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神社よりも大きい熊手-244

2014-03-29 18:57:21 | 日記
 昨日の夕刊に、渡辺議員の政治資金疑惑をを巡っての記者会見で「かなり大きな熊手なども買っている」という話から、それを揶揄した寸評の一言です。
 猪瀬前東京都知事の疑惑を巡って当人は政治資金ではない、個人的に借り入れたお金だと最初は主張していましたが、つじつまが合わなくなり、また貸主側も選挙資金として用立てたということから、観念したか?知事選の必要資金として第3者を介して借り入れて、その仲介者には相当以上の謝礼を払っていたので、選挙資金規正法違反で略式命令で罰金刑が科せられたのは最近の話です。
 続いて渡辺議員は猪瀬氏同様個人として借り入れたものと抗弁を続けています。最初の借り入れは約定通り返済している経緯が伺えますが、あとの5億もの借り入れについて申し訳程度の返済がありますが、それも手許不如意になったのか返済らしい返済が行われていません。
 渡辺議員はみんなの党を立ち上げて以降、オーナー気取りで取り仕切っていたようで、いきおい所属議員にも相当のお手当てが必要になったのでしょう。
 政治資金規正法を巡っては過去何人もの議員が起訴されていますが、申し合わせたように帳簿の記載ミスを主張していますが、我々庶民には理解しがたい話です。もっぱら政治資金ではないことを抗弁したいがための手段でしょうが、1つの党とか派閥を率いて行くにはお金が必要だということは我々にもわかっていることなんです。それを「かなり大きな熊手なども買っている」などの話は全く噴飯ものです。3億も5億もの巨額な借り入れをして、その使途を明らかにできないのは政治資金規正法に触れたら命取りだと思っているからあれこれ画策するのでしょう。
 今回の経緯から推測すると、むしろ同じ政治資金用の借り入れだったとすると、猪瀬氏の方が素人というか検察段階でもやりやすい存在だったと言えますね。
 渡辺議員の方は親譲りの強引さが災いしたか、党内の分裂騒ぎもあってか?予想以上のお金の必要があったと見えます。
 これから彼の行動が注目されますが、猪瀬氏の時と同様、貸した方は「選挙用として貸した」と明言されています。当然でしょう。5千万も大きな金額だったのですが、今回は1ケタ上の金額です。釈明を重ねるほど矛盾撞着が明らかになってくるのではないでしょうか?脱党して新しい党を立ち上げた方たちはその辺のニュアンスは知っておられる感じですが、目下、渡辺議員は火の粉を払うような態度ですが、あれでは有権者の理解を得るのは難しいと思いますね。因みに、私は小沢一郎氏が裁判で無罪を勝ち取りましたが、真相は藪の中、疑わしいことが多いと思っている1人です。

TAX ON TAX -243

2014-03-28 17:30:13 | 日記
 直訳すれば、「税金の上に税金」ということになりますが、要は税金の上に更に税金が課せられているということです。4月から消費税が8%と3%高くなります。消費税は本来本体価格に課せられるものと言う理解でいいはずですがね。
 消費税が最初3%で導入された時に、この「TAX ON TAX」が話題になりました。
数字を交えてみると、その中身がよく理解できます。ガソリン本体が仮に1ℓ100円とした場合、これにはガソリン税が含まれていますから、これを仮に20円とすると、本体価格は80円です。だから消費税は本来2円40銭でいいはずです(80円×3%)。それを政府はガソリン税を含んだ価格にまるごと3%をかけ3円としたわけです。だから60銭分は税金に税金がかかった価格でした。なぜ本体だけに3%をかけて販売しないのかと言う疑問に対して、政府は本体と税金の内訳は従来から明示していない。それを2円40銭とすると賢明な国民(消費者)は「なんだ!ガソリン税で20円も取っているのか」という不満が必ず出てくるので、あえて内訳は示さずにまるごとに3%をかけたものを消費税にしたという説明のようでした。また細かい内訳を示して本体部分だけに課税すると各スタンドの計算もややこしくなると言っていたようです。だから税金に税金がかけられているという意味で「「TAX ONTAX」と言う言葉が出てきたのです。
 今回の8%への増税には更に従来からの石油石炭税に加えて、地球温暖化対策税(環境税と炭素税)の上に消費税という訳で、本体価格に3つもの税金が乗っかっているのです。
 円安で本体価格そのものが急騰した以外に、これらの税金がオンブにダッコなんですからガソリンの小売価格も上るはずですね。ガソリンと税金を燃やして車を走らせているのですから。

