音の世界

「ノリのいい音楽」をテーマに、CDやライブの感想を綴ります。

マイケル追悼の夕べ

2009-07-27 23:40:46 | マイケル

マイケル逝去から1ヵ月。

イベントや手形の展示、DVD常設上映会などで
全館あげてマイケル・ジャクソンを追悼、
ひそかに心の聖地となったタワーレコード渋谷店。

先日紙ジャケCDを買ったときに応募券を頂き、
当たったので出かけましたは追悼イベント。
地下は大きく立派なライブハウスになっており、
ドリンクまでサービスされる気前のよさ。

開会の挨拶のあと、マイケル唯一のライブDVD
「ライブ・イン・ブカレスト」をしばし鑑賞する。
一曲目の"JAM"で、鬼のパンツのマイケルが登場!

いや~、ルーマニアの皆さんは熱いですね!

神がかったマイケルのステージもさることながら、
お客さんの熱狂ぶりにも注目だ。巨大なアリーナが
興奮のるつぼと化し、泣く人わめく人失神者続出。
一曲目で倒れて運び出されるなんて、なんと勿体ない・・

彼に絶大な影響を受けたのは80年代で、
90年代以降のマイケルの記憶は薄れぎみだ。
でも、リハ映像などで新しめの曲を聴くにつけ
「とてもいい」としみじみ思うようになった。

"JAM"もそのひとつで、原曲はミキシングの問題か
「もっと声を」と言いたくなるほどボーカルが小さい。
でもライブではマイケルの声を前面に押し出しており、
メロディとビート本来のよさを存分に味わえる。

オープニングから数曲でDVDは中断し
ゲストのユーコ・スミダ・ジャクソンさんを迎える。
デンジャラスツアーで世界をまわったダンサーで、
日本人離れしたスタイルの可愛らしい方だ。
ご本人の出演した映像をバックに経験を語り、
プロフェッショナルの厳しさと楽しさを伝えて下さった。

しかも、ユーコさんはデンジャラスツアーだけでなく
"Black Or White"のPVにも出ているという。
モーフィング部分で踊りながらターンする、褐色の
アジアンビューティーが彼女だとは知らなかった。

ユーコさんのことは世界中の人が知っており
今後も何万何億と知る人が増え続けるわけで、
ダンサー冥利につきる仕事だろうなと思う。

最後は"Man In The Mirror"とMTVの映像で
追悼イベントはおしまい。司会の方、ユーコさん、
スタッフの皆様ありがとうございました。

物欲まみれのわが身を鏡に映して振りかえり、
今後もタワレコ渋谷でいろんなものを買います!
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オリオンビアフェスト2009@伊勢丹(続)

2009-07-27 00:11:36 | 沖縄

天気がよくなったので音楽とビール
ということでまたまた来ました伊勢丹屋上。

階下の大沖縄展で惣菜を買いこみ芝生で一献。
これも一種のソウルフードピクニックかな?

オリオンビアフェストに来るのは5年目、
今年も愉快なひとときでした。
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JAY@吉祥寺サムタイム

2009-07-26 04:17:12 | ソウル・ファンク
ネットで知った2枚のオリジナルアルバムに惚れこみ、
ライブに足を運ぶようになったシンガー・Jay Vergara。
ここからベーシスト・JINOこと日野賢二さんを知ったが
2人揃ったライブを観られず悔しい思いをしていた。
(→当時の嘆き節はコチラ

しかし今回、吉祥寺SOMETIMEで行われるライブは
七色のボーカル・JAYとファンクベーシスト・JINO、
キーボードのPENNY-KとドラムのJay Stixxという、
私がもっとも聴きたい組み合わせである。

初めて足を踏み入れた老舗のジャズバーはお客さんでいっぱい。
2ステージの合間をぬって行ったつもりが”演”たけなわで、
申し訳ないな~と思いつつも、まずは食べて飲む。

