同じオヤジ趣味の駄洒落でも、眞木準がいうと、なぜかっこいいんだろう。
ほっかいどう でっかいどぉ(北海道旅行ツアー)
おおきなwa!(沖縄旅行ツアー)
『一語一絵』(眞木準著)を読みました。氏はJALやANAのツアーなどの広告で名コピーを連発した伝説のコピーライター。雑誌「AERE」の命名者でもあります。
飲むときは、ただの人。
サントリーのウィスキー、ホワイトのコピーです。名士もサラリーマンも、金持ちも貧乏人も、同じカウンターに向かってグラスを傾けるときは、ただの人だというのです。『てっぱん』の「かならず腹はへる」は、この流れを汲むコピーですね。
作家の島田雅彦氏が、「小説家が何万語も費やして表現しようとしている世界を、優れたコピーライターは一語で語り切る」という趣旨の文章を寄せていました。確かに眞木準のコピーからは、氏の世界観が透けて見えます。黒子に徹しているはずなのに、人と成りがにじみ出ている。元がカッコいい人間だから、駄洒落もかっこいいんでしょうね。
秋の夜長、書斎でウィスキーグラスを傾けながら、ぜひ。
ほっかいどう でっかいどぉ(北海道旅行ツアー)
おおきなwa!(沖縄旅行ツアー)
『一語一絵』(眞木準著)を読みました。氏はJALやANAのツアーなどの広告で名コピーを連発した伝説のコピーライター。雑誌「AERE」の命名者でもあります。
飲むときは、ただの人。
サントリーのウィスキー、ホワイトのコピーです。名士もサラリーマンも、金持ちも貧乏人も、同じカウンターに向かってグラスを傾けるときは、ただの人だというのです。『てっぱん』の「かならず腹はへる」は、この流れを汲むコピーですね。
作家の島田雅彦氏が、「小説家が何万語も費やして表現しようとしている世界を、優れたコピーライターは一語で語り切る」という趣旨の文章を寄せていました。確かに眞木準のコピーからは、氏の世界観が透けて見えます。黒子に徹しているはずなのに、人と成りがにじみ出ている。元がカッコいい人間だから、駄洒落もかっこいいんでしょうね。
秋の夜長、書斎でウィスキーグラスを傾けながら、ぜひ。