ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

捨て猫、でかおのはなし

2020-10-09 22:55:00 | にゃんこ本棚
2018/5/19の記事を再投稿。

猫活動をしていて行き詰まった時、繰り返し手に取る絵本です。

小さなお子さんから高齢者にも、是非ぜひ読んで頂きたいと思います😊



「明日もいっしょにおきようね」
絵/竹脇麻衣 文/穴澤賢 発行/草思社


2009年、岐阜県内の保健所であった不思議な実話。
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わけもわからず捨てられた、でかお。
注射を二回も打たれた、でかお。
それでも生きていた、でかお。

そして、でかおは、
ステキな人と出会いました。
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奇跡を起こした主人公は、顔がでかいから、でかお。
帯に写真があります...イメージ通り。

猫って、一途に私たち人間へ教えてくれます。
精一杯、生きるってことを‼



ただ今、絶賛幸せ探し中のでかお...じゃないチャパツくん。
おっと、待ちくたびれて拗ねすねモードですね。

子猫祭りシーズン突入なのでね💦
でもチャパツくん、こー見えて脳内は子猫そのものデス👍



違いのわかる通好みの紳士淑女の皆さーん!
🐾 ペットのおうち 🐾からお申し込みを
両手広げ受け付けております😸

🌷その後のチャパツくん🌷
とにかくBig!
見た目だけではなく、体重7kg以上あり筋肉質。
ガツガツ食べる子ではないのですが。
心優しく寄り添ってくれるのですが。

ご縁に恵まれません。
現在は募集という形ではなく、スカウト方式でお声がけさせて頂いています💗

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しっぽの声5/動物福祉の視点

2019-10-03 22:40:42 | にゃんこ本棚


今回のテーマは、人間の無知とエゴが招く動物たちの窮地。
帯に「動物愛護はブームですか?」とあります。

この問いかけの真意は、裏面に小さく書かれた「動物の幸せを考えること。流行じゃなく“当たり前の日常”にするために」ではないでしょうか。

表からは見えにくい動物問題が、リアルに描かれていますから、ショッキングな場面に心を奪われます。

でも実は「しっぽの声」全編を通して、動物福祉の観点から問題提起されています。

是非、何度めかに目を通す時には、動物福祉のエッセンスに留意し、感じ取って頂ければと思います。



5巻に収録されているストーリーから、胸に響いた言葉をピックアップ🌸
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🔴300gのチワワ
~商品価値を高めたい飼い主からエサを制限された極小チワワ~

それは人間が勝手に決めた基準です。
大きくても小さくても価値のない命なんてありません!
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🔴エサになる命
~ペットの生き餌となる命、その違いは?~

エサでもペットでもなく…命は命なんだ!
どちらも最後の日まで、命として大切に育てればいい。
命として、尊厳を守ればいい…
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🔴とらわれの鉄柵
~本来の生態を無視した環境で展示される鳥カフェ~

奴隷の虐待と同じですね。
罪もない人たちを鎖につないで、自由を奪って…。

21世紀になっても、動物たちは まだ人間の奴隷のままということか!
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🔴ブームの後
~40年前にブームになったアライグマが都市で大繁殖~

北米の森で平和に暮らしていたのに、巣を壊され親を殺されて誘拐され、飽きたら捨てられて、邪魔者として駆除されて…。

すべての動物が絶滅するまで、人間は反省しないのかしら…!?
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「可愛いがる」「愛する」は、人間の勝手な価値観。
「尊くて美しい」と命に向き合うのが動物福祉の世界。

自分の“ものさし”を変えるのではなく、取っ払うことが求められます。
だから、シンプルなのに難しい。

動物福祉の核は、地球上に住む命あるものの尊厳を守る。
ペットショップは売買がいけないのではなく、そのバックヤードや流通過程で、命が商品として使い捨てられているのが差し障るのです。

「生きとし生けるものが、命であることを忘れてはならない」
そう考えるチャンスを与えてくれた一冊です。

~関連記事~
しっぽの声/杉本彩×獣医ドリトル
しっぽの声2/ペットの命その意味
しっぽの声3/殺処分0理想と現実
しっぽの声4/動物福祉と安楽死
しっぽの声4/厳罰化の必要性

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キサスキサス純烈スキサ

2019-07-08 21:45:02 | にゃんこ本棚


スーパー銭湯アイドル『純烈』のリードボーカル 白川裕二郎さんのTwitterから。
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白川裕二郎@junretsu_yujiro

野良猫が我が家に毎日来るようになった。
可愛いけどうちではすでに飼ってるから飼えない…。
なんとか去勢手術でもしてあげたいのです。
横浜市で捕獲器を無料で貸してくれる所はあるのかな…。
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有名人が、野良猫に去勢手術をしたいと発信、有り難い。
白川さん、プロフィールには“ 猫は心の支え ”とあります♡

芸能人の殺処分寸前の命を保護した私って優しいでしょ?アピールは、もーお腹いっぱい。
基本の不妊去勢手術に、裕二郎さんを見習って(贔屓目線)アプローチして欲しい。


※ MV集 デビュー曲「涙の銀座線」は必見
バリバリ空撮 かっこいいヒーロー登場デス!

