ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2011-147

2011年05月27日 05時57分11秒 | マリーンズ2011~15


井口4号3ラン! 成瀬は8回1失点で4勝目…ロッテ
ロッテが6カードぶりに勝ち越した。1回は2失策で無死一、二塁とし、井口が先制の4号3ラン。8回はアウトカウントを間違える阪神のミスで貴重な1点を加えた。成瀬は8回1失点で4勝目。
流れを引き寄せる一発を放った井口は「相手にもらった好機で、併殺打でも打ったら流れが途切れる。追い込まれていたし、コンパクトに打ち返すつもりだった」。両リーグトップの打点は、早くも32に。連続安打も自己最長の14試合と絶好調だ。


<ロッテ>初回先制から連勝、失策で失点の阪神は最下位転落
ロッテが連勝。一回に井口の3ランで先制し、八回にも1点を加えた。成瀬は制球が良く、8回1失点で4勝目。失策が失点に直結した阪神は20敗目。借金は今季最多の7となり、最下位に転落した。
◇マートン「過剰サービス」いつもはにぎやかな阪神ファンが、言葉を失った。1-3とリードされた八回1死二塁。清田の放った飛球を捕った右翼手のマートンが、処理したボールをそのまま一塁アルプス席へ投げ入れた瞬間だ。
走者はタッチアップで三塁に進み、マートンの不用意なミスでそのまま生還。失策が記録され、右手で頭を抱えたマートンは「アウトカウントを勘違いしていた。言い訳も何もできない」。珍プレーは、それでなくても雨の甲子園に水を差す結果になった。「守っている時は守りだけ考えないと。本人の集中力のなさや」と山脇守備走塁コーチ。さらに痛かったのは、責められるべき選手が、この日はマートン一人ではなかったことだ。
一回。ロッテの先頭打者・岡田のゴロを一塁手の関本がこぼして(記録は失策)、続く高浜の送りバントを投手の岩田が一塁へ悪送球(記録は犠打と失策)。2死無走者になるはずが無死一、二塁となり、気落ちした岩田が井口に先制3ランを浴びた。エラーがすべて失点に絡む試合展開だった。
勢いに乗れないチーム状態が、選手の集中力まで奪っているのか。真弓監督は「やることやっていかなしゃあない」と声を絞り出した。




成瀬「懐かしい」甲子園で初勝利…ロッテ
激しさを増す雨にも、成瀬の集中力は途切れなかった。8回2死一塁。新井貴を141キロの直球で空振り三振に取ると、グラブを叩きベンチへ戻った。「一発もなかったし1点に抑えられてよかった」。8回を5安打1失点。121球の粘投で今季4勝目を挙げた。
不安定な足元に、最大の武器を奪われた。「下が滑ったりしてコントロールが悪かった」。6回、先頭の上本に38イニングぶり今季2つ目の四球を与えると、味方の失策も絡み失点。それでも、中盤以降は低めを意識することで修正し、最少失点で切り抜けた。
苦しい状況でも、いつものスタイルを信じた。頼ったのは右打者の外角スライダー。「曲がる系はいい変化をする」。統一球が追い風となり、昨季までより精度も上がった。「困ったときはスライダーでストライクを取りにいきました」。進化した宝刀が支えとなった。
09年に中継ぎ登板はあるが、プロでは甲子園初先発初勝利。「プロ8年目で勝って、懐かしいしうれしい」と笑った。チームは連勝で借金も1。エースの踏ん張りが、チームを再び勢いに乗せていく。


ロッテ・成瀬、粘って甲子園でプロ初勝利
ロッテの成瀬は「粘れたんじゃないかと思う」と言う通りの8回1失点。3日以来の白星となる4勝目を挙げた。
序盤は球が浮いたが、中盤以降、低めを強く意識。雨でマウンドがぬかるむ中、阪神打線を丁寧に打ち取っていった。甲子園では中継ぎでの登板はあるが、先発は初めて。横浜高時代以来の勝ち星に「プロに入って8年目での1勝。懐かしいし、うれしい」と笑顔だった。(共同)
西村監督(一回の3点に)
「相手のミスでもらった好機で、井口が決めてくれた。成瀬も初回の3点で楽になった」
今岡(ロッテに移籍して2年目。古巣阪神との試合に初出場)
「雰囲気を楽しめた。結果は出せなかったが、いい気分でした」
清田(八回に阪神・マートンのアウトカウントの勘違いを誘う右飛)
「ただのライトフライだったけど、びっくりした。ラッキーと思った」


今季4勝目のロッテ・成瀬、「攻める気持ちで投げた」
千葉ロッテは26日、阪神に4対1で勝利し、2連勝を飾った。初回、相手エラーでチャンスをつくり井口資仁の4号3ランで先制。8回、1死二塁の場面では、フライを捕球したライトのマートンが、ボールをスタンドに投げ入れるミスで、走者の今江敏晃が生還し1点を追加した。先発の成瀬善久は、8回5安打1失点、6奪三振2四死球と好投し今季4勝目。9回に登板した薮田安彦が、今季7セーブ目を挙げた。
以下は、成瀬のコメント。「阪神打線は早打ちなので、甘いコースだと打たれるので気を付けました。(初回に挙げた)この3点があるからという守りではなく、攻める気持ちで投げられました。交流戦最初の登板(20日、横浜戦)では負けてしまったので、今日は勝てて良かったです」


