マイケル逝去から1ヵ月。
イベントや手形の展示、DVD常設上映会などで
全館あげてマイケル・ジャクソンを追悼、
ひそかに心の聖地となったタワーレコード渋谷店。
先日紙ジャケCDを買ったときに応募券を頂き、
当たったので出かけましたは追悼イベント。
地下は大きく立派なライブハウスになっており、
ドリンクまでサービスされる気前のよさ。
開会の挨拶のあと、マイケル唯一のライブDVD
「ライブ・イン・ブカレスト」をしばし鑑賞する。
一曲目の"JAM"で、鬼のパンツのマイケルが登場!
いや~、ルーマニアの皆さんは熱いですね!
神がかったマイケルのステージもさることながら、
お客さんの熱狂ぶりにも注目だ。巨大なアリーナが
興奮のるつぼと化し、泣く人わめく人失神者続出。
一曲目で倒れて運び出されるなんて、なんと勿体ない・・
彼に絶大な影響を受けたのは80年代で、
90年代以降のマイケルの記憶は薄れぎみだ。
でも、リハ映像などで新しめの曲を聴くにつけ
「とてもいい」としみじみ思うようになった。
"JAM"もそのひとつで、原曲はミキシングの問題か
「もっと声を」と言いたくなるほどボーカルが小さい。
でもライブではマイケルの声を前面に押し出しており、
メロディとビート本来のよさを存分に味わえる。
オープニングから数曲でDVDは中断し
ゲストのユーコ・スミダ・ジャクソンさんを迎える。
デンジャラスツアーで世界をまわったダンサーで、
日本人離れしたスタイルの可愛らしい方だ。
ご本人の出演した映像をバックに経験を語り、
プロフェッショナルの厳しさと楽しさを伝えて下さった。
しかも、ユーコさんはデンジャラスツアーだけでなく
"Black Or White"のPVにも出ているという。
モーフィング部分で踊りながらターンする、褐色の
アジアンビューティーが彼女だとは知らなかった。
ユーコさんのことは世界中の人が知っており
今後も何万何億と知る人が増え続けるわけで、
ダンサー冥利につきる仕事だろうなと思う。
最後は"Man In The Mirror"とMTVの映像で
追悼イベントはおしまい。司会の方、ユーコさん、
スタッフの皆様ありがとうございました。
物欲まみれのわが身を鏡に映して振りかえり、
今後もタワレコ渋谷でいろんなものを買います!