壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の40代男性。宜しくお願いします。

兄弟の数

2016年06月04日 | かんがえる

先日、図書館で立ち読みしていて、こんな問題に出合った。

弁慶と義経が陸奥を北へと向かう旅路で、1人の子どもと出会った。
弁慶が、その子に兄弟の数を尋ねると、こういった。
10人兄弟だが、父ちゃんの子は4人、母ちゃんの子も4人だ、と。
どういうことか。
義経はすぐ分かったが、弁慶はチンプンカンプンだった。

これは、父の連れ子が4人、母の連れ子が4人いて、
再婚後に2人生まれたということ。

これなんかも『頭の体操』的な問題だろう。



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『頭の体操 BEST』(多湖輝著)読後メモ

2016年06月04日 | よむ

ずいぶん昔のベストセラー。全23巻まで出たらしい。
その23巻のダイジェストであるBESTを読んだ。
『頭がいいって何だろう』(植島ケイジ著)を読んで、ずいぶん『頭の体操』から引用されていたので、気になっていた。
とても興味深い本だ。
全100問。気になったことをメモする。

問1
やられた。まじめに考えていて、15分とか答えを出したら、大間違いだった。

ローマクラブが出した、こんなレポートがある。
ある池。ハスが1つある。1分間でハスは倍に増える。
池全面が覆われると水が空気に触れず、水中生物は死ぬ。
池全面が覆われるのが1時間後とすると、半分覆われるのは何分後か?
答えは59分後。
我々は暢気に暮らしている。温暖化問題への危機感も薄い。
しかし、今はこの1時間をリミットとする時計の28分後くらいに居るのではないか。
まだハスは半分に達したばかり、と思っていたら、1分後には全面が覆われる、というわけだ。

それで色々と考え、この問題の深みにはまってしまった。

問2
これは、俺も独自に考えた。
人に出したりもした。
だからすぐ答えが分かった。

問3
これは面白い。
余興の席で、ちょっと披露できるだろう。
●●●○○○ という風に並んだ6つのグラス。
●○●○●○ 1つ動かすだけで交互にする。

問6
これは法律学でも、貴重なテーマらしい。
カステラの切り分けで、2人が不平を言わないようにするには。

問7
考える時間は、制限時間1時間と書かれていたが、
俺はすぐ分かった。
檻の中の犬と猿。最大に動けて、互いに接触しない方法は?

問12
これはヤラれた。

問16 問12と同じ発想でいける。

問32
ショートケーキを分ける問題だが、問12の解法は使えないか? 使えないわな。

問33
ショーのアシカと女性調教師。常識にとらわれるな。

問34
紙で放物線を描く問題。うまい。

問44
ネットワーク経済性。経済学を学んでいれば、すぐ解ける。

問52 盲点。

問59
正答は遠心力の利用だが、手でなく、足で球を動かせば…。

問60
スケールが大きい。『詐欺師の楽園』(種村季弘著)も面白かった。

問61
B発A行は途中のC駅で10分停まっている、という回答も妥当では?

問66
等高線の問題。A図は上り下りを繰り返している、という回答もありでは?

問78 へ~。

問81 論理力、直観力。

問82 素人発想。

もっともっと、面白い本を読みたい。







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ムヒカ氏の言葉

2016年05月06日 | かんがえる

数週間前、ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏が来日した。
いろいろ報じられ、僕も初めて、こんな人がいるんだ、と知った。

私は貧乏なのではない。質素が好きなだけだ。ムヒカ氏の言葉。

若いころ、政治犯として10年以上も投獄されていた。
そんな辛苦を経て、大統領になった。
大統領時代は、報酬の9割を慈善団体に寄付していたとか。

同じ時期、東京都の舛添知事が、海外出張で高級ホテルに泊まっていたことが問題になった。香港のテレビ局記者の取材に対し、「香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか?」と逆質問。
高級ホテルなら、わざわざ別に会議室を取らなくても、ホテルの部屋内で会議ができる、とも言っていた。

