大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

太陽光導入で自治体の4割超でトラブル発生

2024年04月06日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





紀伊半島は、首都から最も遠い僻地半島であり、

半島中央に位置する十津川村役場までは最寄りの

JRの駅から車で1時間で行き着くのも難しい。

奈良県は、紀伊半島の中心に位置し、交通

アクセス等立地の良い奈良.県五條市に災害時の

支援に備えた大量の物資・人員の迅速な輸送.

集積が可能な2,000m級滑走路を有する

[奈良県大規模広域防災拠点]を建設を決めて

予算化を進めたが、長年君臨してきた知事の

交代で、計画そのものの見直しが始まった。

たたなづく 青垣、山籠(やまごも)れる大和

平野の北部に 5世紀の大古墳に囲まれて、

我が国唯一の航空自衛隊 幹部候補生学校が

存在する。

だからと言って、2000mもの規模の滑走路を

もつ基地を造る必要もあるまい。

県は、広域防災拠点を縮小し、ヘリコプターが

発着できる規模に縮小する予算カットを提案。

買収済みの広大な敷地に、太陽光パネルを

設置してクリーンエネルギーの基地化を計画。

計画変更に、地元が猛反発して広域防災

拠点設置計画共々、設置が混迷しそう。

総務省は、3月に自治体の4割超が民間業者に

よる太陽光発電設備の導入に伴うトラブルを

抱えていたとする調査結果を発表。

未解決のトラブルを抱えた割合も2割弱に

上り、総務省は違反状態を放置した発電

事業者への交付金の留保など必要な措置を

取るよう経済産業省に改善を勧告している。

総務省によると、2012年(平成24年)に再エネ

特措法に基づく固定価格買い取り制度が導入

されて以降、出力10Kw以上の事業用太陽光

設備は約73万5千ヶ所に達している。

制度開始から10年を超え、トラブル解決交渉の

相手の設置企業が投資資金回収を終えて所在

不明、その後ろに中国資本が見え隠れしている

ケースも少なくないとされる。

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