5月1日付け市議会HPに習志野市議会がいま行っている議会改革
としてその一つに議会基本条例の制定の検討が掲載されました。
千葉県内では現在条例が制定されているのは流山市と松戸市です。
今後どのような形で進められるのか注視して行きたいとも考えます。
(議会基本条例とは)
北海道栗山町が2006年5月、全国に先駆けて制定。首長らが条例案を説明し、
議員は質問するだけという地方議会のあり方を見直し、活発な論議を促すのが目的。
分権の進展に伴い、議会の責任が大きくなった現実を見据えた条例である。
条文で「地方分権の時代を迎えて……(議会は)自治体事務の立案、決定、執行、評価に
おける論点、争点を広く町民に明らかにする責務を有している」と規定し、議員間の
自由討議や執行部側の反問権などを認めた。町長に対しては、
(1)政策等の発生源、
(2)検討した他の政策案等の内容、
(3)他の自治体の類似する政策との比較検討、
(4)実施にかかわる財源措置、
(5)将来にわたるコスト計算、などを具体的に提示することを義務づけた。
習志野市議会HPより
http://www.city.narashino.lg.jp/joho/shigikai/gikaikaikaku.html
習志野市議会がいま行っている議会改革
市民に開かれた議会の実現と議会機能の活性化をめざし、一層の議会改革に取り組むとともに、
より市民に開かれた議会運営の推進に努めています。
平成29年9月29日に、習志野市議会改革検討協議会を設置し、調査・検討を行っています。
議会改革検討協議会での検討事項
(
1)議会基本条例の制定
議会基本条例の制定について、検討をしています。
議会基本条例は、議会及び議員の活動原則や、議会運営、議会と市民・行政の関係、
議会の機能強化などの基本的事項を定め、多様化した市民意識に適切に対応し、市民福祉
の向上と市勢の発展に寄与することを目的としています。
(2)議会のICT化
議会へのタブレット端末システムの導入について、検討をしています。
議会のICT化により、全議員にタブレット端末を貸与し、議会活動において活用することで
書類の電子化(ペーパーレス化)による文書保存・管理の効率化と議会運営の効率化を進め、
議会機能の充実・向上と環境負荷の低減に寄与することを目的としています。
検討に当たっては、検討事項ごとに分科会を設置して行っています。