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言葉で伝わる社会のルール-51

2013-05-31 13:19:46 | 日記
 いささか旧聞に属しますが、5/26の朝日朝刊「声」欄にご投稿の長野県のM・Aさんのお説に全く同感です。その一部のご紹介します。「ある夜、月光に照らされた公園で幼い女の子がブランコを揺らしていたが、ふと月を仰ぎ見て、「まんまんしゃん」と愛らしい手を合わせ拝んだ。土地の言葉で「善いことも悪いことも天の神様が見ている」という意味もある。(中略)うそをついたりするたび、親や祖父母から「お天道様はちゃんと見てるよ」とか「ご先祖様に顔向けできない」と諭された。こうした言葉には社会のルールを子供に自然と植えつける力があるのではないかと思う」と。
 そう言えば、我が家でも神棚や仏壇にどなたをお祭りしてあるのか、ただ大人の言うままに「のんのんしゃん」と言って拝んでいた記憶があります。これは何も神仏を崇拝せよと言っているのではありません。ただ幼い時からそういう習慣をつけておけば、大人になってからもいわゆる世間並みの常識を供えた子供になってくれるのではないかと考えるからです。
 親を殺めたり、わが子に暴力を振るったりする若者の殺伐としたニュースに唖然とする場合があります。また学校でも、自分より弱いと思った生徒をいじめるとかの事件が少なくなってくれるのではないでしょうか?
 「いじめ」についても、何も文科省が指針を作ったり各自治体の教委が「ああせよ、こうせよ」と乗り出すのではなく、普段の授業を通じて、子供さんらが「ああいうことはしてはいけない」という常識を培ってくれれば、こうした殺伐な事件はなくなってくれましょう。

巷の話題

2013-05-30 14:41:07 | 日記
(その3)危うく大惨事-49
 中学生でしたか、駅のプラットホームで携帯電話に夢中になってホームより転落し、接近してきた電車のホームのわずかな隙間があったため軽傷で済んだというニュースも流れていました。
 最近は携帯電話に留まらず、スマホなど新しいIT器具が氾濫して、私なども時々ハッとするような目に出くわします。危険ではなくても、最近の若い方は電車に乗れば座れればより幸いですが、つり革を持ったままポケットから携帯を出して食い入るように画面をご覧になっています。何も一刻一秒を争うわけでもなさそうですのに余念がありません。よほどお忙しい方たちばかりでしょうね。
 自転車運転中にも片手で携帯を持って何かお話しておられます。どうしても周囲に神経が行き届かず危ないばかりだと思うのですが、慣れていらっしゃるせいか平然とした様子です。
 確かバス停かどこかでお話に夢中になって歩道に乗り上げた車にはねられたという事件があったように記憶します。携帯がなければ瞬間の動作で飛び退くなどできるかも知れません。プラットホームには障碍者用の丸いブロックのようなものがホームの端に敷かれています。それにも気づかず端から転落してしまうなど想像もできません。それほど夢中になるお話なら少々の時間くらいホームの隅っこでお話される余裕はないものでしょうかね?電車とホームのきわめて狭い隙間に落ちたため危うく一命を取り留めたようですが、これが死亡事故にでもつながるような惨事になると他の乗客の迷惑ともなりかねません。学校や家庭での注意喚起を更にお願い したいものです。
 
