さて、HPのプロフィール欄にも書いてありますが、
実は一年前からまた、バレエのレッスンを再開してました。
何度かブログで書こうと思ったのですが、機会を逃してまして。
それに、やってるうちに入らないほどの回数しかやってないし・・・
そもそも、もう二度と自分でやることはないと思っていたバレエをなぜ再開したかと申しますと、
覚えていらっしゃる方がいるかどうかですが、
ちょうど約一年前、私が町の公民館講座でやっている 「アクアビクス」 を、役員終了を機にやめて、
4月からは別のことをしようと思っている、と書いた、ソレです。
といっても、最初からバレエをやろうと思っていたわけでは 全然なくて
ほんとのことを言うと、 筋トレを始めようと思っていた のだ。
理由はいろいろあって、
まず、4年間週一で1時間のアクアビクスに通ってみて、半年後くらいからはアクアの後に15分だけ泳いでいたが (なぜ15分かというと、ホントはもっとやりたかったのだが、1時半からの仕事に行くのにアクア終了後だと時間的に15分が限界だったから。プール使用料はアクア講座代金とは別にかかるので、両方とも町のだからすごく安いのだけど、同じ日に済ませたかった)
間に例の 『 4か月満腹ダイエットもどき ← 途中から自己流 』 をやったときは、無理なダイエットをしたためさすがに10キロ近く減ったけど (無理なやり方をしたので、その後少しずつ戻って約2年間で完全にリバウンドしてしまったけど)、
それは決して アクアビクス + 水泳 のお陰ではないので、
始めたころは、病気回復後に少しでも健康になりたくてやったことなので、それなりに楽しかったし、当時の私にはそれが精いっぱいだったので、意味はあったのだが、
4年やってみて、体力がつくとか痩せるとかの効果は、この講座にはないな、とわかったので、
もっと効果が上がるものをやりたかった ということ。
痩せたいというだけでなく、体力をつけたいなぁー と思うようになったのも、
自分、最近掃除とかちょっと動いてもものすごく疲れるし、酒屋なのでビール1ケースとかお酒とか重いものを持つのが以前よりしんどいと感じるようになったのだが、
それは 太ったせいだ とずっと思っていた。
でも、もしかしたら、自分は気持ち的にまだまだ若いつもりでいたけど、
50を過ぎて、年取ったから疲れるのではないか?
そういえば泊りがけで出かけると、翌日は死んでる。
ブログでちょっとリキいれたものを全身全霊で書き上げると、死ぬほどぐったりする。
これではなかなか、仕事 (書くだけではなく家事とか日常生活の仕事全般を指す) に差し障りが起きる。
自分で言うのもなんであるが結構忙しい日々を送っているので、一日が48時間とは言わなくても、せめて30時間くらいあったら、今よりもっと仕事ができるのに、といつも思っている。
活動時間をもっと増やそうと思った時に真っ先に浮かぶのは 「睡眠時間を減らす」 ことである。
だが、人間、「寝ないでいることは不可能」 である。
(睡眠不足になると、帳尻を合わすために必ずどこかでうたたねをしている=睡眠を減らしてもそんなに差はない。)
だが、ちゃんと鍛えれば、「疲れない体」 というのは作れる のではないか。
疲れない体を持っていれば、きっと今の2倍の仕事ができるに違いない。
限られた時間の中で今の2倍仕事ができたら、こんないいことはない。
ちょうど 同じころ、今年の4月で御年60歳になられる尊敬するアーティスト・高見沢俊彦氏が、
50歳を過ぎてステージで疲れを感じるようになったことから筋トレを始めたところ、
元々若々しい方ではあるのですが、
・ステージで疲れにくくなった(アルフィーは毎年春と秋に3か月ずつ全国ツアーを行い、年間で60~70公演以上をこなしている驚異のライブバンドである)
・声が出やすくなった
・筋トレをやっていなかった20年前よりも、今の方がもっと若く、ずっと元気なような気がする
とおっしゃっていたのです。
同じようなことを、TV『新・堂本兄弟』 で
現在35歳の堂本光一君も 「俺、20代のころより全然元気だよ 」 と言ったり、
(毎年、体を張った舞台 『 SHOCK 』(ショック) を座長としてロングランで上演するためにハンパなく鍛えているので)
スケートの高橋大輔選手(28歳) も、
「20代初めのころより、後半の今の方がもっと元気な気がする。」 といっていたので、
(年齢を重ねた分体をいっそう鍛えるようになったから)
疲れない体を作るためには筋トレだっ と思ったのです。
とはいえ、なんとなく 「筋トレ」= 地味、地道、きつそう というイメージがあるので、
