goo blog サービス終了のお知らせ 

音の世界

「ノリのいい音楽」をテーマに、CDやライブの感想を綴ります。

ソウル・サーチン:クインシージョーンズの巻@ライブ編

2011-02-05 03:28:11 | ソウル・ファンク

トーク編の続き】

いよいよライブが始まると、これがスンバらしい!
「リアルミュージシャン」による至福のひとときだ。

ジャズ、ソウル、ファンク・・言葉を替えれば
ノージャンルということだろう。恥ずかしながら
クインシーと知らずに聴いていた曲も多々あり、
器の大きさにあらためて尊敬の念をおぼえる。

ネット越しなのでライブ会場に迫力は及ばないが、
ヘッドホンを当てると音もクリアで申し分ない。
均整のとれたサウンドが左右から飛び込んでくる。

よほど腕ききのメンバーが揃っているのか、まるで
スタジオセッションをガラス越しに聴いているかのよう。
ライブの熱さとクールな職人芸を同時に味わえる。

音楽ディレクターのケイリブ・ジェームスさんは
温かみのあるMCで上手にホストをこなしつつ、
キーボードにソウルフルなボーカルにと大活躍。
木下航志さんの日本人離れした歌唱も度肝を抜く。
4名の女性コーラスのバランスも絶妙で華を添える。

特に世界3大名曲のひとつ「P.Y.T」が最高!
ベースが刻む極上のリズムとむせび泣くギター。
このギターがまたすんばらしく、インストなのに
歌が聴こえてくる。アクの強いマイケルのカバーは
どうしてもイマイチになりがちだが、彼のギターは
軽々とマイケルを超えてしまったかもしれない。

ほか「ロックウィズユー」「ゲットオンザフロアー」と
私的にこれ以上ないくらい最高のラインナップで、
たまらなくグルーヴィーな演奏を聴かせて頂いた。

ひみつの場所でヘッドホンをしたまま3時間半、
座ったまま踊りだしたりしつつ気づけば深夜。
今年に入り観に行った素晴らしいライブと同様に
Ustreamでの体験も忘れられないものとなった。
おそろしいほど太っ腹な企画に大感謝です!

※さらに太っ腹なことにアーカイブが観られます。

ライブ前半
http://www.ustream.tv/recorded/12429496

ライブ後半
http://www.ustream.tv/recorded/12430651

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソウル・サーチン:クインシ... | トップ | チャカ・カーン@ビルボード... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

ソウル・ファンク」カテゴリの最新記事