 ( その4)議員さんの収入-50
 衆議院議員さんの所得が新聞に載っておりましたが、毎年思うのですが、かなりの人数で所得が全くゼロという方がおられます。その中には政党・派閥の実力者とおぼしい方も含まれています。昨年の総選挙で初めて国会議員になられた方はまだ日数もさほ経っておりませんので収入も少ないでようが、当選回数もかなりの回数になるご仁にも無収入という方も散見されます。
 昔から、「井戸・塀」と言って議員生活を送れば、収入よりも支出の方が多く、議員生活を終えた頃には家も井戸と土塀しか残っていなかったという話です。しかしまあ革新政党なら収入は保守政党に比べて少ないかなという感じはしますが、それにしてもゼロはいただけません。もしかして収入を含めた財産はすべて奥さん名義にしておられるのかしらと思いますが、こんなことを言っている私でも年金生活者ではありますが万が一に備えて多少の蓄えは持っております。
 年に1千万を超える議員歳費がありますから、いくら新人議員さんといえども多少の財産はあるでしょう。尤も歳費の支給月が毎月ではないようですので、調査時点によって異なるのかな?とは思いますが、小選挙区・比例区を一覧して、議員さんの大きな武器である地盤・看板・鞄の3バンが大体伺われるようです。

巷の話題-47

2013-05-29 15:48:30 | 日記
(その1)学校行事で山登りに出かけ、2人が迷子になって警察など夜を徹しての捜索にも関わらず発見できず、翌日午前中に2人を発見、2人とも元気で自力で下山したというニュースです。
報道によると分かれ道で2人はみんなと違う方へ行ってしまったというのですが、それにしては付添いの先生がたもお粗末ですね。大体引率する先生は、まず先頭に1人いわば案内役です。それに全員を掌握できる最後尾、しんがり役で途中の落伍者がいないか十二分に注意していただくお役目です。更に中間にも先生を配して生徒の列が乱れたりするのを注意してもらう役目です。
 上記のように2人がみんなと違う道を行こうとしているのなら、他の生徒も先生に連絡して連れ戻すとか十分気を配ってもらわねばいけません。
 幸い、今回は事故につながらずに無事下山できたようですが、当該2人の生徒もさることながら先生方の発見が早ければ昨日のうちにも発見保護できたでしょう。
 危険な山道の登山ではなかったのが幸いでしたが、もし滑落でもしていれば責任は免れません。報道写真では、その学校の責任者はいわゆるシスターのような服装をしておられましたが、事故にでもなっていれば懺悔どころではありませんでした。

(その2)若い母親の餓死-48
 28才の若い母親と3才?の幼児が自宅で餓死していたのを発見したのが死亡推定時から3ケ月も経過した昨日(5/27)のようです。これには他人に言えない深い理由があったのでしょうが、実母に「お金がない」と連絡したのが最後のようです。役所で生活保護を申請できなかったのか、民生委員にも知らせなかったのか言うに言われぬ理由が当然あるでしょうが、政権を担当しているお方は昨年の総選挙の圧勝で有頂天になり、何とかミクスをぶち上げて得意満面になっていた世間の片隅で、幼い子供さんを道づれにひっそりと死んでいたニュースにはやりきれない思いがします。
 おそらく家庭の事情で家を開けることもできず、その所在をも知らせられなかったのでしょう。何とも不憫なことです。
 憲法では基本的人権として、人間らしい最低限の生活を国に保障してもらう権利(社会権)と、きちんと基本的人権が守られるように国にお願いする権利(請求権)を明記しております。
 生活保護を申請するのも、その一つでしょうし、そういう行動に出られるような環境を作ってあげるのもお国の責任です。どういう生活環境だったかは知るべくもありませんが、隣人や共同住宅なればその管理人さんらは彼女親子を数ケ月も放置していたような感じです。「(秋深し)となりは何をする人ぞ」と言いますが、あまりにもむごい結果を生んでしまいました。
 憲法改正のための国会での改正発議ができるように賛成者を定数の2/3から1/2に引き下げることを考えるより、もっと身近の起こるかも知れない出来事に為政者は留意してほしいものです。

