経済産業省と石油天然ガス・金属鉱物資源機構
(JOGMEC)は9月26日、海底に存在する鉱物
資源を船で大量採掘することに世界で初めて
成功したと発表した。
沖縄県近海に存在する沖縄トラフには、海底
から熱水と一緒に噴き出した金属が堆積して
形成された「海底熱水鉱床」の存在が相次いで
確認されており、伊平屋小海嶺や伊是名海穴の
ほか、最近、久米島沖の水深約1500~1800mの
海底で熱水鉱床が発見された。
これらのほか、小笠原海域でベヨネース海丘
など、日本周辺海域で小さいものを含め20ヵ所
以上見つかっており、多くは水深700~1600mの
開発に優にな比較的浅い所に分布している。
海底熱水鉱床では、海底の地中から熱水と共に
銅、亜鉛、鉛、金、銀など有用性を備えた
鉱物を含んだマグマが噴出し、堆積している。
JOGMECは、沖縄本島から北西に約110Kmの
海底にある伊是名海穴で、8月中旬から採掘機を
約1600mの海底に設置し、掘削に備えた準備を
進めてきたが、9月23日までに鉱床を細かく砕き
ポンプで海水とともに船に吸い上げる方式で
鉱石16・4トンを採集した。
伊是名海穴の資源量は740万トンとされ、国内の
年間消費量と同等の亜鉛埋蔵量を備えている。
今回、開発された採掘技術は南鳥島近海に存在
するコバルトリッチ・マンガンクラストの海底
採掘にも応用が可能とされ期待されている。
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