ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2011-146

2011年05月26日 06時19分59秒 | マリーンズ2011~15


伊志嶺、聖地でプロ初打点!ついに交流戦1勝
6年ぶりの聖地。沖縄尚学時代は2打席無安打だった甲子園で刻んだプロ初打点が、6連敗中のチームに勝利を呼び込んだ。敵地でヒーローインタビューを受けたロッテのドラフト1位・伊志嶺は満面の笑みを浮かべた。
「甲子園は高校2年の時に代打で2回立っただけ。先発で出られて気持ちよかった」
1点を先制された直後の2回。2死から今江が右翼線二塁打で出塁する。続く伊志嶺は、阪神先発スタンリッジの125キロカーブを引きつけて強振。左翼線二塁打で1―1の同点に追いついた。この打席での状況判断が光った。試合前まで今季放った13安打中、左方向への安打はゼロだった。つなぐ役割の2番、9番を務めていたため右打ちに徹してきた。だが、投手が打席に立つ交流戦。8番に座り「次は投手。積極的に振って自分が還す」と引っ張りを解禁した。西村監督は「点を取られた後に取り返してくれた。そこじゃないですか」と目を細めた。
12球団の新人野手の中で、開幕から一度も1軍を外れずに戦っているのは伊志嶺だけ。だが、打撃の調子が落ち、24日の広島戦(マツダ)で13試合ぶりに先発を外れた。「監督にこのままではダメだと言われました」。打撃フォームをチェックし直して試合に臨んだ。4―2の7回2死満塁では粘って9球目に押し出し四球を選んだ。本来のつなぎ役もこなし「とにかく1点欲しかった。ああいう形になって良かった」とうなずいた。
チームはサブロー、荻野貴ら故障者が続出。「一日一日必死です。これからもチームに貢献できる安打が打てるように頑張ります」。ようやく止まった連敗。伊志嶺の存在はチームの浮上に欠かせない。
 ▼ロッテ・吉見(5回2/3を2失点で今季初勝利)丁寧に低めへ投げる強い気持ちでマウンドに上がった。何とかゲームをつくり、先発としての最低限の仕事はできた。
 ◆伊志嶺と甲子園 沖縄尚学の2年センバツで初出場し、チームは8強で敗退。ベンチ入りを果たした伊志嶺は1、2回戦と出番がなく、敗れた神村学園戦に代打出場しエース・野上(現西武)の前に凡退した。夏は2回戦で酒田南に敗戦。その試合で代打起用され四球を選んだ。3年時は春夏ともに出場を逃した。


吉見、今季初勝利!伊志嶺もプロ初打点6連敗で止めた…ロッテ
ロッテが1分けを挟んでの連敗を6で止めた。1―1の5回に井口、里崎の適時打で2点を勝ち越し。1点差の7回には今江の適時打などで2点を加えて突き放した。吉見が5回2/3を2失点で今季初勝利。
阪神は金本が2安打を放つも投打がかみ合わず敗れた。
ロッテの新人、伊志嶺が2回にプロ初打点を挙げ、7回に押し出し四球。沖縄尚学高では2打数無安打だったという甲子園に、プロでは初出場で活躍し「(甲子園は)楽しかった」と笑った。
前日は先発を外された。西村監督からは「このままの打撃だと駄目だ」と言われ、積極的に振って出た。2回は初球をファウルし、2球目を左翼線に適時二塁打。7回は計4球ファウルの末の押し出し四球に「四球を狙って取れた」と胸を張った。


ロッテ、交流戦初白星「1勝するの難しい」
ようやく交流戦初白星をつかんだ。1分けを挟んでの連敗を6で止め、ロッテの西村監督は「本当に1勝するのは難しい」としみじみと語った。
3-1の六回に先発の吉見が1点を失い、なお2死満塁。ここで伊藤が登板した。連敗中は、同じ展開で中継ぎ陣がことごとく逆転を許してきた。右腕は「(前日に)2四球を出しているのに、四球を出せない場面で使ってくれた。意気に感じて、絶対に抑えてやろうと集中していた」。上本を低めの変化球で追い込み、最後はスライダーが抜けたが「腕はしっかり振れていた」と空振り三振でピンチを脱した。
けが人は多い。まだ借金もある。最後に、西村監督は「明日からいい方向に持っていかないと」と締めた。


