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巷の話題-47

2013-05-29 15:48:30 | 日記
(その1)学校行事で山登りに出かけ、2人が迷子になって警察など夜を徹しての捜索にも関わらず発見できず、翌日午前中に2人を発見、2人とも元気で自力で下山したというニュースです。
報道によると分かれ道で2人はみんなと違う方へ行ってしまったというのですが、それにしては付添いの先生がたもお粗末ですね。大体引率する先生は、まず先頭に1人いわば案内役です。それに全員を掌握できる最後尾、しんがり役で途中の落伍者がいないか十二分に注意していただくお役目です。更に中間にも先生を配して生徒の列が乱れたりするのを注意してもらう役目です。
 上記のように2人がみんなと違う道を行こうとしているのなら、他の生徒も先生に連絡して連れ戻すとか十分気を配ってもらわねばいけません。
 幸い、今回は事故につながらずに無事下山できたようですが、当該2人の生徒もさることながら先生方の発見が早ければ昨日のうちにも発見保護できたでしょう。
 危険な山道の登山ではなかったのが幸いでしたが、もし滑落でもしていれば責任は免れません。報道写真では、その学校の責任者はいわゆるシスターのような服装をしておられましたが、事故にでもなっていれば懺悔どころではありませんでした。

(その2)若い母親の餓死-48
 28才の若い母親と3才?の幼児が自宅で餓死していたのを発見したのが死亡推定時から3ケ月も経過した昨日(5/27)のようです。これには他人に言えない深い理由があったのでしょうが、実母に「お金がない」と連絡したのが最後のようです。役所で生活保護を申請できなかったのか、民生委員にも知らせなかったのか言うに言われぬ理由が当然あるでしょうが、政権を担当しているお方は昨年の総選挙の圧勝で有頂天になり、何とかミクスをぶち上げて得意満面になっていた世間の片隅で、幼い子供さんを道づれにひっそりと死んでいたニュースにはやりきれない思いがします。
 おそらく家庭の事情で家を開けることもできず、その所在をも知らせられなかったのでしょう。何とも不憫なことです。
 憲法では基本的人権として、人間らしい最低限の生活を国に保障してもらう権利(社会権)と、きちんと基本的人権が守られるように国にお願いする権利(請求権)を明記しております。
 生活保護を申請するのも、その一つでしょうし、そういう行動に出られるような環境を作ってあげるのもお国の責任です。どういう生活環境だったかは知るべくもありませんが、隣人や共同住宅なればその管理人さんらは彼女親子を数ケ月も放置していたような感じです。「(秋深し)となりは何をする人ぞ」と言いますが、あまりにもむごい結果を生んでしまいました。
 憲法改正のための国会での改正発議ができるように賛成者を定数の2/3から1/2に引き下げることを考えるより、もっと身近の起こるかも知れない出来事に為政者は留意してほしいものです。

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