントサスペンションは極一部を除いて、テレスコピック式のサスペンションが高度に性能向上を果たし、また標準化することによりコストも下がり、ステアリング メカニズムとほぼ一体化してシンプルな構成になっているが、ココに至るまで様々な方式が試されていた。
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tp://www.cybermotorcycle.com/gallery/oec/OEC_1930_Duplex_Steering.htmより転載して加筆
ジャイアンさんに探しだしていただいた画像によって判明いたしました。ありがとうございます。
この解説を見るまで、AB・A'B'のレバーの角度を変化させて舵角をつけるのかとも考えたが、それではものすごく複雑になってしまう。もっとシンプルに車軸と一緒に動くハンドルを動かせばAとA’を中心にBとB’が円運動をして、下の図のように車軸の角度が変わることが分かった。
Dはステアリングの仮想軸とも言うべきか、接地点Cとの距離のトレールはAA'とBB’の距離の差(AB・A'B'のレバーの角度)により変化するが、舵角によって移動することがどういったフィーリングをもたらすのか興味深い。
もう一つの疑問はサスペンションだったが、こうした図や実物をを見ないと分からないだろう。
スライディングピラーというのかリアサスのようにプランジャーというのか分からないが、金属コイルスプリングが車軸側のチューブに納められ常識的に作動するようだ。
A・B・A'・B'のポイントにはテーパーベアリングが使われ、繰舵力にも問題はないと思う。
車軸と車体側のチューブが各々2つずつあるのでDuplex Steering というのだろう。
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