やっぱり同じ体を動かすのでも、どちらかというともともと好きなダンス系のものの方が楽しそうだな、 というのはあった。
20代のころは、半分は必要に迫られてではあったがバレエのほかにジャズダンスも習っていたし、
Kに戻ってからは、公民館講座のエアロビクスを7年間やっていた。
( バレエやジャズは振りが覚えられなくて落ちこぼれであったが、 エアロビはそんなに難しい振りではなかったのでついていけないこともなく、ストレスも発散でき一番楽しかった。出来ればずっとやっていたかったのだが、会員減少による財政難で閉会を余儀なくされたため、泣く泣く辞めざるを得なかったのである。 )
何度も言うが、Kはものすごい田舎なので、スポーツジムとかダンススタジオとかそういうところが皆無である。
だから、何かをやりたいと思ったら、町の公民館講座やスポーツサークルなどを探すしかないのだが、そうなると、できるものは限られてくるし、自分のやりたいものがない場合もある。
筋トレだとかダンスだとかをもしやろうと思ったら、松本や塩尻、伊那などへ行くしかないのだ。
かつてまだ30~40代のころであったが、自分のやりたかったバレエの教室がKにはなかったことから、松本の教室 (講座) に通ったことが2度ほどあった。
だが、ただでさえ体を動かして疲れるのに、片道1時間半くらいかかる松本に運転して通うのは疲れすぎてしまってちょっと無理だと思った。(当時よりも年取ったし。)
だが、たまたま当時は開通していなかった伊那へ抜ける道が開通し、片道4、~50分くらいしかかからず、しかも国道○号よりも道路事情による運転のストレスも少ないとわかったので、伊那だったら、まだ通えるのではないか。
地元でやりたいことができないのだから、こうなったら少しがんばって伊那へ出るしかない、
と思いなおし、伊那のスポーツクラブをいくつか探してみた。
しかし伊那も、もちろんKよりは全然大きな市なのだが松本と比べたらそんなに大きな都市ではないため (失礼)、 ネットで探したところスポーツクラブのようなところは5つくらいしかなく、
そのうち一つは電話してみたら閉鎖されていたり、移転して所在がよくわからなかったりで、これは、というところは2つしかなかった。
その二つのうち、1つはちゃんとしたスポーツ・クラブで、週間のスケジュール表を送ってもらったところ色んな講座があり、プールやジムも併設されていたし、エアロビクスやフィットネス空手など、面白そうな講座もあったので、興味は引いた。
もうひとつ、会社が個人でやっているカルチャーセンター (のちに聞いたところによると元々は伊那の社会事業センターだったところを閉館に伴いその会社が買い取ったものらしい) という珍しいところがあって、
そこのスケジュール表を送ってもらったところ、なんと、 「午前中の大人バレエ」 という講座があったのだ。(午後からは毎日店に行かなくてはならないので、自分の場合、何か習い事をするのでも午前中に限られるため)
しかも、そのカルチャーセンターにも、できたばかりのジムが併設されていて、一回500円で使用できるというではないか。
午前中にできるバレエの講座があってジムもある (注:普通のバレエ教室でジムがあるところはまずない)
これは、まるで自分のためにあるようなカルチャーセンター(講座)ではないか。
とはいえ、事情があって辞めたので、もう二度とバレエをやることはないと思っていたので、ためらいがなかったわけではなかった。
少し迷ったのだが、せっかくうまい具合にできてる講座があるのだから、体験だけでもしてみよう と思い、
確か昨年の3月末頃だったと思うが、バレエの講座の無料体験ができないか電話してみたところ、隔週くらいであるバレエの講座が数日後にあるというので、しかも同じその日はジムのトレーナーの先生が別の講座のために来るので、1時間2000円だが、頼んでついてもらうことができる、というではないか。
かねてよりどうせジムをやるのなら、専属のトレーナーさんについてもらった方がいいと思っていたので、しかも大変お安かったので、お願いしてみることにした。
そして、バレエの体験レッスンをしてみたら、
自分でも全く予想していないことだったのだが 気持がよかった。
(バレエの場合、決して楽しいというものではなく、どちらかというと 「ちょっとしんどいもの」 なのであえてそういう言い方をするのだが)
まず、何年もやっていなかったのに 「ポールド・ブラ」(手の動き) や 「パ」(脚の動き) 等をちゃんと覚えていて、できた(動けた) ということ。 (体の方向とか忘れているものもあったけど )