センバツ準Vから8年…成瀬“甲子園初勝利”
ロッテ・成瀬がプロ入り後、初めて甲子園で勝った。雨でぬかるむマウンドで制球に苦しむ中、6回には上本に四球を与えて連続無四球が37イニングで途切れたが、8回1失点。4勝目を手にした。
横浜高で03年センバツ準V左腕も、甲子園はプロでは09年に中継ぎで2イニング登板しただけで初先発。「高校を卒業して8年目で甲子園で勝てた。ファンが多くて懐かしい気持ち。勝てて良かった」と笑顔だった。


ロッテ・成瀬、1失点4勝「うれしい」
ロッテのエース成瀬は、横浜高時代の2003年センバツ準決勝(○5-3●徳島商高)以来となる甲子園の先発マウンド。8回5安打1失点で4勝目(2敗)を手にし、「プロに入って8年目。懐かしいし、ファンがたくさんいる中で勝ててうれしいです」と喜びをかみしめていた。

【ロッテ】成瀬4勝!雨の中「粘れた」
ロッテのエース成瀬善久投手(25)が、苦しみながらも4勝目をつかんだ。降りしきる雨の中で38イニングぶりに四球を出すなど「今日はコントロールが悪かった」と反省したが、要所を締めて8回1失点でマウンドを降りた。「抜けたボールもあったが、粘れたと思う」。最後は納得の表情で球場を後にした。



井口、甲子園初アーチで自己最長14戦連続安打
ミスで浮き足立つ相手を、ロッテ・井口が一発で黙らせた。相手の2失策でもらった初回、無死一、二塁。131キロスライダーを左翼席へ運んだ。36歳のベテランが野球人生初の甲子園アーチ。国学院久我山で出場した91年夏の甲子園でも打てなかった聖地での感触を井口らしい表現でかみしめた。
「高校時代にも打てなかったからね。先制点につながる本塁打を打てて良かった。ただ、自分はホームランバッターではない。ヒットを3本打つ方がうれしいよね」
両リーグ最多32打点。07年にホワイトソックスで記録した自身の連続試合安打も自己最長の14に更新した。好調の要因を「四球でも塁に出ようと心がけている。きょうは結果的に本塁打になったけど、大振りしないで打っている」と分析する。
チームはサブロー、金泰均ら主軸に故障者が続出。日替わりオーダーを組む中、井口だけは不動の3番・二塁でポイントゲッターとして君臨している。西村監督は「相手のミスでもらったチャンスを井口が決めてくれた」とうなずいた。チームは6連敗の後、敵地で2連勝。「昨年は甲子園で2つ負けているからね。いい試合でチームに勢いがつけばいい」と井口。昨年日本一チームの主砲が反攻を宣言した。
≪今季4発はすべて走者を置いて…≫井口が初回に先制の4号3ラン。今季の4本は4月17日日本ハム戦2ラン、5月3日西武戦満塁、3ランと全て走者を置いての一発。うち1号先制、2号逆転、この日と3本までが殊勲アーチだ。5日西武戦から自己最多の14試連続安打を継続中だが、安打、四死球による連続試合出塁も4月13日楽天戦から32試合に。連続試合出塁のプロ野球記録は94年イチロー(オ)の69試合。球団記録は東京時代の66年榎本がマークした49試合となっているが井口はどこまで伸ばすか。


井口3ランでロッテ先制!「大事な試合だからね」
前夜、交流戦初勝利を挙げたロッテ。26日の阪神戦も初回から先制した。先頭の岡田が一塁失策で出塁、高浜が送るとこれも阪神・岩田がエラー。相手からもらった無死一、二塁のチャンスで井口が、ロッテファンの待つ左翼席に3ランを叩き込んだ。両リーグトップの打点は、早くも32に伸びた。
「打ったのはスライダー。きのう(25日)連敗を止めたが、大事なのはきょうの試合。その試合で先制ホームランを打つことができて良かった」と喜んだ。そして「昨年は甲子園で2つ負けているからね。きょうもいい試合でチームに勢いがつけばいいね」と、さらなる活躍を誓っていた。自己最長の14試合連続安打にも、井口は「大振りしないで打てている」と淡々としたものだった。


ロッテ・井口、生涯初の“聖地”弾!
ロッテ・井口が一回無死一、二塁から左越えに先制の4号3ラン。甲子園での初アーチに「高校(国学院久我山)時代も打っていないから」と喜んだ。これで14試合連続安打とし、32打点はリーグ1位。打率・353はリーグ2位と絶好調で、「大振りをしていない。これを最後まで続けられたらいいね」と早くもタイトルをにらんだ。