雪害による被害、1500億~2000億円に達するか?-242

2014-03-27 11:32:57 | 日記
 1月末から2月にかけての豪雪で各地に大きな爪痕を残し、その復旧に暇がない被災地区の皆さんのご苦労が察せられます。
 損害保険会社の支払い見込みはすでに東京海上グループが550億、三井住友グループが700億円に達する見込みと発表していますが、全社合計では題記の数字に上りそうです。雪害による被害としては古今未曾有の巨額な数字です。
 株の値上がりで一息ついた損保会社でしたが、収支の中味がよくない自動車保険とも相まって、来季の決算は厳しいものになるでしょう。
 雪害による被害はいままでも北海道や東北地方に多くはっせいしましたが、言うなれば過疎地域が多く損害保険の普及率が大都市圏に比べて低かったせいか?あまり大きな話題になりませんでしたが、この度の豪雪は首都圏(埼玉、群馬、山梨、栃木県)に大きな損害を与えたのも、やはり人口稠密に加えて普及率の関係でしょう。
 かっての損害保険会社の火災保険はもうかっているということで保険料を引き下げたりしたこともありましたが、やみくもに引き下げるのも経営を圧迫するというので、火災事故以外に風水災(主として台風がもたらすもの)による事故も担保するようになって損害率も高くなってきましたね。火災による損害は1火災による被害の範囲はいかに類焼などがあって多寡が知れていますが、風水雪害はそうはいきません。広大な範囲に及びますから、いきおい損害も大きくなります。
 知人に聞いたところですが、保険会社の社員は昼間は自分の業務にかかりきりですが、それが終わったあとに手分けして雪害被災者宅を回り復旧の手伝いをしたり損害査定に当たったりで大わらわのようです。
 アベノミクスも好影響をもたらしましたが、なにせ天災にはかないません。3年前の東日本大震災も損害保険会社にとっては大事故でしたが、地震による損害を填補してもらうためには火災保険に付随して別個につける地震保険が必要ですが、これが地域差はありますが火災保険料より数倍高いときていますから普及率が伸びない理由でしょう。雪によって家屋が押しつぶされて建物と中の家財が使い物にならなくなったときは普通の火災保険の支払対象になりますので全社の支払いも大きく膨らんでしまうわけですね。

イソップの蝙蝠になるな-241

2014-03-24 18:29:20 | 日記
 子どもの頃に読んだ記憶がありますが、イソップ物語の中に、蝙蝠が獣類と鳥類の二股をかけて、いい顔をしようとしたのですが、終いには両方から相手にされなくなったというお話です。多分に童話風に編纂されていたのでしょうが興味を持った記憶があります。蝙蝠は鳥の方に行って「私は鳥の仲間です。ほれ羽があるでしょう」次の日には獣の方へ行って、「私は獣の仲間です。仲良くしましょうね」と今でいう二股外交をやっていたというストーリーでしたね。
 前置きはどうでも、最近の韓国朴大統領は多分に蝙蝠の類か?と疑わしくなりますね。オバマ大統領の肝いりで日米間の3国が1枚岩になろうと会談を提唱している矢先、彼女は中国の習さんと会談し、記念碑がどうのこうのと習さんにゴマをすっています。苛立つのは当然、オバマ大統領です。「なんだい!こちらが苦心して3国間をまとめようとしているのに」と言った具合でしょう。習さんは習さんで日米韓が仲良くされると具合が悪い、ここで楔を打ち込んでおこうという考えでしょう。
 歴史観の相違とは言いますが、もともとは従軍慰安婦への賠償請求に日本が乗ってこないものですから、習さんの方へもすり寄って行って、同病相憐れむ類で接近しているのでしょう。
伊藤博文さん(当時は朝鮮総督)が暗殺されたのは1世紀も昔のことです。これをお国の英雄として顕彰碑を建立するなど時代錯誤もいい加減にしてほしい気がしますね。韓国内にも良識派はいるでしょうから、これらの方から「そういう態度ではいずれからも見向きされなくなりますます孤立しますよ」と苦言を呈する人が出そうなものですがね。
 日中韓ならさしずめ大気汚染をどうするかが喫緊の課題でしょう。5~60年も前にスモッグで東京の空もどんよりうす暗く地上の人間に覆いかぶさるような空でしたが、今はクリーンな空を取り戻していますが、中国の北京周辺では真っ暗な空が住民にのしかかり、マスクなしでは外出できないようです。これもCO2削減の国際会議で、日本が提唱したにもかかわらず、「わが国は後進国だ、そういう訳にはいかない」と製鉄所を数多く建設して鉄鋼を増産したものですから、P2.5ですか?有害物質が覆いかぶさって風向きによっては日本の九州までどんよりさせているのですから、韓国でも同様な現象が起きているでしょう。
 中国も中国です。毎年、防衛予算には兆円単位で増やせる力があるようですから、もっと国民の健康維持に力を入れたらどうですかね。まさか「国民は13億もいる、少々のことは目をつぶれ」とでもいうのでしょうか?

鶴竜に横綱の期待が?-240

2014-03-22 21:38:48 | 日記
 今日も申し訳ありませんが、お相撲の話です。千秋楽1日を残して、鶴竜が1敗で単独トップに立ちました。先々場所までの鶴竜の相撲とは全然変わった取り口を見せています。
 それまでの鶴竜は勝ち越すのが精一杯という相撲を続けてきていました。ところが先場所初日に苦杯を舐めたものの、その後13連勝を続け、楽日に白鵬と対戦し、彼に勝って決定戦に持ち込みましたが、そこは1日の長ある白鵬に敗れはしましたが、堂々の準優勝でした。
 その2ケ月後の今場所です。序盤戦3日目に隠岐の海に苦杯を喫しましたが、その後は先場所同様白星を重ね今日まで来ました。今日の対白鵬戦ですが「当たって砕けろ!」と思っていたかどうか、横綱にぶつかって行きましたね。幸い左前褌が引けたのが、今考えれば勝因でしょう。これでさすがの白鵬の体も浮いてしまいました。
 明日、琴奨菊との1番を残していますが勝てば14勝1敗の優勝です。満身創痍の琴奨菊も中日までは勝ち越せるかどうか危ぶまれた相撲でしたが、ここ数日の相撲は元気一杯で大関の貫録を見せていますが、この対戦どうなりましょうか?
 14勝1敗で優勝すれば2場所連続の勝ち星ですので、当然、審議会では昇進が話題になりましよう。私は次期横綱昇進の本命は稀勢の里を期待していましたが、彼は前半に平幕に取りこぼすことが多く、またもや期待を裏切ってしまいました。
 鶴竜が首尾よく横綱に昇進すれば、モンゴル勢が3人ということになりますが勝負の世界でのこと致し方ありません。明日の結び前の1番を期待しています。