ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

沖縄米海兵隊の戦闘部隊はわずか800人 「抑止力として必要」論の誤り

2015年06月03日 22時35分26秒 | 沖縄
写真は名護のガジュマルです。

以下、転載します。

田岡俊次 [軍事ジャーナリスト] 密かに、この人のファンなのです~♪


沖縄米海兵隊の戦闘部隊はわずか800人
「抑止力として必要」論の誤りを突く

http://diamond.jp/articles/-/62764?display=b

現在、第36海兵航空群が駐留している宜野湾市の普天間飛行場は2700mの滑走路を持ち、MV22B(オスプレイ)24機、大型輸送ヘリコプターCH53Eが4機、攻撃ヘリAH1Wが5機、指揮・連絡用ヘリUH1Nが4機、連絡機UC35(サイテ―ション)3機、同UC12(スーパーキングエア)1機が配備されている模様だ。那覇から約10キロ程の近さだけに、飛行場の周囲は住宅地として発展し、騒音への苦情が多く、2004年8月13日には大型ヘリCH53Dが隣接する沖縄国際大学構内に墜落、炎上した。夏休み中だったため民間人に死傷者は出なかったが、搭乗員3名が負傷した。また宜野湾市が基地により東西に分断されているため、消防、救急活動などに支障があるという。

 基地を辺野古に移せば、事故が民家に与える危険と騒音問題が著しく減少することは確かだが、米軍による占領、強引な用地収用、米軍人による犯罪などに70年近く苦しみ、屈辱感を抱いてきた沖縄県民の多数が、新たな基地建設に反発するのも当然の心境だ。1996年4月に橋本龍太郎首相とW・モンデール駐日米国大使が普天間移設で合意して以来すでに18年余。紆余曲折を繰り返しいまだに着工もできず、政府のノドに刺さった骨のようになっていることは、本来これが無理筋の案だったことを示していると言えよう。その間、日本の財政状況は悪化し、政府の総債務残高は1197兆円、政府の持つ金融資産を差し引いた純債務でも673兆円(GDPの約138%)に達した。この財政危機の中、地元民の大半が反対する基地建設に莫大な資金を投じることが合理的政策なのか疑わしい。

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以上転載

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