さて三が日も明け、多少いまさら感があるかもしれないが、1月2日のJeune Afriqueのサイトで、'Le top 10 des articles les plus lus en 2013'～『2013年最も読まれたトップ10記事はこれだ』がアップされている。
ンボテもこのブログにおいて「ンボテ的『アフリカ10大ニュース』」、「ンボテ10大ニュース」、「解剖！『ぶらぶら★アフリック』（3）～年末スペシャル、今年、最も読まれた記事はこれだ！」などの記事をアップ。アフリカ注目ニュース、読まれたブログ記事の独断総括をさせていただいた。
しかし今回ご紹介するのは本チャン、Jeune Afriqueの読者が選ぶもの。アフリカ人か、アフリカおたくがマークしたニュース、非常に参考になる。
それではさっそく最も読まれた記事ランキングを見ていこう。
◆第一位【アフリカカップサッカー】2013年、組分けと日程、対戦結果
ナイジェリア優勝で幕を閉じたCAN2013、堂々の一位。この記事、ジャーナリスティックに何かを論じたものではなく、試合の日程と結果を乗せただけのもの。確かに情報価値の高いページだ。
しかもワールドカップ予選ではなく、アフリカカップサッカーというのが非常にアフリカっぽい。おらがチームが活躍できるこちらの方がずっと盛り上がるのだ（→こちらをご参照）。
◆第二位【アルジェリア】ブーテフリカの後は？読者ネット世論調査
2014年大統領選への投票行動をアンケート、実に19万票を集めた。Marwane Ben Yahmedが編集記事にまとめている。JAでもアルジェリアはヘビー掲載トピックだった。
◆第三位【セネガル】フランスのビザを拒否「取るに足りない扱いをされるよりまし」
フランス文化センターが主催したフランス語正書法コンテスト。優勝したブッソ・ドラメさんがフランスから送られた査証を拒否。仏セ外交問題にまで発展した一件。Facebookでは14000件にのぼるシェアがマークされた。
◆第四位【コンゴ民主共和国】キブ州戦闘進行デジタル地図
ツチ系武装勢力Ｍ23とコンゴ国軍及びこれを後押しする国連ミッション（Monusco）との間で進行した戦線。衛星写真を使ってこれをビジュアルにし、読者の用に供した。RFIが2013年に行った、最も誇れる仕事の一つ、としている。
◆第五位【コートジボワール】追い込められたブレ・グデ氏
旧バグボ政権下での最右翼、愛国青年団を扇動し、コートジボワール危機を煽ったシャルル・ブレ・グデ。20ヶ月の逃走を経たのち、2013年2月に捕捉。ニュースはコートジボワールのみならず、アフリカを駆け抜けた。
◆第六位 【アフリカサッカー】JAが選ぶ2012年アフリカナショナルチーム
サッカー二件目のエントリー。一昨年のトピックながら、昨年年明けにアクセスを集めたニュース。FIFAランキングとは異なる、アフリカならではのデータで算出されたアフリカナショナルチームの順位。この年トップはコートジボワールに唯一汚点を与えたザンビア。そしてなんと第三位は躍進したマリ！
ちなみに2010年のチャンピオンはエジプト、2011年はコートジボワール。さて2013年は？
◆第七位【政治・選挙】大統領は勇退？居直り？デジタル選挙地図
民主主義の名の下に勇退を決めた大統領。続投に万策、憲法改正も辞さない大統領。あなたの大統領は？あなたの国の憲法、法令はどう規定？デジタル地図は今も読者からのアクセスを待っている。
◆第八位【チュニジア・シリア】シリアの「性の聖戦」、チュニジア人女性にとって「正当化された」受難か？
100人内外のチュニジア人女性が内戦中のシリアに渡り、「性の聖戦」と称し、イスラム武装勢力兵士の性交渉相手となっていたという衝撃的なニュース。チュニジア国会でも大きな物議となった。
◆第九位【コートジボワール】バグボ前大統領 国際刑事裁判所での拘留生活の全容
バグボ前大統領の生活を通してみる、国際刑事裁判所の拘置生活を知る8つのポイント。なぜ拘留されているのか、他の拘留者は？待遇は？食事は？面会は？電話やインターネットはつながるの？など。コートジボワールトピックは2件がランクインだ。
◆第十位【南アフリカ】マンデラ氏に捧ぐ、プレトリアのスーパーでのサプライズ・アカペラ
店員に扮したゴスペルグループのメンバー。ひとりのリードボーカルに、次々と偽店員がコーラスに加わり、最後は店頭ライブに。
