自分にとって初めての1st&2ndぶち抜き参戦。
セカンドが始まるまで結構間があくが、その間に
クールファンの方々とたくさんお話できて嬉しい。
そしていよいよ始まったセカンドステージは、バンドと
オーディエンスが一体化した素晴らしいものだった!
前回と同様、前半は80年代のポップロックを軸に
たたみかけるように華やかなヒットパレードが続く。
どこを切っても代表曲ばかりで、人気の高さも頷ける。
人気の秘密はやはり幅広い音楽性にあると思う。
ボーカルのラベルさんがカバーして素晴らしい喉を
聴かせてくれたオープニングのマイケル同様、
クールの音もけっしてR&B一辺倒ではない。
ファンクライブには珍しくタテノリで飛び跳ねたりと
いろんな楽しみ方ができるのも彼らの醍醐味だ。
とはいえドファンキーな曲も聴きたいなと思ったら、
メンバーが急きょお客さんのリクエストにお応えして
なんと「Funky Stuff」を演奏してくれたのだ。
まるで双子のように控えるベル兄弟のカッティングと
カーティスさんの超絶キーボードに脳髄が痺れる。
なんというファンクネス!オールドファンの皆様が
ずっと待ち望んでいたのはこのサウンドなのだろう。
彼らの魅力はエンターテイメント性にもあると思う。
若い頃の映像を見ると飛んだり跳ねたりと物凄い
動きをしながら演奏しているが、さすがに今は厳しい。
そこを若手のフロントメンバーがしっかりと補完し
カッコイイ振りをつけて見事なコーラスを聴かせ、
オリジナルメンバーを盛りたてているのがうるわしい。
バンドのライブスピリットは昔と変わらないと思うし、
だからこそ各国で沢山のお客さんが集まるのだろう。
そして最も感動したのがラストのセレブレーション。
単純明快、聴く人をハッピーにする定番ソングだが
今回は天井を指差したショーン君から啓示を受けた。
彼はこう言っているのだ、「アゲアゲで行きましょう」と。
そうですねショーン君、↑アゲアゲで行きましょう↑
ビルボ―ドの全員で一斉に飛び跳ねる至福のひととき。
祝祭をもたらしてくれたクール&ザ・ギャングに感謝!