ロッテ・井口、先制3ランで流れ呼ぶ
ロッテは前日25日に連敗を止めた。「大事なのはきょうの試合」と井口。一回、流れを引き寄せる4号3ランを放った。
失策二つで無死一、二塁とした。「相手にもらった好機で、併殺打でも打ったら流れが途切れる。追い込まれていたし、コンパクトに打ち返すつもりだった」。岩田の甘く入ったスライダーをとらえると、打球は左越えに消えた。両リーグトップの打点は、早くも32に伸びた。
自己最長の14試合連続安打にも、井口は「大振りしないで打てている」と淡々としたもの。苦しいチームに、背番号6は欠かせない。


【ロッテ】井口が打点王独走の先制3ラン
ロッテが初回、井口資仁内野手(36)の3ランで先制点を挙げた。岩田のスライダーをジャストミートした打球は逆風を突いて左翼席へ。「昨日の試合で連敗を止めたが、大事なのは今日。その試合で先制点につながる本塁打を打ててよかった」。これが今季32打点目。打点王を独走するベテランの一振りで、貴重な先制点を挙げた。



【ロッテ】珍プレー生還の今江「何が…」
ロッテ今江敏晃内野手(27)が8回、阪神マートンの珍プレーでだめ押しのホームを踏んだ。8回1死二塁。清田の右飛で三塁にタッチアップ。三塁まで走ったところで、三塁ベースコーチの上川内野守備走塁コーチから「ホームへ行け」と指示された。アウトカウントを間違えたマートンがボールをスタンドに投げ入れたためだが、今江はこのシーンを見ていない。「何があったのか分からなかった。分かったのはベンチに戻ってから」。主審が本塁方向を指さすジェスチャーが見えたというが、実は半信半疑のままの本塁生還だった。



阪神戦初出場のロッテ・今岡に甲子園沸く
ロッテ・今岡誠内野手が、26日の阪神戦(甲子園)で7番・一塁でスタメン出場した。09年限りで阪神を退団した今岡にとって、これがロッテ移籍後初めての阪神戦出場。昨季は、甲子園での阪神戦2戦目で出場選手登録を抹消されていた。
試合前、スタメンが発表されると、スタンドの阪神ファンからは大きな拍手が送られた。



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ロッテ高浜古巣恩返し打、連敗6で止めた
若手の力に導かれ、ロッテが連敗を6で止め、交流戦7戦目にして初勝利を手にした。「8番左翼」で2試合ぶりにスタメン出場したロッテのドラフト1位伊志嶺翔大外野手(23)が、2回にプロ初打点を挙げるなど2打点と活躍。阪神からFAの人的補償で獲得した高浜卓也内野手(21)もダメ押し点につながる甲子園初安打を放ち、チームの勝利に貢献。甲子園の重圧に負けず、若い2人が結果を出した。
甲子園のプレッシャーなどどこ吹く風だった。若手コンビがチームの連敗を6で止めた。まずはドラフト1位伊志嶺だ。1点を先制された直後の2回。2死二塁で真ん中低めのカーブを思い切り引っ張った。
「次が投手だったので、自分でかえしたかった。打順なりの役割がある。積極的に振れたのがよかった。(前日は)悔しかったですから」。うれしいプロ初打点は、右打ちにこだわらず必死でヒットを狙った結果。前日にスタメン落ちした悔しさが貪欲な思いにつながった。流れを引き戻す一打を、西村監督も「点を取られた直後に取り返せた。そこでしょう」と評価した。
「2番遊撃」で甲子園に戻った高浜も、負けじとアピールした。こちらは1点差に迫られた直後の7回。先頭打者で中堅フェンス直撃の二塁打を放った。「真っすぐを狙い、力を込めて振った。自分の中で一番の当たり」。あまりに鋭い打球に阪神ファンからもどよめきが起こったほど。この一打を足がかりに2点を追加し、試合を決めた。阪神3年間はケガに泣いて1軍出場0。「少しは悔しがってくれたかな」と申し訳なさそうにはにかんだ。
完全アウェーの甲子園で若手が暴れ回った。高浜が「聞き慣れた応援だからかな。威圧感なかった」と言えば、伊志嶺も「阪神の応援をロッテの声援と思ってプレーした。楽しかった」と笑った。頼もしい若武者たちの活躍で、ロッテは遅ればせながら交流戦初勝利。「本当に1勝するのは難しい」と息をついた西村監督だが、孝行息子の出現に表情は穏やかだった。


