8月22日 東京新聞(ネットで何が…)より。
ネットを誰もが使い、調べ、情報発信ができるようになると、監視機能が生まれるようになる。一連のデザイナー・パクリ騒動についても「ただの偶然では…」とも思える過去の「類似デザイン」が次々と発見されている。
マスコミもこうした監視の対象となっている。今夏の甲子園大会で大活躍した関東一高のオコエ瑠偉選手については、スポーツ報知の報道が批判された。(中略)
アフリカ系選手の場合、この紋切り型の「高い身体能力」という言葉も、昨今、ネットでは批判の対象となっている。(中略)
欧州の(サッカー)プロリーグには多数の黒人選手がおり、彼らは組織的戦術に従い、活躍をしている。それなのに毎度「身体能力」がクローズアップされ、(国の)代表チームに入ると途端に「驚異の身体能力の集団」にされてしまう。スポーツ選手は皆、「身体能力」は高い。それを前提に報道はされるべきだろう。
スポーツ選手は皆、「身体能力」は高い。なるほど、もっとも。その通りですね。
アフリカ系スポーツ選手は身体能力が高い。
山男は朴訥だ。
子どもは純真だ。
そんな先入観なく、物事を見たいと思いました。