偉大なるひとり紅白

【昨日の続き？】

さて、朝ズームインを流し見していて
ハタとＴＶに釘づけになる。

なんとサザンの桑田さんが「ひとり紅白」と銘打って
ジュディ・オングになり大きく羽ばたくわ
内山田洋とクールファイブになりきるわで
昭和の名曲を歌いまくっているではないか！
しかも、コーラスも全員モノマネで演じて
バックスクリーンに映すという、すさまじい芸の細かさ。

うっわー、なんというエンターテイメント魂！

これはエイズ啓発コンサートの一環で行われ、
３時間以上かけて６１曲（！）を歌いきったらしい。
（セットリストはコチラ。見るだけでくらくらします）

けっして熱狂的なファンではないけれど、
それでも好きな歌がいくつもあるサザン。
幅広い世代に、そしてどんなジャンルのリスナーにも
訴求するであろうサザンオールスターズは
個人的に日本を代表するバンドだと思っている。

ロック、歌謡曲、ジャズ、ディスコにＲ＆Ｂ・・
きわめつけに謎の歌詞（←すみません、称賛してます）。
いくつもの要素を桑田色に染めあげた楽曲の数々は
他の誰にも真似できるものではないと思う。

ということでこの貴重な映像、ＤＶＤ化して頂けませんか？
ライブの全貌が見たい方は非常に多いと思います。
ぜひともよろしくお願いいたします。

SUPER SHINE

ＬＵＸシャンプーのＣＭでおなじみのEXILEの新曲"SUPER SHINE"。
先日ズームインでチラリと流れた全員のラインダンスに目を奪われた。

ディスコ好きの耳をくすぐるキラキラサウンドに一目ぼれするも
ＤＶＤは本日発売のエグザイルのベスト盤にしか入っていないという。
ああ、新曲発表が待ちきれない。あと３週間もある！

パソコンが手元にないのにＰＶを探しまくるが灯台もと暗し、
ＰＶの一部を見せてくれるというEXILE MOBILEを見つけ
ケータイのちっちゃな画面で映像を拝むこと３週間（パケ代が怖いぞ）、
ようやく全面解禁された"SUPER SHINE"はやはり素晴らしい！
（→動画はGyaOで観られます）

ＴＶで生ライブも何度か観たけれど、"SUPER SHINE"という曲は
生で聴くより、作り込まれたＰＶとＣＤでこそ真価を発揮するように思う。
輝く光の中で踊るダンサー達と、クールなボーカル２名のコラボレーション。

「近未来世界」というよりむしろ８０年代を思わせる懐かしいステップに
美しいＴＡＫＡＨＩＲＯ王子（←ここ大事）の爽やかな歌声。
（しかし生歌のときは直立不動・・一緒に踊って欲しかったな）

今までのエグザイルとテイストが違うけど、この路線に期待。
この夏一番のテーマソングとなりましょう

少年Ｂ

話は飛んでボサノバ（？）へ。
友人から１３０Ｒの板尾創路がＣＤを出したことを聞いた。
しかもかのテイ・トウワがプロデュースし、
板尾のボーカルを近田春夫さんが絶賛したらしい。

テイ・トウワといえば今田耕司のKOJI1200で素晴らしい
サウンドを聞かせてくれたし、これは期待できる！
思いきってそのＣＤ「少年Ｂ」を買ってみたところ
・・見事にハマりました（笑）癖になる音楽です。

テイトウワさんお得意のメロウなテクノボッサを基調に
板尾作の怪しい歌詞とダルそうな低音のボーカルが炸裂！
曲が凄くいいのに歌が毒気たっぷりなのが面白い・・
というか、面白がっていいのだろうか。

ＣＤには歌詞違いのバージョンが３パターン
収められており、どれもがキワドイ味付けだ。
すっとぼけた台詞に思わず吹き出しながらも、
「これ大丈夫ですか？」と声をかけたくなる
あやうさに満ちている。

