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今は昔の話ー627

2018-10-02 17:48:29 | 日記
 私が(新制)K大学に入ったのは昭和26年のことです。経済学部でしたが、当然のことながら「経済原論」は必修科目でした。ご担当の教授は京大から替って来られた教授でしたが、その教授が、ある時「勉強するなら関西に限る、なぜなら東大の先生は忙しすぎて、勉強に十分の時間が割けない」とおっしゃいました。その理由として「東大の先生は政府(省庁)から〇〇委員とかを委嘱されて、会議に参加されるので、どうしてもご自分の勉強の時間が減ってしまう。勉強するには関西が1番」というお話をされたことを記憶しています。
 確かに各省庁から会議の招集がかかって、参加されるためにご自分の勉強の時間に制約を受けるということでした。
 昨日報道されました今年度のノーベル物理学賞を受賞された本庶教授も京大の先生です。
わが国で最も早く受賞されたのは湯川秀樹先生も京大の先生でしたね。
 また最近でもIPS細胞の研究が評価され受賞された山中博士もご卒業は神戸大ですが、やはり京大の先生ですね。確かに東大卒、名大卒の先生も大勢いらっしゃいますが、やはり経済原論の講義を担当された先生のお話が頭の片隅に残っておりますね。

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