これまで、フラダンスや太極拳などを試しに体験してみたとき、大変申し訳ないのだが音楽もあまり好きになれなかったうえに
全く新しいことを、この年で1から始めなくてはならないというのにものすごい苦痛を感じたものだが、
また、最初はよくわからなくてつらいけど、3か月ガマンすればできるようになると言われ、そんなに好きだと思えないものを3か月も我慢してやるのはやだなぁー、と思ったり、
(特に太極拳は、体の向きによって8つ方向が決まっていることや、重心を低くして立つ方法がバレエのプリエに通じるなど、かなりバレエとの共通点がありそうだったにもかかわらず)
心のどこかでバレエと比べていた自分がいたみたいな気がするのだが、
そういうストレスがないということ=できる、ということがどれだけいいか、改めて知った。
そして、この雰囲気は、やっぱり 好きだな、と思った。
バーのあるスタジオ、そこに流れるゆったりとしたピアノのレッスン曲。
体操をしていたころから、マット(ヨガマットなど一人用のもののこと。体操用の大きな白いマットではありません)などを敷かずに、床の上に直接寝そべってストレッチをすることに慣れているので、それをすることからして古巣に帰ったような気分になれる。
これこれ、この感じ。
そして、大好きなバーレッスン。(技術的に未熟なので、センター (床の中央) へ出てやる動きよりもバーレッスンが昔から好きで、体の中から優雅に、きれいになっていくような気持ちがするのだ )
先生のお人柄や雰囲気、習っているメンバーの方たちの雰囲気、レッスン内容なども、トータルで感じがよかった (幾多の教室や講座を渡り歩いてきた?が、かなり自分に合っている気がした) というのもあって、
何と驚いたことに、
あんなに、見るのは好きでも、もう二度と自分でバレエをやることはないだろうと思っていたのに、
一度体験してみただけで、またバレエをやりたいな、と思ってしまった。
そして、
レッスンの後先生に聞かれたので、せいぜい7,8年くらいかなと思っていた自分のバレエ歴を帰ってから改めてちゃんと数えてみたら、20代から途切れ途切れではあったが、トータルで少なめに見積もっても10年は優に超えていたことに驚いた。
そうか、自分はできないのでずっと落ちこぼれだったし (特に順番はちっとも覚えられないし、何年やってもシェネとかフラッペとかできないものもあるので)、あまり言うのもはばかられると思ってきたが、
10年もやっていれば、たとえできなくても、堂々とバレエをしてきた、と言ってもいいのではないか?
と、なぜかトツゼン思った。
と、ゆーワケで、今日に至ってます。
そこは、3か月でワンクール、9回のレッスンがあり、9回で一講座いくら、というコースと、その3か月間内で有効の5枚つづりのチケット制( たいていがお月謝制なので、特に田舎でチケットというのは大変珍しい) があり、
計算してみたら1回でも休むとチケットの方が得なのと、5回より増えた場合は1回いくらといってワンレッスンごとに収めればよかったので、ずっとチケット制で受講している。
その回によって違うのだが、9回の講座があるうち、チケットだと4回休んでもいい感覚になるので、決められたレッスン日にどうしても都合で出られない日もあるので、休める?というのは気が楽である。(1~3月は6回しかなかったので1回しか休めなかったが)
そんな気楽さもあって、一年続けて来れたと思う。
自分としては、ほんとのことを言うと毎週一回はやりたいので、3か月で5回のレッスンではあまりやったような気になれないのだが (体が元に戻ってしまうし、上達もしない)
5枚綴りのチケットを上回ってレッスン出来たことがかつてないので、
このくらいでちょうどいいのかなー、とも思う。
その講座は、初心者の方が私のほかに多分3人くらいと、子どもクラスを教えている方が二人(うち一人は出産したばかりで現在は来ていないが、出産直前まで踊っていた。 ← バレエの人ってなぜか皆さんそうです。)いらして、一緒にレッスンをしているのですが、
皆さん初心者なので気が楽なうえ、
見本になり、あんな風になりたいなーと思える、体形から雰囲気、動きのすべてまで、まさに “バレエ・ダンサーな人” もちゃんといらっしゃるので (バレエを長年ちゃんとしてきた人というのは体がまるで違うので、一発でわかります。)
とてもいいです
そして、共通しているのは皆さんとてもスマートなので、自分はチョー恥ずかしいのだけど、
( それに、みなさん30~40代みたいで、たぶん50代なんて私一人です。 でも、そこは入会するとき年齢は書かなくてもいいので、はっきりとはわかってないと思うけど。 )