セットのＤＶＤ映像がこれまたシュールで、
曲のアブナイ世界を見事にイメージ化している。
こちらで視聴できますので、気になる方はぜひどうぞ。

FISH & PEACE

以前、マグロ番組のＢＧＭに使われ私の耳を釘付けにした
フィッシュロックバンド・漁港の最新作「FISH & PEACE」。
現役の魚屋さんによる、魚への愛あふれる１２曲を収録。
RUN DMCに影響を受けて音楽を始めたそうですが、内容は
ロックありテクノあり歌謡ありおさかな天国ありのミクスチャー。
（→試聴できます）

特に気に入ったのがオープニングを飾る
掛け合いラップ「鯰(なまず) 日本列島大震災20xx年 」。
一度聴いたら忘れられない、単純明快で破壊的なリリック！
ぜひ生でラップパフォーマンスを見たいものです。

鮪を解体しふるまってくれるという漁（ライブ）に興味津々・・

謹賀新年

スマスマ元旦スペシャル。
マッチ×少年隊×SMAPのメドレーがナイスでした。
ということで、新春一曲目はSMAPの名曲「がんばりましょう」。
作曲者の庄野賢一さんには、是非また
こんなダンサブル路線の曲を手掛けてほしいものです。

よいお年を・・

キムタク主演のヒコーキドラマ、"GOOD LUCK"。
再放送が始まると、ついついずっと見てしまいます。
ありえない設定がテンコ盛りながら、それでも
とてもよくできた職業ドラマだと改めて思います。

印象に残るのはやはり主題歌、
山下達郎さんの"RIDE ON TIME"。

ドラマの最後に"RIDE ON TIME"が始まると、
テレビの画面に映る青空の眩しさに
視界がふぁ～っと開けたような気分になり、
一緒に空を飛んで旅に出たくなります。
何回聴いても、何十回聴いても「よい歌」だと思います。

****

ブログを始めて１年、お読み頂いた皆様
そしてコメントをお寄せくださった皆様、
本当にありがとうございました。
来年もぼちぼち更新しますので、
どうかよろしくお願い致します。

それでは、よいお年を・・

m.c.A・T復活！

m.c.A・Tが来年１月に久々の新曲を出すそうです。
ゴキゲンな一曲で日本を明るくして下さい！

写真は富樫明生が全面プロデュースした
DA PUMPのデビューアルバム、"EXPRESSION"。
m.c.A・T作詞・富樫明生作曲（笑）の
名曲がぎっしり詰まった愛聴盤です。
一茶の伸びやかなボーカルも聴きどころ。（→試聴はコチラ）
DA PUMPアンドm.c.A・Tはナイスな組み合わせでしたが、
ご本人の表舞台への登場も嬉しいニュースです。

甦るガンダーラ

Around The World MONKEY MAJIK, Maynard, Blaise, tax エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 詳細を見る

「西遊記」を放映すると聞いて、過度な期待は禁物と思いながらも
楽しみにしていた主題歌。ドラマの内容はまあ・・ともかくとして、
（香取くんの猿はハマリ役だったと思いますが）
予想をはるかに上回る奇跡のような一曲にビックリ！

オーディオで聴くとベースラインがはっきり聴こえて、
モノラルのＴＶで聴いていた時と曲の印象が大分違うことや、
曲の終盤がいい感じにグーッと盛り上がっていくのは
シングルを聴いての新たなる発見です。

何、ウィアーザワー♪に似ている？　気にしない気にしない（笑）
曲の世界が独特なので、全く気にならなくなります。
かの名曲「ガンダーラ」が熟成されて現代に甦ったようだ、とは家人の言。
ちょっと褒めすぎか？とは思うものの、モンキーマジック、ガンダーラに続く
「西遊記名曲三部作」に勝手に認定致しました。

TOKYO通信

TOKYO通信~Urbs Communication~ SOUL’d OUT, Diggy-MO’, Bro.Hi, Shinnosuke 詳細を見る

邦楽に疎くなってしまった昨今、
知らぬ間にすごいシングルが出ていたのですね！
SOUL'dOUTのTOKYO通信。

80年代ダンスポップ好きの人にとっては、たまらない一曲。
相変わらず、何を言っているのかさっぱり分からない超早口ラップ！
サビでさえ聞き取れない。せめてサビくらい歌いたい、でも歌えない。
なのに、どうしても一緒に歌いたくなるキャッチーさ。
このジレンマ、それがSOUL'dOUT!

