ドイツ時計の伝道師・南雲達也 / 南雲時計店【公式】三代目ブログ

日本人で唯一、Sinnの創業者のヘルムート・ジン氏よりジン氏の時計の公認修理士として認められています。

ドイツと機械

2010年03月29日 | インポート

昨日、お客さんとお話をしてましたらそのお客さん
が機械で良いのは『高精度、高耐久性、簡素で整
備性が良いの三拍子そろった機械が良い。』って
事だよね。って事で僕とお客さんが一致しました。

そして時計屋に遊びに来る人なので時計が好きな
方なので、今度はどんな時計が上記の三拍子が
そろっているかの話になりました。

僕が思う時計の三拍子は、ギナーンの手巻き時計
です。手巻き時計は精度的にはやや劣るが、非常
に高い耐久性と整備性も非常に良いです。

ですので僕のお気に入りは
GN-90.04
GN-31.HS-02
以上の2本が時計らしいデザインやコチコチ音が
僕の心をくすぐります。

ドイツの機械(時計)作り哲学は目的に忠実で、
しかもデザインは古臭さを感じさせないクラシッ
クとモダンの融合が素晴らしいです。


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007と腕時計

2010年03月25日 | インポート


久しぶりに映画を観ました。
息子の映画DVDラックに007.カジノロワイヤル
があり、『おっ』って感じに興味をひかれ観ました。

新しいジェームズ・ボンドもテレビコマーシャルで
見たのよりもずっと映画の設定にマッチした良い
感じでした。

そして内容はかなりスリリングで楽しめました。
しかし旧シリーズから続くスパイ小物が少なかっ
たのがやや惜しかったのと、一番最初に逃げる
犯人がフリーランニングの技を多様したのが嘘
くさかったです。

そして『ぷっ』っと笑えたセリフがありました。
ボンドの相手役の女性がボンドに対してスパイ
だから時計はロレックスでしょ? って聞いて、
ボンドがオメガだって答えるシーン。

これは僕が時計屋だったせいです。また時計
好きの方も『くすっ』って来た人が居たと思いま
す。

そう言うセリフがあるのに時計が大写しになる
シーンが無かったのは中々憎い設定だと思い
ました。
チラッの方が余計気になりますから。

やはり男の道具は007映画に代表されるよう
にやっぱり車と時計だなって改めて思いました。

007のアクションシーンの後、ジェームズ・ボン
ドの手首にギナーンのGN-330.Mのようなバード
なダイバーズウォッチが着いていたらカッコイイ
なぁって思っています。

ちなみに翌日にレンタルで『慰めの報酬』も見ま
したが、カジノロワイヤルの方が良かったです。
お勧めです。


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ドイツの旨いもの

2010年03月22日 | インポート


ドイツの旨いものですが、それはもうお馴染みの
ソーセージやハムは超旨いです。

ビールも旨いので僕のように肉が好き、ビールが
好きな人達には非常に良い国です。

中にはちょっと長めの仕事でホテル住まいの日本
からの人などは毎日メインは肉の煮込みかカツレ
ツみたいなのか、ステーキみたいに焼いたのの肉
3種類とご飯代わりのジャガイモのマッシュかジャ
ーマンポテトかフライドポテトの3種類が毎日交互
に出るだけなので飽きてしまう人もいます。

しかし、僕は肉系の料理はみんな好き&ジャガイ
モも好き&ビールも好きな人にとっては旨いもの
天国です。

もちろん普通にアイスクリームやコカコーラもあり
ますし、パンだってドイツの黒くて重くて苦いような
パンばかりでなく、普通にサンドイッチのようなパン
もあります。

ビールはビアホールみたいなお店に入るとたいて
いのお店に日本の地ビール工場のような巨大な
玉ねぎのような形のビールを造るタンクがあります。

だからビアホールで普通に飲むビールも完全なる
出来たての生ビールで非常に旨いです。

軽い口当たりなのに味はしっかり深くて本当に旨
いです。
ツマミはもちろんソーセージやジャーマンポテトで
す。

ドイツに行かれた際には是非、ビアホールで生ビ
ールとソーセージ&ジャーマンポテトを食べたり
してください。
旨いですから。


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ドイツのイマイチなところ

2010年03月21日 | インポート

前回の『ドイツの凄いところ』の続きです。
ドイツには良いところが非常に多くてつい住み着き
たいって思う所なのですが、そんなドイツでもイマイ
チなところもやっぱりあるのです。

僕が一番苦手としたのは水です。
観光で行く時は都市部または観光地は田舎とは言
え世界的に有名な場所ばかりなので、僕のような普
通の日本人の口に合う炭酸が無く塩気もない日本
の水のようなのが普通に売ってます。

しかし仕事でドイツを訪問をする際は都市(フランク
フルト)の下町なので泊まる安ホテルの周りには小
さなスーパーしかなく、それでも何種類かの水が売
っているのですがすべて炭酸入りなのです。

そして安ビジネスホテルで歯磨きする時に洗面所の
蛇口から出る水は炭酸は無いですが、かすかに塩
気があるのです。

僕はこの塩気が苦手なのです。
そしてスーパーで売っているほとんどのペットボトル
の水は塩気+炭酸入りで超苦手です。

これが僕の思うドイツのイマイチなところなのです。

ホント、ソーセージやビールは旨いのになんで水は
こんなにイマイチなんだろうって思いました。


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ドイツの凄いところ

2010年03月18日 | インポート

ドイツの事がそれほど詳しくはありませんが、
僕の思うドイツの凄いところはリサイクルなど
環境配慮が凄いと思いました。

日本よりもずっと以前からゴミの分別が進ん
でいて、リサイクルに積極的で地域や地球規
模で環境問題などに取り組んでいました。

また健康などにも気を使っており、多くの食
品に無農薬や無添加が多いです。

また日本やアメリカに比べて機械化や効率化
が遅れているせいもありますが、僕らが扱う
時計一つとっても裏蓋の開かない修理不能の
使い捨て時計などの製品が少なく、多くの機
械製品が修理をして使い続けられる設計にな
っています。

ですので、弊社取り扱いのギナーン時計など
も自動巻や手巻きの時計なので、効率では
ソーラー電波時計のようなハイテク製品には
かないませんが、修理して使い続ければ何十
年どころか大切に使えば百年くらい使えそう
です。

電池やソーラーのように内部にLSIのような
コンピューターを使ってないので、使い捨てと
は一味違います。

そんな環境や健康に配慮したレトロで味わい
深いドイツ時計を皆さんもいかがですか。


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