それから、センターで飛ぶやつ(シャンジュマン、シソンヌ、グランジュッテなど)とか、飛ばなくてもエシャッペとか (注:下の解説参照)
50歳で体力も落ちているうえに体が重いので、
ボテッ とか ドスン とか、
まぁ、しんどいやら、ハズカシイやら・・・
ハァハァ・・・ ゼィゼィ・・・
( ちなみに、ウエアはレオタードの上にニットやサウナパンツをちゃんと合わせて隠すため、ぶよんぶよんなみっともない体系を直接人の前にさらすことは絶対ありえませんので、念のため。
他の生徒さんたちは皆さん細いので、フィットTなどの下にショートパンツやスカートを合わせて体の線は隠しませんが、なぜかレオタードを着用していません。
私は気持ちが引き締まるので、ちゃんとレオタードを着用します。
そして正しい動きを確認したいので、肩から上とひざから下は必ずラインが見えるようにしています。
ほんとうは体の線が見えないと、間違いを正したり、正しい姿勢や動きを見ることができないため、通常の教室ではレオタードの上に体の線を隠すようなものを身に着けるのは禁止(線を隠さない羽織ものならOK)ですが、大人クラスはその点、ゆるやかです。 )
ほかにも、バーでルルベ (つま先立ちのこと) すると足がつるので、
また、バレエの体、動きの基本は、しっかりと脚が付け根、膝、足首とすべてアンドゥ・オール (外側に開くこと) していないといけない (しっかり立てないし、パができない) のに、
もともと自分は骨格的にどんなに頑張っても180度は脚が開かないうえに、特に左足が内側に入る癖があって、全然できてないので、
せめてもう少し可動域を広げるために、毎日ストレッチをしないといけないなぁー、などと思いつつ、その実は中々できないのだが )
それでも、自分はバレエを10年やってきたのだ、現在もレッスンしているのだ、と思えるのは、
こんなこと言うといやらしっぽく聞こえるかもしれないのでご容赦いただきたいのだが、
バレエというものが、昨日今日はじめた人が簡単にできるものではないだけに (体を含めて本当は毎日コツコツと地道に長年レッスンを積んできた者だけができるようになる)
それが 自負(プライド)になり、時として心の支えになってくれる こともある。
まあ、ピアノもそうだけど、自分、しつこいなー・笑。
てか、子供のころ好きだったもの (かつて一度でも好きでのめりこんだもの) って、たぶんずっと一生好きなんだよね。
そしてピアノもバレエも (とかいうと、なんか子供のお稽古事みたいだなぁ~ )、
なーんか自分て、例え趣味でも、もっと簡単に楽しめるものはいくらでもあるのに、
そう簡単にはできないようなものばかりやりたがるタチみたいだ。
きっと、ちょっとしんどくても、それを頑張ってクリアしていく、達成感のあるものが好きなのかな? (もしかしてM気質? )
なので、バレエは、やっているといっても回数でいうとほんの少しなんですけど、
そして、以前習っていた時みたいにもっとうまくなりたいとか、発表会に出たいなどと欲をかいたり目標は持たずに、
ただ、ホントの趣味として、息抜き程度に楽しんで、
今後も細々と、ながぁ~く続けられたらいいかなぁ、なぁーんて今は思っています。
かつて愛読していた 『クララ』 という子ども向けのバレエ雑誌( 月刊。子ども向けだから易しく読みやすかった。これは創刊第2号です) の表紙だが、
この女の子が、ずっと私の理想の体型です。 (舞台衣装よりレッスンウエアにセクシーさ、カッコよさを感じるタチ)
華奢で胸がないうえに、理想的な “バレリーナ・レッグ” (そんな言葉はないが、自分の造語。膝が入っていて脚全体が弓のようにそっくり返っていて、足の甲が出ている ← 自分にはないものなので) を持っています。
かつて集めていたレオタード、レッスンウエアの数々のうち、特にお気に入りのものを本邦初公開。(この、倍以上持っている。)
みなさん お願いだから、太った50代のオバサンが着ているところを、くれぐれも想像しないで、サラッと見てくださいね。
生地が伸びるので現在でも着られるものもある・笑。
が、今では着られないものも多いので、自分はキャミソール型のレオタードが好きなので、いつかまた着られるようになりたいです。 あと、オーバースカートも。(ただ今、ダイエット中です。 )
ボーダーのニットはロング・レッグウォーマーで、創刊一号で草刈民代さん (元牧阿佐美バレエ団) が身に着けていたのと同製品の色違いです。(チャコット製)
