ドイツで修業をした時計修理

新潟県で唯一、腕時計だけの専門店・南雲時計店のブログ

ギナーンと僕-02

2010年02月28日 | インポート

前回は2004年10月24日の夜にジン氏の代理人
より電話が突然来たところまでお話しました。

この代理人さんであるグラウプナー氏の話では、ジン
氏の時計のファンは日本にも居る。
しかし、日本には販売とメンテナンスの拠点が無い。
それでジン氏は故障などの際に迅速に対応出来る
拠点を日本にも作りたいのだと言ってました。

それで当店は定期的にジン氏の時計を購入していた
ので、ジン氏の時計のコレクターもしくは時計店と思
い連絡をくれたそうです。

その時にもちろん当店だけでなく色々な可能性を探る
べく、時計の輸入元、商社などにも連絡してまた当店
にも連絡をするとの事で電話を切りました。

僕からするとかなりビックリする出来事でした。
嬉しいとかってよりまずはただただビックリでした。

そして、けど、ウチのような時計屋ていどの所には実際
にはもう電話が来ないだろうって気持もかなりありました。

ところが数ヵ月後の2005年の2月頃かなぁ。
再度グラウプナー氏より電話が来ました。

次回へつづく。


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ギナーンと僕-01

2010年02月25日 | インポート


ギナーンと僕の関わりは2002年頃より始まりました。
最初はインターネットでSinn社の創業者のジン氏の
プライベートブランドの旧・ユビラー社のクロノシュポル
トを知りました。

そして翌年、2003年の春の頃よりドイツのジン氏
より直接輸入を開始しました。

最初は僕の父が31シリーズに搭載されているHS-81
ムーブメントに惚れて取り寄せて腕に着けていたの
をお客さんが見て、欲しいとの事で取り寄せたり、当
店のホームページでもドイツのジン氏よりお取り寄せ
致しますって宣伝をしていました。

おかげ様で2004年の初め頃より定期的なご注文
をいただけるようになり、ドイツのジン氏より送って
いただいておりました。

そして運命の2004年10月24日、中越地震の翌日
の夜の事です。
地震でお店や家の中の床に棚から落ちた物が散乱
しているのを片付けている夜の10時半ころに電話
が鳴りました。

僕は気にもせずに片付けをしておりましたら母親が
やって来て僕に『あやしい外人さんだからアンタ出て。』
とコードレスの受話器を受け取りました。

そこでガツンと言われたのが『お前はジンの時計を
買っている。コレクターか時計店か?』って突然大きな
声で超胡散臭い日本語が耳に飛び込みました。
かなり面食らいました。

しかし、気を取り直し『日本語OK?』って聞きましたら、
大丈夫との事だったので、もう一度聞き、僕は時計屋
だと言う事を伝えました。

そしてあなたは誰かと聞きましたら、ドイツのヘルムート・
ジン氏の代理人との事でした。

この人は後で知りましたが、以前はドイツ・キャノンで
弁護士のような代理人のような仕事をしていたとの事
でアヤシイですが日本語が出来たのです。

次回へつづく。


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GUINAND-31の魅力

2010年02月23日 | インポート

ギナーン.31シリーズの魅力は見やすさに特化した
機能美にあります。

時計としてただ見やすく簡素ではあるが、男っぽさの
塊のような一言では表せないカッコ良さがそこにあり
ます。

もちろんデザインの好みは十人十色です。
ヘルムート・ジンの時計の良さはブライトリングやパネ
ライのような一目惚れするようなカッコ良さとは違う機
能美の中から醸し出す凄みのようなカッコ良さに魅了
されます。

代表モデルは
Gn310101
※GUINAND-31.HS-01

着ける者に勇気と気合をくれる1本です。

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ドイツのモノ作り-2

2010年02月21日 | インポート

前回、ドイツのモノ作りで少しを話しました自動車の
クレイモデラーさんがドイツの人は『モノ作りDNA』
を持っていると言ってました。

それは前回も何度も書きましたが、工業製品は基本
に忠実でなくてはならない。
これは人が道具を使い始めた石器時代から変わらぬ
事ですが、この哲学をドイツの人は生まれた時から持
っているように感じると言ってました。まるでDNAのよ
うだと。
確か、多分そんな事を言ってました。

そして僕もドイツの時計会社の人と関わった時にそう
思いました。
この人達は本当に時計が好きで、時計作りのが好き
で、さらに良い意味でのクラッシックの継承をしている
なって思いました。

時代が変化しても変わらぬデザインでしかも時代遅れ
を感じさせない所に僕や前回からご紹介させていただ
いてるクレイモデラーさんもギナーンの時計に惚れてい
るんだと思います。

クレイモデラーさんよりコメントをいただきました。
Hiroさんの勝負時計はGUINAND-31シリーズもしくは
WZU-5を着けているそうです。

確かに気合の入る時計です。
僕も契約の時に着けていく時計はGUINAND-31シリーズ
です。

皆様もぜひ!!

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ドイツのモノ作り

2010年02月20日 | インポート

ドイツって環境でモノ作りをすると、いつの間にか質実
剛健なデザインになるようです。

あっ、ここで言う『デザイン』とは見た目のデザインもそ
うですが、設計も入ります。

僕の知り合いの自動車のクレイモデラーさんが数年ほ
どドイツ・フランクフルトのデザインスタジオにて働いた
そうです。

そのモデラーの方が話していたデザイン論とSinn(ジン)
の創業者であり、かつ、GUINAND(ギナーン)のオーナ
ーのヘルムート・ジン氏のモノ作り哲学が同じだったの
です。

工業製品はまずは目的に忠実である事。次に簡素かつ
丈夫である事。そして適正な価格である事なのです。

基本に忠実でアスリートの肉体美のような機能美。
機能美って言葉はドイツ製品から生まれたのではないか
と思うほどです。それでありながら遊び心もあります。

GUINAND-20/21シリーズの文字盤はアラビア数字、バー、
ローマ数字など、はたまた見易さのために黒文字盤が多
いのですが、シルバーの放射状の模様や全面夜光文字
盤など、機能と遊び心を両立した時計も沢山あります。
http://www16.ocn.ne.jp/~guinand/watch-20.21.htm

ドイツのモノ作りは使いやすさと遊び心を両立した素晴ら
しい工業製品です。

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