実力派の4名だけあって、各パートに聞かせどころが多く
誰に注目すべきか目移りするようなセッションだ。
渋くも伸びやかな、後光のさすJAYの歌声に
ベースが絡み、キーボードが華やかな旋律を奏でる。
JINOがちょっとハスキーで色っぽいボーカルを
意外にたくさん聴かせてくれるのも嬉しい。
特にベースを弾きながらのスキャットにしびれる。

そして驚きがドラム。Jay Stixxさんの代わりに
ドラムセットに座る若武者のようなお兄さんは誰?
宙にふわっと一瞬浮かぶようなファンクグルーヴ。
ジャズからラテンまで緩急自在。繊細で上品、
熱くもクールなリズムに耳が吸い込まれてゆく。

演目はジャズ寄りだが、R&Bのカバーも多い。
ただ、オリジナル曲をもっとやってほしかった。
カバーでもアレンジした間奏部分が一番よかったし、
オリジナルはカバーより数段すばらしいと思うから。

JAY&JINOのセッションはなかなかないが、
9月にも都内でライブがあるそうで楽しみだ。
このメンバーで新しいアルバムを作ってほしい、
と切に願っている。
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オリオンビアフェスト2009@伊勢丹

2009-07-23 22:47:05 | 沖縄

もろもろ用事が重なり、今年はパスかな?と
思っていたオリオンビアフェストだが、
なんだか今日はいけそうだ!

・・というわけで、急きょやってきました
新宿伊勢丹屋上。途中で雨もぱらつき
早めに切りあげようと思ったが、ライブ会場から
息の合った男声コーラスが流れて釘付けに。

「イクマあきら」さんというソロの方だが、ステージは
バックボーカルとギター兼ボーカル計3名のバンド編成。
なつかしめの洋楽やニューミュージック調のサウンドに
沖縄の合いの手を違和感なく盛りこんだ上品なポップス。
後で調べたところイクマさんはプロデューサーだそう。
どおりで、いい歌ばかりだ。

じゃんじゃか鳴らすエレアコやメロウなエレキもさることながら
何よりも息の合った力強いコーラスがとても美しい。
訴求力のあるトリオだなあ~と耳をかたむけていると
ラストは作詞家とダンサー4名をゲストにむかえ、
「ダイナミック琉球」というダイナミックな曲を披露された。

ラップ担当の平田さんは演劇畑の方らしく
発声や仕草ひとつひとつに見ごたえがあり、
音楽だけでなくパフォーマンスでも魅せてくれる。

会場はぐぐっと盛り上がりアンコールの声も続くが
残念ながら本日はお開き。「続きはCDで」という
MCのマスミ・ロドリゲスさんにのせられて、
すかさずCDを買って帰りました。

よい音楽に出会えて今年のビアフェストも充実です。
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ADLIB御大

2009-07-20 14:55:12 | マイケル

本屋を冷やかしに出向いて思い出した。
大事な雑誌を忘れていたではないか!

わが青春の音楽誌、アドリブ8月号。
案の定マイケルへの敬意に満ち満ちた
速報記事を書いてくださっており、
変わらぬスタンスに心温まる思い。

9月号で本格追悼とのことで、
bmr同様に期待しております!
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Memorial in JAPAN

2009-07-17 00:44:00 | マイケル

我ながらええかげんにせい!と自省しつつも
やまずとまらず自制のきかないマイケル本探し。

さいきん目につくのは講談社の追悼写真集ですが、
秘蔵というほどの秘蔵写真はないような・・

むしろ、来日時の「お買いもの」をフライデーした
写真週刊誌の記事を、”メモリアルインジャパン”
として巻末に集めているのが一番面白かった。

日本の繁華街に突如現れるマイケル御一行様を
バブル華やかなりし頃の浮かれた文体でスクープ!
こういう記事は罪がなくていいんじゃない?

