壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

宝くじの高額当選者は本当にいるのか?

2013年11月20日 | かんがえる

あなたの身の回りに、宝くじの高額当選者はいますか?

年末ジャンボは毎年、1億円以上が1000本、サマージャンボも同様に1000本の当選があります。つまり、この二つで、年間2000人もの、億万長者が生まれている。過去10年間では、2万人です。

日本には、1億2000万人が暮らしています。計算しやすくするために、1億人としましょう。1億を2万で割ると、5000。 5000人に1人が、1億円を得ている計算です。

あなたが、今まで付き合ってきた人は何人でしょうか。おそらく、5000人くらいではないか。家族のほか、おじさんやおばさん、いとこがいる。近所のおじさん、おばさんがいる。これだけで、20~30人でしょう。小学校は学校全体で500人、中学校は1000人くらいかな。高校や大学はどうだったでしょうか? 営業職の方なら、勤め始めてからも日々、出会いの連続ですね。

つまり、ごく普通に生活していても、5000人くらいの人とは、何らかの接点を持つことになる。そうした人の中に、1人でも1億円に当たった人を知っていますか? 知らないでしょう。

あなたの高校時代、インターハイに出る選手はいましたか? その人は、地元では超有名人でしょう。珍しいから、目立つのです。しかし、宝くじの当選者は、珍しいのに目立たない。インターハイ出場が、砂浜の中の「宝石」だとすると、宝くじ当選者は砂浜の中の「砂粒」だからです。

なぜ、宝くじ当選者は目立たないか。この理由をご存知ですか? 友人知人にたかられるから当選を隠している? 人間はそんなに賢くありません。大金を手にすると、つい気が大きくなるもの。親しい人に御馳走したり、金遣いが荒くなったりして、すぐそれと知れます。それなのに、なぜ表面化しないか?

実は、1億円の当選者は、1000人もいない。 1人だけなのです!

公表数の1000分の1です! テレビ中継される回転ルーレットを射るパフォーマンスも、やらせです!

宝くじに当たると、銀行の頭取室に案内され、「大金を手にして生活が激変しないよう、注意しましょう」的な冊子を配られると聞きます。そこには「友人知人にたかられる」「詐欺まがいの人物が近寄ってくる」「人生が狂う」などの理由から、「公表してはなりません」という主旨の記述があるといいます。

本当の「公表してはなりません」の理由は、当人の生活破綻を心配するのではなく、当選者に「砂粒」になってもらためなのです。そんなわけで、誰も「俺が当選した」と言わない。当選者が1000人いるのか、いないのか。本当の数を知るのは、クジ主催者だけです。

事の発端は、終戦時、GHQ(連合国総司令部)の指導で始まりました。戦後復興の建設資金に充てるため、税だけでなく、ほかの方法でも財源を確保する必要があったのです。

この事実は、首相、内務大臣(当時)、宝くじの事務を引き受けた第一銀行(当時)の頭取の、日本でも三者しか知らないことです。代々、この三者だけの極秘にされ、交代があっても、極秘に引き継がれ、60年が過ぎてしまいました。過去の首相や大臣、頭取経験者らは、文字通り、秘密を墓場まで持って行ったのです。「核持ち込みの日米密約」と同じ構造です。

この事実が公になったら、日本国内は大パニックです。いまこそ、わたしたちは、この国家的欺瞞にメスを入れるべきではないでしょうか。


■以上は、2010年4月1日(エイプリールフール)に、このブログに記した記事です。ヒット数アップのため再録しました。


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