宗教・占い探玄  

再度、日蓮大聖人の教えに目覚めた在家僧侶です。ちょっと頭がおかしいのか、論旨もコロコロ変わります。

酒盛り

2012-03-02 21:05:51 | 日々の思い
 今日出張から帰宅してやれやれってところです。「狭いながらも楽しい我が家」って云う歌がありましたが、ホントその通りですね。ホテルに泊まっても真から寝たって感じがしませんね。今日は思う存分熟睡したいと思っています。普段断酒しているんですが、酒好きの人と同行すると付き合いと言い訳しつつ思う存分飲んでしまいますね。今回の出張は名古屋だったんですが、ホント良い店がありますね。とてもうまかったです。尾張と云えば信長公を思い出すんですが、料理でおもしろいエピソードがあります。信長が京入りを果たして前勢力を駆逐した折、そこで働いていた都で有名な料理人がいました。信長が料理を所望したので作ったところ「こんな不味いものを作りおって!殺せ」と命じました。吃驚した料理人は「もう一度作らせて下さい。その料理がお気に召さなければ命に従います」と言いました。日を改めて差し出した料理に信長は非常に満足しました。

 後で料理人にどうしたのか或る人が訊ねました。すると「最初に作った料理こそは我が渾身の料理。然るに信長公はお気に召さなかった(京風は素材の旨味を引き出す薄味が基本)。そこで信長公が尾張の田舎者であることにハタと気づき作ったのが二度目の料理だったのじゃ」と料理人は答えました。この事は信長の耳に達しましたが何らお咎めはありませんでした。この話は私が中学生の時、同級生が持っていた本を借りて読んで知ったんですが、ホント信長と云う人は面白いですよね。合理主義の典型みたいな人です。因みに私は関西人ですが、名古屋で食べた郷土料理は全然OKでしたけどね。見た目や味が濃い、薄いはその料理の個性であって、美味いものは美味いと思うんですけどね。
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