マイケルの珍道中をもう見る機会がないかと思うと
かえすがえすも残念でなりません。
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BROTHERS JACKSON

2009-07-15 00:05:19 | マイケル

マイケル・ジャクソン関連本チェックに余念のない毎日ですが、
真っ先に確認すべきはブラックミュージックリビューでありましょう。
bmr8月号は訃報に差し替えが間に合わなかったとのことで
ロンドン公演に向けての復活記念企画が組まれています。

あえて男兄弟だけに絞った特集:"BROTHERS JACKSON"は
ジャクソンズの歴史をライター陣が対談形式で振り返るというもの。
プロデューサーや起用ミュージシャンの変遷に的を絞った内容は
専門誌らしいと思うけれど、もう少し曲自体を掘りさげてほしかったな。
でも、ジャクソンズの音が「黒い」と明言されているのは嬉しいし
次のページがリックジェイムス(モータウン特集)なのもグッド。

それにしても、マイケルのゴシップ報道に馴れすぎたせいか
「ちゃんとした音楽記事」なのに物足りなく感じてしまい反省。
今こそ音楽をきちんと聴かねば、と決意を新たにするのでした。
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極私的ロンドン公演トリビュート

2009-07-14 01:52:10 | マイケル
7月13日といえば忘れもせぬ
マイケル・ジャクソン幻のロンドン公演初日。

ロンドン公演に向けて猫山も大いにはりきり
どうしても外野から一枚かんでおきたい、と
頼まれもしないのに「ライブで歌ってほしい曲」
を勝手に投票。ロンドン子の妨げになるような
ことばかりしてきましたが(ゴメンチャイ)、
そんなイタズラも悲しい思い出となりました。

さて、いったい自分が何をセレクトしたのかと
あらためて理想のセットリストを見返すと・・

"Off The Wall"から8曲、"Thriller"から2曲、
"Bad"から1曲、"Destiny"から1曲。
究極の選択でしたが、いかんせん偏りすぎ?

本物のセットリストには何が入っていたのかな。
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チンドンさがしの夏

2009-07-12 22:29:34 | チンドン
ときは昭和31年。

佐藤浩市先生の「官僚たちの夏」をボヨヨンと見ていたら
街角のシーンにチンドン屋さんが!!

突然の登場に慌てふためいたものの
ビデオを録る間もなく、屋号はわからずじまい。
景気のいいクリスマスソングを流しておられましたが
さて、どなた達だったのでしょうか・・?

ともあれ、高度成長期が舞台の熱血ドラマに
今夏、もう一つの楽しみを見つけました。
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ロスへ行く代わりに

2009-07-09 01:04:46 | マイケル
昨夜もひき続きタワーレコード某店へ。

献花台に花をたむけメッセージを寄せた後は
またもやケンタッキーでチキンを買って帰宅。
MJ追悼式のストリーミング放送に集中する・・はずが、
アクセス殺到なのか途中で止まってしまう。

朝のワイドショーで見たライオネル・リッチーや
ブルック・シールズは四半世紀前にタイムスリップ
したかのようだが、いかんせん見られない。

代わりに、昨日友達に教えてもらったナイス動画・
ライオネルリチ夫を見てお茶を濁しました。
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ロスには行っておりませんが

2009-07-07 23:59:29 | マイケル
マイケル・ジャクソンさん逝去から10日。
インターネットにかじりつき、雑誌を軒並み買いあさり、
メディアに踊らされまくっている昨今(マイケルごめん)。

昨晩はケンタッキーフライドチキンでマイケルをしのび、
今宵は追悼イベントが行われるというタワレコへ行き
明日発売の紙ジャケCDはないかとフライング。

残念ながら紙ジャケはまだ売っておらず
追悼イベントにも参加できませんでしたが、
来日時の手形を拝み、特別写真集を予約し、
こんな怪しいDVDも買ってまいりました。

ロスには行けないけれど、極東の地から祈りを捧げます。
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