もれなくメンバー不祥事脱退後?から、ファンやってます。
私の歌謡史は、聖子ちゃん明菜ちゃんピンクレディーあたりで止まっていまして。
まさか自分が、ムード歌謡にハマるとは思ってもいませんでした。

馴れ初めは YouTube。
オススメにあった『プロポーズ』を聴いたら、昭和のノリが気に入り&白川さんが どストライク。

毎日深夜まで動画を見まくりました。
そうしたら、リーダーがガオレンジャーで、裕二郎さんがハリケンジャーだったと知り(気がつかなかった…)、夜中にスマホに向かって「ギャー!」ですよ。

戦隊シリーズは、息子と一緒に通して見ていたし、番組終了後もドラマに出ていたら「ブラックだ!」「兄者だ!」って応援してたもん。
何十年ぶりかで、好きだった人に偶然再会した感じ。

最近は、テレビで純烈を見ること多くなりました。
ですが、YouTube には、キャバレーやレコード店やら、雑誌の編集部でとか、ボートレース場でも歌って踊っている様子がUPされています。

苦労の足跡なのでしょう。
でも、いつでも どこでも変わらないなという印象。
“ 景色が変化しても純烈のままでいる ”…これが彼らの最大の武器で魅力なのかもしれません。
なんて、にわかがサーセン。

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しっぽの声4/動物福祉と安楽死

2019-03-29 22:30:27 | にゃんこ本棚


ネタバレ満載、ご承知おき下さい。

引き取り屋
安楽死
ウサギ小屋
殺処分ゼロの例外
保護猫詐欺
里親詐欺


今巻は詰め込み過ぎの印象かな。
動物愛護に興味があるからと手に取られた方には、ちょいヘビーかも。

でも現実です。
そして私たち人間が起こしていること。

でも未来はある。
山積みの問題を解決するためには「蛇口を閉める」という答えが出ています。


『しっぽの声4巻』をテキストとし「安楽死の是非」について考えてみます。



無理な交配の結果、治らぬ関節炎に苦しむスコティッシュ。

悪徳ブリーダー→殺処分ゼロシェルター→引き取り屋と動物シェルター所長の天原はスコティッシュを追っていきます。
安楽死させるためのレスキューなのです。

獣医師の獅子神は「助ける=生かす」という考えから安楽死には反対の立場。

しかし、延命治療を受けられず、痛みで動くことも食べることも出来ない状態を目の当たりした獅子神は決断をします。

『僕がやっていたことは、引き取り屋と同じだ。
命の責任をとることから逃げ、ただ生かすだけ...彼らの悲鳴に耳をかたむけず、苦しめてしまった...』




安楽死処置をするためには、所有者であるブリーダーの許可、もしくは所有権放棄をして貰わなければなりません。
一刻を争う生死の狭間でも「所有権」は絶対です。

だから、ペットを救うためには、まず飼い主である人間と対話をしなければなりません。

果たして、天原と獅子神はどのように対処したのか?

紫友会を盲目的にヨイショしてしまった方々には、読んで頂きたいと思います。
正しい知識へと更新をして下さい。
🔴ペットの所有権について

スコティッシュを痛みや苦しみから解放させた獅子神の顔は明るく輝いています。
ようやく解き放され自由になれた安らかな寝顔を撫でながら。



いつも思うのです。
私たち人間は、動物たちの苦しみや悲しみに鈍感だなって。

老犬のケアに困窮し蹴り上げた飼い主を集団リンチするくせに、生き地獄さながらのピースワンコ収容施設で喘ぐ3,000もの命には「殺処分よりマシ」としています。

では、動物たちが より快適に暮らせるためには どうしたらよいのでしょう。
もっと「動物福祉」について知って欲しいなと思います。
🔴動物が求める「5つの自由」

「動物愛護」は人間が主体で、私たちが動物を いかに扱うか、どのように愛するか です。
対して「動物福祉」は、動物からの視点で、幸せに生きているか?整った環境でストレスなく過ごしているか?となります。



『殺処分ゼロの例外』では、殺戮兵器教育を受けた凶暴な犬について描かれています。

この子にとって、人間は怒りの対象でしかありません。
おそらく、ケージに閉じ込められ社会を拒絶したまま、生きていかなければなりません。

これは「譲渡不可能な動物」で「処分せざるを得ない命」です。

この命を生みだしたのは私たち人間。
犬自らの意思で希望したワケではないのです。
ゆえに人が責任を負い、苦痛や恐怖から解放しなければなりません。

動物福祉から見つめると「殺処分ゼロ」は、動物たちへ酷いことを強いているのではないかと感じます。


~関連記事~
🔴しっぽの声/獣医ドリトル ✕ 杉本彩
🔴しっぽの声2/ペットの命その意味
🔴しっぽの声3/殺処分0の理想と現実

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キミが教えてくれたこと

2019-02-13 22:00:39 | にゃんこ本棚


楽天のショップ『アムリット動物長生き研究所』で購入できる本です。
作者は代表取締役さん。

ココを定期的に利用しているため、なんとなくポチッたのですが…感動で大号泣。

ひとりっ子だった作者のたったひとりの兄弟「ハマちゃん」との18年間の思い出。

特にドラマチックな出来事があるワケではなく...どこにでもある、よくある話なのです。

その分、ストレートにハマちゃんへの感謝の気持ちが伝わりました。





↓ コチラに あらすじ動画があります♪
アセラBOOKS ¥856

犬や猫は、その短い生涯で いろんなことを教えてくれます。

無償の愛や命の大切さだったり、優しい気持ちも...そして看取ってから湧き上がり続ける「ありがとう」の想い (´˘`*)♡

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