家賃が高い-46

2013-05-28 13:33:20 | 日記
 昨日の横審が会合で「来場所、稀勢の里が優勝か準優勝なら横綱への昇進もありうる」と話が出たそうですね。
もちろん優勝は全勝しかないでしょう。14勝では2場所で27勝にしかなりませんから当然見送りになるでしょう。
 相撲業界用語で、「家賃が高い」と言う表現がありますが、折角昇進したのに、まだ実力がその位置に達していない時に言われます。一方で、役(位置)がその位置にふさわしい相撲を取らせるという言い方もあります。昇進したら見違えるような相撲ぶりを見せる時に言いますね。
 貴乃花が引退以来、日本人力士の横綱は出ておりませんし、先日も触れたように、優勝は栃東以来絶えて久しく、とうとう国技館での優勝掲額がなくなってしまったそうです。
 しかしと言って、粗製濫造はいけません。2場所連続優勝かもしくはそれに準じる成績が条件ですから、これは厳しく守ってもらいたいものです。
 今場所の稀勢の里は13日までは、横綱相撲を取っていました。一歩も下がらず相手を押し込んでいく、しかも腰を落としての万全の寄りを徹底しましたから、この取り口を徹底して守ってくれれば、早晩横審が期待する日がやってくるでしょう。
 横綱昇進の条件の2場所連続優勝といえば、日馬富士が全勝を2場所成し遂げ文句なく横綱に推挙されましたが、その後がパッとしない場所もあり9勝6敗に終わることもあり、正直横綱の敷居はまだ高いのかな?と思わせました。
 今の昇進の条件ができるまでは、お情けと言っては語弊がありますが、同程度の成績を残した力士が同時昇進という幸運に恵まれたことがありました。大鵬関が昇進した際の柏戸関がそうだったと思います。しかし彼は昇進後は対大鵬関には分が悪かったようですが、それなりの務めは果たしてくれました。
 稀勢の里はまだ26才だったと思います。師匠だっ隆の里は30才で日の下開山になりました。それに稀勢の里は身長・体重ともに他力士より上回る、いわゆる天賦のものを持っています。惜しむらくは若干気が弱いというか、ここ1番という時に緊張しすぎることがありますが、今場所がよい試練になりました。
 どうか横審も甘いお情け?のような推挙はやめて、文句のない成績を挙げた段階で横綱にしてやってください。お願いします。

二日の長あり-45

2013-05-26 18:20:01 | 日記

 相手より一段上回ることを「一日の長あり」などと言いますが、昨日今日の白鵬は対稀勢の里にしても、また日馬富士にしても、実力にはまだ相当の開きがありますね。「一日の長あり」よりももう一段上回った横綱でした。「二日の長あり」とでも言いたいくらいです。
 14日目の全勝対決は固唾を呑んで見守っておりました。横綱もそれまでの相手と違って幾分硬さが見られました。立ち合い左から一発張ってしかも左へ変わるような形になりましたね。前場所までは圧倒的な対戦成績でしたから横綱有利と見るのが至当ですが、今場所の稀勢の里は終始右を筈にあてがって押していく正攻法で白星を並べてきましたから横綱といえども安心はできません。しかも過去に63連勝を阻まれた相手ですから、慎重の上にも慎重に取りました。
 しかし今日の今日の結び前の稀勢の里と琴奨菊は稀勢関に硬さが見られました。一方的に押し込まれてあっけなく土俵を割ってしまいました。
 結局、星2つの差の準優勝に終わった稀勢の里ですが、横綱への道はまた遠ざかってしまいました。仮に14勝1敗なら来場所全勝か14勝で横審の議題にも上がるでしょうが、今日の成績ではそれも遠い彼方へ行ってしまいました。
 7年ぶりの日本人優勝か?などマスコミも囃し立てましたので、一層硬くなったのでしょうね。しかしさすが白鵬でした。15日間危なげのない相撲でしたから、当分彼の時代が続くのではないですかね。それを阻むためにも稀勢の里の来場所以降の踏ん張りに期待しています。彼も今場所でかなり自信も湧いてきたのではないですかね。今場所15日間で後ろへずるずると後退したのは今日が初めてでしたから。腰を落として寄っていく正攻法をずっと続けて欲しいものです。