人間の器が問われている。

一人一人の倹約は美徳だが、みんなが倹約すると経済が回らない。合成の誤謬。
舛添さんは、経済を回すため、あえて贅沢をしているのかもしれない。
でもそれは自分の金でなく、都税だし。

前都知事も、徳洲会からの金銭提供を受けて批判され、辞めた。
まことお金のことは難しい。



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給付型奨学金を意義あるものにするには審査が大切

2016年03月24日 | かんがえる

日本学生支援機構の奨学金には、無利子の1種、有利子の2種があるが、いずれも貸与型で、給付型はない。
いま日本では、子どもの貧困が問題になっている。
その解決策の一つとして、給付型奨学金の実現を目指す動きがあるようだ。

マスコミ報道は、給付型奨学金が必要だ、という論調ばかり。それは、その通りだろう。
ぼくも、給付型の奨学金に賛成だ。

しかし、給付型奨学金によって二極化がますます進むのでは、と心配している。
つまり、デキる学生は給付型奨学金を得て高学歴を身に付ける一方、
デキの悪い学生は給付型奨学金を得られない、という事態だ。
彼らは、従来通りの貸与型奨学金で学び続けるしかないだろう。

報道には、こうした視点・解説が欠けており、残念でならない。

家計の状況、夢や希望は、一人ひとり千差万別だ。
デキる・デキが悪いといっても、その内実はいろいろだ。
それをどう見極め、評価するか。

事実として貧しく、真に学びたいという欲がある生徒。
それほど貧しくなくとも、損得勘定に敏感でうまく立ち回る生徒。
こんな単純に分類できないことは百も承知だが、分かりやすさ優先であえて二分類した。
いかに前者の学生を掬い上げ、後者の学生に我慢してもらうか。

カギになるのは、審査だろう。

書類だけでは選べない。面接が複数回は必要だと思う。
そうなると、質量とも面接官の充実が必須になる。育成も大切だし、経験を積む必要もある。
こうした面接官には、金融畑出身でなく、社会の荒波にもまれた多種多様なキャリアを持つ人材にこそ就いて欲しい。
ちょっとニュアンスは違うが、起業家を見るベンチャー投資家のような眼を持つ人材とでも言えばいいか。審査をパスさせる学生には「俺が選んだんだ、尻拭いは覚悟している」というぐらいの頼もしい気持ちで、審査で落とす学生には「ごめん」と涙を流せるぐらいの優しい気持ちで。(これって面接官の仕事でなく親の仕事?)

ちょっと精神論に走り過ぎたかもしれない。
でも、給付型奨学金を意義あるものにするには、というより次代の人材を育てるためには、人生の先輩はそれくらいの覚悟が必要だ、と思うのです。

いかがでしょうか?








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新入社員はドローン型の分析に価値はない

2016年03月24日 | かんがえる

今年の新入社員は「ドローン型」だそうだ。
3/24東京新聞朝刊「就活強風の中でも着地」との見出しで知った。
毎年、日本生産性本部が、その年の新入社員の特徴を発表している。

この分析・発表は、真実(に近いこと)を言い当てているのか?

流行りの単語や言葉に、今どきの若者の特徴を無理やり結び付けただけとしか思えない。
牽強付会。レッテル張り。

今年の新入社員に限らず、どんな年にも色々な新入社員がいる。
(a)強風の中でも無事に着地した新入社員もいれば、
(b)暴風に吹き飛ばされてる若者もいるし、
(c)微風に易々と着地を決める器用な新入社員もいれば、
(d)無風にもコケてしまう就活生はいる。
  (無理やり四象限に分けました)。

ドローン型とは、今年の就活性が(a)が多かったということだろうが、どんな根拠を基に言っているか?
仮に(a)が多いのが事実として、例年に対して有意な差だろうか?
ぼくにはそうとは思えない。

こうした分析は、単なる読み物としては面白いかもしれないが、それ以上の価値はないと思う。




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