マジック・キッチン（香港映画）サミー・チェン

マジック・キッチン
２００４年　香港
監督 リー・チーガイ
出演 サミー・チェン 　ジェリー・イェン 　アンディ・ラウ

母直伝のレシピで、レストランを経営するヨウ。
日本の料理番組の出演依頼を受けたヨウは、アシスタントのクーリーとともに、東京へ。そこで偶然にもヨウの元カ彼チュアンヨウと５年ぶりに再会する。元彼との復縁を考えるヨウだが、チュアンヨウはヨウの親友、フーウェイと付き合うことに。ヨウが子供の時母は離婚をしていた。そしてそれは呪いだと言われてきていた。実はヨウの家系は、代々女性シェフは、愛する男性とは決して結ばれないという、とんでもない宿命を背負っていた。
ヨウは元彼とはいつも不運な出来事にあっていたため別れた感じになっていた。
クーリーはヨウがすきだった。いつもヨウを支えていた。でもヨウは元彼がいまだに忘れられない。
ある日元彼と彼女に頼まれパーティーの料理を頼まれた。次の日参加した客が数人食中毒にかかったといわれる。ヨウは自分の料理の責任ではないと言う。
その後パーティーの前に食べたものが原因だと分かった。誤りに来た元彼と友達だったが謝る様子はない。
それを見ていたクーリーは怒るがヨウは何も言わない。そしてヨウが戻るとクーリーがケーキを作っていた。明日渡そうとしていた。次の日二人ーはケーキを持ってピクニック。
料理大会の参加を迷っていたヨウ。自分のレシピではなく母のレシピで作っていたため自身がなかった。でもクーリーに言われ出ることに。でもヨウが決めたことだった。
母のレシピは家族以外見せなかったがやっとクーリーも見てもいいと許可がでた。でも本当にヨウが自分を好きになってくれるまで見ないと決めた。
そして今まで元彼とは不運ばかりだったがクーリーといる時は何もない。
アシスタントの人がクーリーと同じ学校だった。クーリーの姓を言うとヨウは本名と違うことに気づき、父と母の違いだった。そして今までの呪いは一族の借りを返すことだった。
大会は引き分けだったが、ヨウはクーリーを本当に好きになれた事、今まで忘れていた、いつもたくさんの料理は父が帰ってくるための料理だったこと、最後の料理は質素だったが誰が来たのか思い出せなかったがそれは父だったこと。母の言い伝えの呪いは離婚の言い訳だったと思った。全てが思い出した。
元彼を忘れられたヨウはやっとクーリーと一緒になれた。

料理を通して自分を取り戻すヨウ。クーリーはそんなヨウをずっと見てきていた。
克服できてよかった。料理は愛情ということですね。