高浜にやられた…阪神借金「6」に逆戻り
ぼやきたくもなりますわ。阪神が、ロッテ高浜卓也内野手(21)にこっぴどくやられました。FA加入した小林宏の人的補償で流出した、伸び盛りの若手遊撃手。7回にダメ押し点につながる中越え二塁打を打たれ、送りバントもきっちり2つ。遊撃に鳥谷を欠く中、皮肉なことこの上ない。借金も今季最多6に逆戻り。今日は、やり返してや!
阪神にとっては、痛すぎる「恩返し」だ。1点差に詰めた直後の7回表。右腕久保田が先頭の2番打者に中越えの二塁打を浴びた。この一打を口火に2点を失い、再び突き放された。痛恨のダメージを浴びせた男は、今春までタテジマを着ていた高浜だった。
「難しい状況だった。守れるヤツがいないから」。
真弓監督は自嘲気味に試合を振り返った。高浜を巡るドラマはあまりにも皮肉な結果を生んだ。6回裏2死満塁の逆転機で、8番上本に代打を出せず、そのまま打たせて凡退した。
二遊間が手薄になった発端は、高浜の流出だった。ロッテから小林宏をFAで獲得したが、人的補償を求められることになった。人選の途中で、タイミング悪く、高浜が台頭。紅白戦やオープン戦などを合わせた実戦6試合で打率5割7分1厘と打ちまくって、ロッテの目に留まった。「もったいないよな」と真弓監督も悔しがったが、これがケチの付き始め。大和、坂と故障者が相次ぎ、二遊間は手薄になった。西武から黒瀬をトレードで獲得したが、合流はまだ先。泣き所のポジションで試合の勝敗を分けた。
もっとも高浜だけにやられた訳ではない。吉見から初回に先制点を挙げたが、完全に攻略できなかった。相手球団の先発が左腕のときは、これで2勝10敗1分け。「相性では片付けられんやろ。何とかせな。左投手に限らないけど、アウトコースの見極めができていない」。指揮官は渋い表情だった。嫌なデータを克服できず、さらにブラゼルの走塁ミスや守備の乱れもあった。前夜に連敗脱出を果たしたが、これでは勢いはつかない。5月の連勝は1度しかない。
不幸中の幸いは、この日、セリーグ球団が勝てなかったことだ。借金「6」に逆戻りとなったが、首位ヤクルトとは5ゲーム差のまま。22日の西武戦では、平尾に決勝打を浴びた。元虎戦士の活躍ではなく、今の虎戦士の奮闘が見たい。





【虎さん目線】
虎わずか5分、最悪初回…失策→失策→被弾
終わってみれば、開始わずか5分の出来事がすべてだった。痛恨の連続失策が招いたピンチで先制、そして決勝点でもある3ランを被弾。低調な打線が奮わないなか、大事な立ち上がりに勝負が決してしまった。
先発の阪神・岩田は「あれだけでした。(打線の援護がないと問われ)待つしかない」と唇をかんだ。
問題のシーンは一回だ。先頭・岡田の打球はボテボテの内野ゴロだったが、今季初めて一塁守備についた関本がいきなり弾く。不振のブラゼルに代わり、左腕・成瀬対策で起用された名手は、慌ててベースカバーに入った岩田にトスしたものの、判定は際どいタイミングでセーフ。さらに、左腕が高浜の投前犠打を一塁へ悪送球した。
浮足立つ序盤。まさかの“ダブルエラー”で一、二塁とし、簡単に落ち着くことはできなかった。続く井口に左越えの一発を浴び、万事休す。わずか10球で3点を失った岩田が「(犠打の場面は)大事に行き過ぎた」と痛恨の表情。関本も「出鼻だったし、投手の立ち上がりで、なんとかしかった」と反省の言葉を並べた。
左キラーとして結果を出したかった関本だが、四回無死一塁、九回無死一塁で併殺打。真弓監督の用兵はことごとく裏目に出て、左腕に6連敗。先発が左腕の試合はこれで2勝11敗1分けだ。
岩田は再びリーグワーストタイに並ぶ5敗目(1勝)となった。二回以降、無失点に封じ、7回を3安打に抑えただけに初っぱなの一撃が悔やまれる。ただ、登板6試合すべてで、先制点を奪われており、うち4戦は一回に失点している。
「先制点を取られているので、勝てない原因はそこにある」
今宵のようないきなりのエラー連発では反攻もおぼつかない。


虎、深刻な左腕アレルギー…成瀬攻略できず
阪神は相手先発・成瀬を攻略できず、ロッテに連敗。マートンの適時打で挙げた1点に終わり、先発の岩田を援護することができなかった。
深刻な左腕アレルギーの上に相手が球界屈指の好投手となれば、結果は決まっていたのだろうか。繰り返される凡打の山。真弓監督も頭を抱えるしかなかった。
「何とかやらな。いろいろ左投手でもタイプがあるけど…。左に限らないけれど、しっかり狙うコース、球種を決めていかないと。それと、外の変化球の見極めができていない」
序盤から毎回走者を出した。それでも、相手の成瀬に余裕が感じられるのが寂しかった。四回は先頭の金本が中前打を放ちながら、続く関本があっさり投ゴロ併殺。結局3人で攻撃を終えた。
ロッテのエースからどうやって得点を奪うか。それが試合の焦点のはずだったが、初回の守備の乱れからの3失点は痛すぎた。1点を狙う策を考じる余裕すらなく、深みにはまった。丁寧に低めにボールを集められ、五回まで無得点。六回に無死三塁からマートンの右前適時打で1点を返したが、後続3人が流れを止め、反撃の気配は一瞬で消えた。
前日25日は吉見をつかまえきれず、左投手に対して5連敗となった。主砲の新井は「あまり(左投手に対する)マイナスイメージを持たずに、またあしたです」。気丈に振る舞ってこの試合にのぞんだが為す術なし。事態はさらに深刻だ。今季、相手先発が左腕の試合は2勝11敗1分け。真弓監督は「相性では片付けられない」と危機感をあらわにした。
何とか対策を-。ブラゼルを外して右打者の関本を一塁で先発起用した。ベンチは内野手不足。背番号3のスタメンは終盤の戦いに少なからず影響することも覚悟の上だった。ただ、歯車はどこまでも狂うばかり。城島が腰痛で欠場。捕手増員のため、2軍から練習中に小宮山を非常招集。右打者強化のために前日に昇格したばかりの浅井を再び抹消した。
このカード前まで交流戦未勝利のロッテに対してこの状況。もはや左腕アレルギーどころではない。故障者続出に加え、効果的な1、2軍の入れ替えや選手起用も皆無。もはや目の前の1試合すらまともに戦えない無惨な状況だ。