昨年ライブを拝見しましたが、生でもあのまんま、
とんでもない早口で畳みかける！いったいどうやって
歌詞を覚えているのか、本当に不思議でした。

すごいよDiggy-MO'・・

SOULHEAD

Naked(初回生産限定盤)(DVD付)

北海道出身の姉妹デュオ、SOULHEADのサードアルバム。
倖田來未と組んだ「XXX Feat.Kumi Koda」での
ボコーダーみたいな声にやられて、買ってしまいました。

初回限定盤のDVDに入っている
「SPARKLE☆TRAIN」のPVがよかった。
昔の上海をイメージした駅舎を舞台に
「上海発新型特急」を待つ人々。
セピア色の映像が幻想的で、曲によく合っている。

コーラスが自由自在で上手いこと！
本人達が全部作曲しているらしい。すごい才能だ・・
音が全般的に多重録音っぽいというか、
常にショワーンと広がって、キラキラしており、
それがボーカルの声質にぴたりとハマっている。

もちろん、「今風」を目指した音作りなのだろうが、
SOULHEADの音楽には、昔のディスコサウンドの影響を強く感じる。
サビがはっきりしていて聴きやすい。

どの曲もえらくいいのだが、うーん・・
あまりにも出来すぎていて、
全て「どこかで聴いた曲」のような気がするのは
果たして気のせいでしょうか！？

とはいえ、音はとても好みなので、
以前のアルバムも聴いてみたくなった。

鮪のうた

テレビ東京「巨大マグロに挑む男達（再）」

たまたまテレビをつけたら、マグロ漁船のドキュメントをやっている。
津軽海峡の一本釣りや、松前の延縄漁など、海の男達の命がけの仕事場に
密着取材していて、見ごたえがあった。

うーん面白かった！余韻にひたっていると番組のエンディングが流れ、
私の耳がぴーんとたってしまった。

一世風靡ばりのアンちゃん達の声が、ヨイヤサ調のリズムに乗って
「まぐろまぐろまぐろ♪赤身大トロ中トロ・・」と唸っている。

な、なんだこの歌は！マグロの歌か？
気になって仕方ないので、「マグロ」と「大トロ中トロ」のみを頼りに
ネットを徘徊すること30分、ついに歌の正体をつきとめた。

その名も「漁港」、歌うは「鮪　マグロ節」。公式サイトも発見。

なにがすごいって、この人たち本物の漁師さん、ですか！？
プロフィールをみると、
「船長が航海中にラジオから流れるRUN-DMCを聴いて衝撃を受け、
　漁業組合を退職」と書いてある。
彼らの音楽は魚とロックの融合、「フィッシュロック」というそうだ。
漁（ライブ）では、マグロの解体ショーもあり、お客さんに配るらしい
・・凄いなあ。

アマゾンでCDも発見したので、マストバイ。

Around The World

月９の西遊記がはじまった。
ドラマの中身も猿、もとい、さることながら、
最も楽しみだったのが主題歌。

果たして、モンキーマジックを超えるのか？
超えるのは難しいにしても、
「空にまだ龍が飛んでいた時代」を描く西遊記にふさわしい、
怪しげでワンダーな曲であって欲しいと切に願っていた。

結果は、・・かなりイイ線いってます！！
曲調は「まんまゴダイゴ」だが、それがいい。
歌っているのはMonkey Majik。
なんだそれ？しかもドイツ語？

どうやら、カナダ人が日本語で歌うロックバンドらしい。
公式サイトもあり、かの主題歌はなかったものの、他の曲が試聴できた。
ボーカルがソウルフルで「ええ声」です。シングルの発売が楽しみです。

余談だが、「西遊記」のような歴史物は、やはり8ミリで観たい。
VTRではキレイ過ぎて興ざめだ。今からでも遅くない、
8ミリ風に「リマスタリング」してくれないかなあ・・