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二日の長あり-45

2013-05-26 18:20:01 | 日記

 相手より一段上回ることを「一日の長あり」などと言いますが、昨日今日の白鵬は対稀勢の里にしても、また日馬富士にしても、実力にはまだ相当の開きがありますね。「一日の長あり」よりももう一段上回った横綱でした。「二日の長あり」とでも言いたいくらいです。
 14日目の全勝対決は固唾を呑んで見守っておりました。横綱もそれまでの相手と違って幾分硬さが見られました。立ち合い左から一発張ってしかも左へ変わるような形になりましたね。前場所までは圧倒的な対戦成績でしたから横綱有利と見るのが至当ですが、今場所の稀勢の里は終始右を筈にあてがって押していく正攻法で白星を並べてきましたから横綱といえども安心はできません。しかも過去に63連勝を阻まれた相手ですから、慎重の上にも慎重に取りました。
 しかし今日の今日の結び前の稀勢の里と琴奨菊は稀勢関に硬さが見られました。一方的に押し込まれてあっけなく土俵を割ってしまいました。
 結局、星2つの差の準優勝に終わった稀勢の里ですが、横綱への道はまた遠ざかってしまいました。仮に14勝1敗なら来場所全勝か14勝で横審の議題にも上がるでしょうが、今日の成績ではそれも遠い彼方へ行ってしまいました。
 7年ぶりの日本人優勝か?などマスコミも囃し立てましたので、一層硬くなったのでしょうね。しかしさすが白鵬でした。15日間危なげのない相撲でしたから、当分彼の時代が続くのではないですかね。それを阻むためにも稀勢の里の来場所以降の踏ん張りに期待しています。彼も今場所でかなり自信も湧いてきたのではないですかね。今場所15日間で後ろへずるずると後退したのは今日が初めてでしたから。腰を落として寄っていく正攻法をずっと続けて欲しいものです。

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