凡ミス連発の阪神はリーグ&交流戦ダブルで最下位



真弓監督、守り野球崩壊!マートン論外
怒りを通り越し、あきれていた。約1分で終わった今季最短の監督会見。マートンのボーンヘッドについての質問が4番目に出ると、真弓監督は目をギロッと見開き、首を振りながら、吐き捨てた。
「ああいうのは論外!」
くるりときびすを返して、歩き出した。「こういうチーム状態は、どうしたらいいのか?」という問いかけには、顔だけ振り返ると「やることやっていかな、しゃあない!」と語気を強めて、会見場を後にした。
寒すぎる内容だった。ロッテのエース・成瀬と対しながら、1点勝負という緊張感が、まるでなかった。大事な一回から関本失策、岩田失策で井口に3ランという最悪の流れ…。前日25日には、二走のブラゼルが平凡な左飛に飛び出して、併殺になっていた。将は「ああいうボーンヘッドは流れを変えてしまう」と厳しく話していたが、ナインは何も感じ取っていなかった。
就任以来、掲げてきたのは投手力を中心とした守りの野球。キャンプでも基礎練習を繰り返すなど口酸っぱく言ってきたはずだ。試合前まで、チーム失策9は確かに12球団最少だった。ただ記録に残らない細かいミス、ボーンヘッドがあるからこそ、この順位だ。
七、八回を久保田、小林宏で1イニングずつつなぎ、藤川で逃げ切る方程式は、すでに崩壊。そしてディフェンス野球もこのありさまだ。真弓野球の根底が2つそろって崩れてしまっては、いらだちを隠せない。
打線も、相変わらずだった。ロッテを上回る7安打を放ちながら、六回に、相手のミスでもらったチャンスに1点を返すのが精いっぱい。ブラゼルを下げて起用した関本が2併殺に終わるなど、完全に空回りした。
「もう(調子が)悪くても何でも、がまんして点を取っていかないと」
セ・リーグ、交流戦とダブル最下位に転落し、借金は今季最多の「7」。34試合目にして20敗目は野村政権3年目の01年の32試合に次ぐ早いペースでこの10年ではワーストだ。開幕34試合目にして、虎が深く暗い泥沼に飲み込まれた。

阪神・真弓監督は厳しい表情 マートンのミスは「論外」





マートン“大失態”2死なのにスタンドにボールを…
「何やっとんねん!」。外野席に近い一塁側スタンド。よもやの珍事に阪神ファンもあぜんぼうぜんだ。マートン自身が気づいた時は全てが遅かった。チームの低迷ぶりを象徴するような超ボーンヘッド。助っ人は悲しそうな顔で、そぼ降る雨を全身に受けるしかなかった。
「野球人生で1度もやったことがない。あそこはアウトカウントが抜けてしまっていた。大きなミス。謝りたい…」
2点を追う8回1死二塁だった。清田の飛球は右翼へ。軽く処理したマートンだったが、そのまま右手でポイッとボールを一塁側スタンドに投げ込んでしまった。この時点で2死。タッチアップした二塁走者の今江は三塁を回ったところで1度はストップしたが、野球規則七・○五が適用され、ゆっくりとホームを踏んだ。マウンドの福原も「ビックリした」。記録はマートンの失策。決定的な4失点目だった。
「第三者として(同様のプレーを)見たことはあったけど、何であんなことをするのか?と思って見ていた…」。よもや自分自身がやらかしてしまうとは。03年5月21日には巨人・レイサムが、ヤクルト戦(福岡ドーム)で同様のプレーを見せたことがある。ボールをファンに。そんなサービスの習慣も、アウトカウントを間違えてしまえば相手チームへの大サービスとなってしまう。
「ああいうのは論外!」。珍しく怒りをあらわにした真弓監督は、試合後の会見も自ら打ち切った。初回の失点も、連続失策の直後に井口に3ランを浴びたもの。借金も最多の7に膨らみ、これで交流戦&セ・リーグのダブル最下位。ありえへん!そんなファンの嘆きが聞こえてきそうな痛恨の凡プレーだった。
 ▼ロッテ・今江(二塁走者で)何があったのか分からなかった。とりあえずタッチアップで三塁へ行った。上川さん(三塁コーチ)が“ホーム!”と言っていたけどアウトになったらボーンヘッドなので、審判のジェスチャーがあってからホームへ行った。ベンチへ戻ってようやく分かりました。
 ▼ロッテ・上川内野守備走塁コーチ マートンが打球をスタンドに投げ入れたのは確認した。ビックリして一瞬、指示が遅れたけど今江にホームへ行くように指示を出した。
 ◆野球規則七・○五 次の場合、各走者(打者走者含む)は、アウトにされるおそれなく進塁することができる。
 (g)二個の塁が与えられる場合――送球が、(1)競技場内に観衆があふれ出ていないときに、スタンドまたはベンチに入った場合(ベンチの場合は、リバウンドして競技場に戻ったかどうかを問わない)。