Jeune Afrique記者の目に止まり紹介したところ、4百万アクセスを記録。2013年トップ10のしんがりを飾るにふさわしい記事、と結んでいる。こちらのコーラスは、当ページでも埋め込みをしてみたので、ぜひご覧を！
（おわり）
ンボテもこのブログにおいて「ンボテ的『アフリカ10大ニュース』」、「ンボテ10大ニュース」、「解剖！『ぶらぶら★アフリック』（3）～年末スペシャル、今年、最も読まれた記事はこれだ！」などの記事をアップ。アフリカ注目ニュース、読まれたブログ記事の独断総括をさせていただいた。
しかし今回ご紹介するのは本チャン、Jeune Afriqueの読者が選ぶもの。アフリカ人か、アフリカおたくがマークしたニュース、非常に参考になる。
それではさっそく最も読まれた記事ランキングを見ていこう。
◆第一位【アフリカカップサッカー】2013年、組分けと日程、対戦結果
ナイジェリア優勝で幕を閉じたCAN2013、堂々の一位。この記事、ジャーナリスティックに何かを論じたものではなく、試合の日程と結果を乗せただけのもの。確かに情報価値の高いページだ。
しかもワールドカップ予選ではなく、アフリカカップサッカーというのが非常にアフリカっぽい。おらがチームが活躍できるこちらの方がずっと盛り上がるのだ（→こちらをご参照）。
◆第二位【アルジェリア】ブーテフリカの後は？読者ネット世論調査
2014年大統領選への投票行動をアンケート、実に19万票を集めた。Marwane Ben Yahmedが編集記事にまとめている。JAでもアルジェリアはヘビー掲載トピックだった。
◆第三位【セネガル】フランスのビザを拒否「取るに足りない扱いをされるよりまし」
フランス文化センターが主催したフランス語正書法コンテスト。優勝したブッソ・ドラメさんがフランスから送られた査証を拒否。仏セ外交問題にまで発展した一件。Facebookでは14000件にのぼるシェアがマークされた。
◆第四位【コンゴ民主共和国】キブ州戦闘進行デジタル地図
ツチ系武装勢力Ｍ23とコンゴ国軍及びこれを後押しする国連ミッション（Monusco）との間で進行した戦線。衛星写真を使ってこれをビジュアルにし、読者の用に供した。RFIが2013年に行った、最も誇れる仕事の一つ、としている。
◆第五位【コートジボワール】追い込められたブレ・グデ氏
旧バグボ政権下での最右翼、愛国青年団を扇動し、コートジボワール危機を煽ったシャルル・ブレ・グデ。20ヶ月の逃走を経たのち、2013年2月に捕捉。ニュースはコートジボワールのみならず、アフリカを駆け抜けた。
◆第六位 【アフリカサッカー】JAが選ぶ2012年アフリカナショナルチーム
サッカー二件目のエントリー。一昨年のトピックながら、昨年年明けにアクセスを集めたニュース。FIFAランキングとは異なる、アフリカならではのデータで算出されたアフリカナショナルチームの順位。この年トップはコートジボワールに唯一汚点を与えたザンビア。そしてなんと第三位は躍進したマリ！
ちなみに2010年のチャンピオンはエジプト、2011年はコートジボワール。さて2013年は？
◆第七位【政治・選挙】大統領は勇退？居直り？デジタル選挙地図
民主主義の名の下に勇退を決めた大統領。続投に万策、憲法改正も辞さない大統領。あなたの大統領は？あなたの国の憲法、法令はどう規定？デジタル地図は今も読者からのアクセスを待っている。
◆第八位【チュニジア・シリア】シリアの「性の聖戦」、チュニジア人女性にとって「正当化された」受難か？
100人内外のチュニジア人女性が内戦中のシリアに渡り、「性の聖戦」と称し、イスラム武装勢力兵士の性交渉相手となっていたという衝撃的なニュース。チュニジア国会でも大きな物議となった。
◆第九位【コートジボワール】バグボ前大統領 国際刑事裁判所での拘留生活の全容
バグボ前大統領の生活を通してみる、国際刑事裁判所の拘置生活を知る8つのポイント。なぜ拘留されているのか、他の拘留者は？待遇は？食事は？面会は？電話やインターネットはつながるの？など。コートジボワールトピックは2件がランクインだ。
◆第十位【南アフリカ】マンデラ氏に捧ぐ、プレトリアのスーパーでのサプライズ・アカペラ
店員に扮したゴスペルグループのメンバー。ひとりのリードボーカルに、次々と偽店員がコーラスに加わり、最後は店頭ライブに。
Jeune Afrique記者の目に止まり紹介したところ、4百万アクセスを記録。2013年トップ10のしんがりを飾るにふさわしい記事、と結んでいる。こちらのコーラスは、当ページでも埋め込みをしてみたので、ぜひご覧を！
（おわり）
