名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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「世界収入不平等指数ランキング」 1%の富裕層が世界の富の半分を保有?

2016-10-24 | 労働ニュース
格差を測る指標の1つに「ジニ係数」と呼ばれるものがあり、今回はこの数値をベースにランキング形式で世界の格差について迫ってみよう。

■格差が少ない国はヨーロッパ、旧ソ連諸国

ジニ係数は可処分所得の世帯分布の不平等さを示す数値で、0~1の幅で0に近いほど格差が小さく平等な一方、1に近づくほど格差が大きくなることを意味する。米CIA(アメリカ合衆国中央情報局)が公表している「ザ・ワールド・ファクトブック (https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/rankorder/2172rank.html) 」から、格差の少ない国のトップ10のランキングを紹介する。なお、国ごとに調査年が異なる点には注意いただきたい。

1位スロベニア 23.7%
2位ウクライナ 24.6%
3位デンマーク 24.8%
4位スウェーデン 24.9%
4位チェコ 24.9%
6位オランダ 25.1%
7位ベルギー 25.9%
8位スロバキア 26.0%
9位モンテネグロ 26.2%
10位ベラルーシ 26.5%

トップ10に名を連ねた国は、ヨーロッパと旧ソ連の国々だ。特にデンマークやスウェーデンといった北欧諸国は、税金の負担が高い代わりに、福祉で手厚い保護が受けられ、こうした課税と社会保障制度を通じて、所得の再配分が進み格差が是正される。また、人口それほど多くないことも所得是正効果を高めている。

■ワースト10にはアフリカ諸国

一方、格差が大きい国では、アフリカ諸国がランキングの上
(中略)

■日本の格差も拡大中

日本のジニ係数は37.9%となり、上記のランキングでは格差が大きい国の方から数えて74位の順位となった。高度経済成長時代、厚い中間所得層が形成され「一億総中流社会」と呼ばれたのは今や昔、労働者の3人に1人が非正規雇用で、正規雇用の社員との所得格差に直面している。

また、ジニ係数のうち、税金の支払いや公的年金など社会保障の給付を含まない「当初所得」に限定した数値をみると、2013年は57.04%となり前回(2010年)から1.68ポイント上昇し、過去最大となった。また、35~39歳のジニ係数の当初所得の数値は2008年の27.79%から2011年には33.58%に大幅にアップ。労働世帯の間で、雇用形態による賃金格差が数値に反映された形となった。

「世界収入不平等指数ランキング」 1%の富裕層が世界の富の半分を保有?

豪遊W不倫の日教組委員長に非難殺到 男性教諭「受験生にとって大事な時期に何てことを」

2016-10-24 | 労働ニュース
日本教職員組合(日教組)の岡本泰良(やすなが)委員長(56)が、ホステスとW不倫関係にあり、その交際費などを日教組の経費で落としていたとする疑惑が波紋を広げている。日教組は来年、設立70周年を迎えるが、その節目を前に噴き出したトップのスキャンダル。教職員からは「日教組も堕ちたもんだ」「我らの組合費で何やってんだ」と非難囂々(ごうごう)だ。

 週刊新潮が報じた岡本氏のラブホW不倫と組合費での豪遊疑惑は、教育現場の第一線で汗水流す教職員らの怒りに一斉に火を付けた。
豪遊W不倫の日教組委員長に非難殺到 男性教諭「受験生にとって大事な時期に何てことを」

「若者の貧困」を招く、精神疾患増加の実態

2016-10-24 | 労働ニュース
生活困窮者支援を行うソーシャルワーカーである筆者は、若者たちの支援活動を行っていると、決まって言われることがある。「どうしてまだ若いのに働けないのか?」「なぜそのような状態になってしまうのか?」「怠けているだけではないのか?」「支援を行うことで、本人の甘えを助長してしまうのではないか?」などである。
要するに、”若者への支援は本当に必要なのか?”という疑念である。これは若者たちの置かれている現状の厳しさが、いまだに多くの人々の間で共有されていないことを端的に表している。今回の連載を通して、「若者なんだから、努力すれば報われる」という主張など、ナンセンスであることを明らかにしていきたい。

■最も若者が生きにくい先進国
「若者の貧困」を招く、精神疾患増加の実態