マートン、アウトカウント間違えた! 虎W最下位…阪神
猛虎が、あ然ぼう然の仰天ボーンヘッドでセ・リーグ、交流戦のダブル最下位に転落した。2点を追う8回1死二塁で、右飛を処理したマートンがアウトカウントを勘違い。ボールをスタンドに投げ入れ、致命的な4点目を失った。初回にも2失策をきっかけに、先制点を奪われるなど、凡ミスを連発。今季ワーストの借金7とチームはどん底に沈んだ。
甲子園球場全体が怒りを通り越し、あっけにとられていた。2点ビハインドの8回1死二塁。清田の右飛を難なく処理したマートンが、奇怪な行動に走った。一塁アルプス席に歩み寄ると、フェンス越しのファンに向かってボールをアンダートス。「アウトカウントが抜けていた。チームに対してもファンに対しても本当に謝りたい」。この凡ミスでタッチアップで三塁へ向かっていた二塁走者の今江に二個の進塁権が与えられ、楽々と4点目のホームを許した。
猛省する助っ人に、温厚な真弓監督も容赦なかった。「ああいうのは論外やね」とバッサリ。「ビックリした。友達にあげます」。スタンドでボールを拾った小学3年生の榎本拓翔君(8)が、ダメ押し点をもらったロッテとともに、思わぬプレゼントを手にした形となった。
4連敗を止めたと思えば再び連敗。これでチームはセ・リーグ、交流戦のダブル最下位に転落した。初回には先頭の岡田の一ゴロを関本がファンブルすると、続く高浜の投犠打を岩田がまさかの悪送球。2つの失策で招いた一、二塁のピンチで井口に先制の4号3ランを浴びた。「もったいなかったよな」と指揮官はただ嘆くしかない。
打線もロッテ先発の成瀬に対し8回をわずか5安打、1得点に抑え込まれた。「確かによかったけど何とかしないと」と和田打撃コーチは肩を落とした。試合前には城島が腰痛を訴えたため、前日(25日)に登録したばかりの浅井を抹消し、3番手捕手として小宮山を緊急昇格させた。相手先発がサウスポーのゲームは6連敗で、通算2勝11敗1分け。左アレルギーの窮状にもかかわらず、ほとんど使うことなく、貴重な右の代打をチーム事情で失った。
真弓監督は「やることをやっていかないとしようがない」と言い残し会見場を引き揚げた。今季ワーストの借金7。試合後の甲子園には激しい雨が降り続けた。梅雨入りと同時に、ダメ虎の不快指数が頂点に達した。
阪神・マートン外野手「こんなことは絶対に起こすべきではない。自分自身、野球は精神的なものが大事だと思っている。バッターを見て、カウントを見て、誰がランナーに出ていて、ボールがどこに飛んで、それに対して自分がどうするかを頭に入れている。あの時はどういうわけか、外野手として当然考えていかないといけないアウトカウントが抜けていた。それに対して、言い訳はできないし、チームに対しても、ファンに対しても、ミスをしてしまって、本当に謝りたい。あのランナーが入っていなければ、まだ2回(攻撃の)チャンスがあった」
 ◆野球規則七・〇五 次の場合、各走者(打者走者を含む)は、アウトにされる恐れなく進塁することができる。
 (g)二個の塁が与えられる場合―(1)送球が(中略)スタンドまたはベンチに入った場合。
 ◆主なアウトカウント間違い
▽レイサムの大チョンボ 03年5月21日のヤクルト戦(福岡D=現ヤフーD)で、左翼のレイサム(巨人)が6回1死一、二塁で鈴木のフライを捕球。3アウト目と間違え、ファンサービスのつもりで左翼席にボールを投げ入れた。野球規則【注】により二塁走者が生還し、一時同点となった。先発の高橋尚成投手(現エンゼルス)は、このミスで完封を逃したが、粘って1失点完投勝ち。
▽メジャーでも レイサムの4日前、5月17日にはレッドソックスのニクソン外野手がエンゼルス戦で9回1死一、二塁からフライをつかんで右翼席に投げ込み、二塁走者の生還を許した。点差が2点に広がり、レ軍は敗れた。