市販の安いチェストにバレリーナの模様がついたボーダーテープを張ったものをレッスンウエアなどを入れる専用チェストにしていました。
切り替えがあって模様が入っているものや、地模様になっているもの、レース地を重ねてあるもの、ベロア地切り替えのものなどがけっこう好きです。
真ん中辺に入っている、青地にボーダーの切り替えが入っているものと、わかりづらいけどその左隣の身頃が青くて袖が赤いもの (実はこれ、リバーシブルというスグレもの) は、当時大好きだった上野水香 (-みずか。牧阿佐美バレエ団から東京バレエ団) さんが、やっぱり雑誌の中で着用していたので、見つけたとき嬉しくて購入したもの。
( 青地にボーダーは、チャコット・マラーホフ製、青に赤の切り替えのものは、確かミルバ製か何か )
20代で初めてバレエをしていたころは、大人がやるようなものではなく、レオタードもそんなに種類はなかった時代で、目的も違ったしお金もなかったので、黒を含めて無地のものをせいぜい2,3枚しか持っていなかったが、
3,40代で復活するまでに、同じ新書館から大人向けのバレエ雑誌 『クロワゼ』(季刊) が発行されるようになったり、大人からでもバレエをやるのがちっとも恥ずかしくない風潮が出てきたためか、可愛い、きれいなレッスンウエアがあちこちのメーカー (かつては日本製はチャコットとバレリーナくらいしかなかったが、フェアリーやドッシュ・ドッスゥなどといった新しいメーカーができた) からたくさん出回るようになった。
それで、多少ゆとりもできたので、レッスンウエアをたくさん揃えた時期があった。(アルコンにも行ってなかったし他に趣味がなかったので、ふだん着るお洋服よりもお金をかけていた。 )
バレエをやめて、二度と着ることはないだろうと思ったし、こんなもん、バレエ以外で着ることはないので、よほど処分してしまおうかと思うこともあったが、高かったのと、それぞれに思い入れもあって (中には、サイトで見つけた主婦のやっている手づくりのウエア・ショップで生地から選んでオーダーで作ってもらったものまであるので) どうしても捨てられず、タンスの肥やしになっていたもの。
レオタードだけではなく、大好きなオーバーオールのニットパンツとかサウナウエアは、こんなにあってもしょうがないほど、驚くほどたくさん持っている。
ああ、捨てないでよかった。
こちらは、おそろいのバレリーナの足先 (トウシューズ) が描かれている、レッスンバッグ(写真上)とトウ・シューズ・ポーチ(下)。
同じ時期に買ったが、色がまるで違う・笑。 レッスンバッグは現在でも愛用しているけれど、ショルダータイプでポケットも少なくちょっと使いにくいので、トート型のバッグを探しているところです。
ポワントレッスン (トウ・シューズを履いてするレッスン) はKの教室でほんの少しやったことがあり、ゼリー状のトウ・パットを入れるのでつま先は思ったより痛くなかったが、体を引き上げないと立つこともできないため、その引き上げた状態でいるのがあまりにも辛くて (たぶんトウ・シューズを履いて毎日レッスンしたら誰でも確実に痩せられるだろうなぁーと思うほどキツイです。でも、誰でもは履けないんだけどね。)、
ポワントは長いこと憧れだったのに、こんなにしんどいなら履けなくてもいいや、とまで思った。
また、自分は不器用でトウ・シューズのリボンがうまく巻けなくて、人より履くのに時間がかかったのも嫌だった。
たぶん、二度と履けない (トウ・シューズというのは、先生が許可してくださって初めて履けるものなので。また、もう自分にはムリ・笑) と思うが、大切な宝物です。 絶対捨てられません。
そんなこんなで、バレエの話は終わります。
ひゃー、ナガカッタ。
このあと、今年になって始めた 「筋トレ編」 へと続きますので、お楽しみ に。
【 バレエ用語解説 】
シャンジュマン:5番ポジションからジャンプし、脚を前後に取り替えるジャンプの動き。
シソンヌ:5番ポジションから、両脚で踏み切ってジャンプをし、片脚ずつ着地するジャンプの動き。前後左右の方向に移動する。
グランジュッテ:大きくジャンプする動き。
エシャッペ:5番ボジションから、2番ルルヴェに立つ動き。
シェネ:1番ポジションのルルヴェの状態で、コマのように連続して回転しながら移動する動き。
フラッペ:片方の足を軸にしてもう片方のつま先でふくらはぎくらいの位置を前後に動かすこと。
※ 以上、「バレエ用語集」 等を参照させていただきました。
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