な!なにすんねんマートン!虎党に失礼や
ずぶ濡れの虎党が泣いてるぞ!! 阪神は2点差の八回一死二塁から右飛を捕球したマット・マートン外野手(29)が、二死と勘違いして観客席にボールを投げ入れる大失態。草野球並みのミスで致命的な1点をロッテに与え、交流戦&セ・リーグ最下位に転落した。試合後、坂井信也オーナー(63)=阪神電鉄会長=が謝罪した。
どこ投げとるんや!! 髪も服もずぶ濡れで応援していた虎党が、信じられないプレーに激怒した。2点差に迫っていた八回一死二塁の守りだ。たった1人だけは「二死」だと思っていた。清田の右飛をキャッチすると、マートンは一塁側スタンドへ白球を下手投げでポイッ。二塁から今江が生還し、スコアボードに「1」が刻まれた。
「外野手として考えなければいけないアウトカウントが抜けていた。言い訳も何もできない。打者をみて、カウントをみて、誰がランナーかをみて、ボールはどこに飛んでくるのかなど、基本的なことが、なぜか抜けていた。今まで野球をやっていて、一度もなかったこと。絶対に起こしてはいけないミスだった」
前代未聞の大失態に、雨なのに3万7053人が詰めかけたマンモスが泣いた。野球規則7・05(g)で走者に2つの進塁が認められるボーンヘッド(記録は失策)。ようやく気づいたマートンは帽子をとり、凍りついた。チェンジ後、四方八方から背中を突き刺す冷たい視線。ベンチに戻ると山脇守備走塁コーチから「集中力のなさ」と説教を食らった。
「第三者として、ああいうプレーをみたことがあったけど、『何であんなことが起こるのか』と思っていた。野球において、精神面は大事だと痛感した」
2003年にはレイサム(巨人)が同様のプレーを犯した。試合開始から降り続く雨に、ホームベースが遠い打線、慣れぬ交流戦の相手分析。思考回路が複雑に絡み合っていたかもしれないが、プロとして恥じるべきボーンヘッドだ。四回一死一塁で同じく清田の大飛球をフェンスに激突しながら捕球するファインプレーをみせ、六回には追撃のタイムリーを放っていたが、すべてを台無しにしてしまった。
バックネット裏から観戦した坂井オーナーは試合後、謝罪した。
「ファンの皆様に申し訳ないです。雨の中、応援していただいて…。仙台で頑張ってもらいましょう」。一回にも関本、岩田の連続失策からわずか10球で3失点。声をからしてくれた大観衆に失礼なプレーの連続に総帥はおわびをするしかなかった。
今季最多の借金「7」でリーグ、交流戦ともに最下位転落。34試合目にして20敗目は野村政権3年目の01年の32試合に次ぐペース。
マートンは「チームに対しても、ファンに対しても、大きなミスをしてしまった。申し訳ない」とガックリ。
観客席の修学旅行生もア然ボー然…。このままでは、日本一の応援団の心が離れてしまう。

虎・マートン勘違い!ファンあぜんの痛恨ミス
【阪神】マートン、そんなアホな…
2アウトでスタンドにボール 阪神・マートン大失態

阪神・マートン凡ミス、小3どうしよ~
阪神は2点差の八回一死二塁から右飛を捕球したマット・マートン外野手(29)が、二死と勘違いして観客席にボールを投げ入れる大失態。草野球並みのミスで致命的な1点をロッテに与え、交流戦&セ・リーグ最下位に転落した。
マートンがスタンドに投げ入れたボールを手にしたのは、大阪市西淀川区の榎本拓翔くん(8)=小学3年生=だった。ルールがわからず、投げ込まれた白球の意味が分からず、最初は捕球し喜んでいたものの「みんなが『え~っ』って言うから、返さなきゃいけないのかと思った」。その後、一緒に観戦に訪れていた友だちの諸見里祐香ちゃん(11)=小学6年生=のお母さんに事情を説明され、理解。そのボールを祐香ちゃんにプレゼントしていた。






また初回に失点…ミスに泣いた岩田「あれだけでした」
スコアボードに刻まれた「3」が阪神・岩田にそして、チームに重くのしかかった。2つのミスが招いた悲劇。悔いしか残らない立ち上がりだった。
「初回?そうですね。あれだけでした」。絞り出した言葉に悔しさがにじみ出た。初回、先頭の岡田の一塁への打球を関本が捕球にもたつき出塁を許すと、続く高浜の投前犠打は自ら処理したものの一塁送球がそれて無死一、二塁。いきなり背負った最大のピンチで余分な力が入った。3番・井口を1ボール2ストライクと追い込んだにも関わらず宝刀・スライダーは高めに浮いた。快音とともに打球は無情にも左翼スタンドに着弾した。久保投手コーチが「今の展開からすれば重たいものを背負いすぎた」と振り返ったように投げ合う相手がエース・成瀬とあれば取り返しのつかない3失点。真弓監督も「もったいないよな」と嘆いた。これで登板した6試合中4試合で初回に失点。立ち上がりの不安が今季1勝5敗と勝ち星に恵まれていない要因となっている。
それでも、2回以降は立ち直り結局7回をわずか3安打で試合はつくった。この日も打線の援護はなく、岩田がマウンドに上がった40イニングで味方の得点はわずか4という責められない側面も。「(援護を)待つしかないんで」と漏らした一言がむなしかった。今季先発した6試合で失点はすべて3点以下だ。球数、イニングともに順調に消化し昨年左ひじを手術した影響を全く感じさせない。最後に久保コーチは言った。「左ひじの影響が出てないし1年間いけそうかなと思う」。手放し続けている勝ち星こそが復活ロードを歩む推進力となる。

阪神岩田わずか10球で3失点
【阪神】また先制許し…岩田5敗
また援護なし!岩田5敗目…阪神
語った。



阪神・上本、得点呼ぶ足攻!全力でアピール
阪神・上本が足で唯一の得点を呼び込んだ。六回、四球を選び、成瀬の連続無四球イニング数を「37」でストップ。二盗を試み、里崎の送球ミスを誘い、三塁に進んで、マートンの右前打で生還した。
「あの場面(六回の盗塁)は相手が警戒してなかった。出たらいつも走ろうと思っている。四球でも死球でも塁に出なければ」
鳥谷の復帰まで、全力でアピールを続ける。




阪神・藤井彰、悔やむ3失点…打席も3タコ
腰痛の阪神・城島に代わって、藤井彰が8日の横浜戦(新潟)以来、今季3度目のスタメンマスクを被った。「(岩田は)立ち上がりの失点が多いから、気をつけようとは話していたけど、ああいう形で走者が出てしまったから…」。連続失策からの初回の3失点を悔やんだ。井口に3ランを浴びたスライダーは「低めのワンバウンドなら空振りを取れた」。打席でも3タコと快音がなかった。

城島、腰の張りで欠場も…本当の理由は?
阪神・城島健司捕手(35)が腰の張りを訴え26日のロッテ戦(甲子園)を欠場した。試合前練習も回避しクラブハウスで治療に専念した。
試合前の段階では復帰までに3、4日かかる見込みだったが、病院に行く予定もなく、本人は28日楽天戦(Kスタ宮城)での復帰に意欲を見せた。試合後、吉田バッテリーコーチが明かした。
「大丈夫じゃないかな。朝はしんどそうだったけどね。軽症でよかったよ。DHはないと思う。(捕手で)出る方向になると思う」
真弓監督も「今のところはそういうこと」と登録抹消などの措置は取らないことを明かした。試合後、ベンチからクラブハウスへと続く通路に現れた城島は、状態を聞かれると「定期的に休んでいますから。腰ではないかもしれませんよ」と報道陣をけむに巻いた。さらに重症でないことも強調。「(ベンチスタートについて)戦略の部分ですから。ベンチに入っている以上は出るつもりでいました」。腰をかばうようにゆっくりと歩を進める姿を突っ込まれても「みなさんに合わせているだけですよ」と強気な姿勢を崩さなかった。
13日ウエスタン・広島戦(甲子園)で大和が左肩を痛め離脱すると、15日・中日戦では鳥谷が右手人さし指の爪床を負傷。18日・オリックス戦(京セラドーム)では初回に平野が本塁突入の際に左足を打撲し2試合を欠場した。負の連鎖が止まらずに城島までも…とヒヤリとさせられたが、吉田コーチは「連戦だったしね。積極的休養ですよ」と説明。背番号2は「僕は逃げも隠れもしませんよ」と不敵な笑みを浮かべながら、クラブハウスへと消えていった。緊急事態のチームに正妻不在の危機は、ひとまず回避された。

【阪神】城島が腰の張りでスタメン落ち




【気になる記事】
Kスタ球宴開催へ前進…宮城高野連が要望受け入れ
宮城県高校野球連盟は26日、仙台市内で常任理事会を開き、7月24日にKスタ宮城でオールスター第3戦を開催したいとする日本野球機構(NPB)の要望を受け入れる方針をまとめた。
31日の臨時理事会で承認される見通しで、正式決定すれば東日本大震災の復興支援を目的とした被災地での球宴が実現する。仙台での開催は07年第2戦以来4年ぶりとなる。
NPBでは復興支援の一環として球宴の開催球場を東京ドームからKスタ宮城へ変更する方針を固め、関係各所と調整を進めていた。第3戦を行いたいとした7月24日のKスタ宮城では夏の宮城大会決勝が行われる予定だったため、NPBから要請を受けた宮城県高野連は大会期間を延ばした上で、24日にKスタ宮城を使用しない日程案を作成した。
また、当初は24日に第3戦を行う予定だったQVCマリンも23日の第2戦に変更されることから、千葉大会準々決勝と日程が重複する。このため千葉県高野連も「日程を調整して対応することになる」と話した。
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