ロッテ交流戦初勝利!連敗6でストップ
ロッテが1分けを挟んでの連敗を6で止め、交流戦初勝利を挙げた。1―1の5回に井口、里崎の適時打で2点を勝ち越し。1点差の7回には今江の適時打などで2点を加えて突き放した。先発の吉見が今季初勝利。阪神は投打がかみ合わなかった。



ロッテ・吉見が1勝、スライダー自画自賛
横浜から移籍2年目のロッテ・吉見が、六回途中2失点で今季初勝利を挙げた。「スライダーが良かった。最低限の仕事はできました」。開幕前は中継ぎで起用されていたが、けが人続出のため先発に回って2試合目。11年目のベテラン左腕は「任されたところで結果を出すのが野球選手」と胸を張った。



新人の伊志嶺がプロ初打点「甲子園初安打です」
ロッテの新人、伊志嶺がプロ初打点を挙げた。沖縄尚学高で出場した甲子園大会では2打数無安打だったそうで「甲子園初安打ですね。甲子園でプロ初打点はうれしい」と喜んだ。
0―1の2回2死二塁。低めの変化球を左翼線にはじき返し、適時二塁打とした。「次(の打者)が投手なので、自分が走者をかえしたかった。変化球をうまく芯でとらえることができた」と8番打者は自賛していた。


【ロッテ】伊志嶺打った!プロ初打点
ロッテが0-1とリードされた2回、伊志嶺翔大外野手(23)の適時二塁打で同点に追いついた。2死二塁から鋭いライナーで左翼線を破り、二塁走者の今江を本塁に迎え入れた。「打ったのはスライダーかカーブ。次が投手だったので、自分が打ってランナーを返したかった」。プロ初打点が貴重な1点となった。





ロッテ・高浜、甲子園で虎見返し弾!
長~いトンネルをついに脱出だ。ロッテが連敗を「6」で止め、交流戦初勝利を飾った。
甲子園で立役者となったのは、23歳と21歳の若武者2人。D1位・伊志嶺(東海大)と、阪神から小林宏のFA人的補償で獲得した高浜だ。
伊志嶺は0-1の二回、二死二塁で阪神先発・スタンリッジから左翼線同点二塁打。プロ初打点に「次(の打者)が投手。なんとか自分で打って追いつきたかった。プロ初打点はうれしい」。沖縄尚学高時代、春夏1度ずつ出場した甲子園では2打数無安打。プロでは“初出場初安打”で「(甲子園は)楽しかった」と笑った。
そして、高浜だ。1軍出場がないまま阪神を去り、これが初の甲子園。古巣との初対決に燃えた。五回、無死一塁で犠打を決め井口の中前勝ち越し打を呼び込み、七回には中越え二塁打も放った。
前日はプロ初出場初スタメンで2安打を放ち「(阪神を)後悔させたい」と、古巣へ宣戦布告したばかり。予告通りの活躍に「ちょっとは(後悔)してくれたんじゃないですか」と、高浜は笑みを浮かべていた。


高浜、古巣・阪神見返す中越え二塁打…ロッテ
落胆と不満を表すジェット風船が甲子園の夜空に舞った。7回、先頭でフェンス直撃の中越え二塁打を放った高浜が、2死満塁から今江の左前適時打でダメ押しのホームイン。久保田からの二塁打に「真っすぐだけ狙って、力を込めて振りました。一番の当たり」。1安打に2犠打、チームの交流戦初勝利に貢献した。
FA移籍した小林宏の人的補償で3月1日に阪神からロッテに移籍。プロテクトしなかった阪神を見返す―。その思いを込めてプレーし「後悔? ちょっとはしてくれたんじゃないですか」。連敗は6でストップ。それでも遊撃の荻野貴が右膝を手術し、1か月以上の離脱が決定した。西村監督も「しっかりしたものを出してくれている」と評価した若武者が、故障者続出のチームを救う。


高浜、古巣との初対決で躍動!痛快“恩返し”
ロッテ・高浜が古巣との初対決で躍動した。「2番・遊撃」で先発出場し、3、5回には犠打を成功。7回には先頭でフェンス直撃の中越え二塁打を放った。
阪神へFA移籍した小林宏の人的補償で3月にロッテへ移籍。成長した姿を見せた21歳は「直球だけを狙って力を込めて振った。今までで一番の当たりだった」と笑顔。「もっと緊張するかと思ったけど、阪神の応援を自分の力にしました」と頼もしかった。


ロッテが交流戦初勝利!高浜も虎相手に活躍
ロッテが阪神を下して交流戦初勝利。先発の吉見は六回途中2失点で、今季初勝利を挙げた。阪神から加入した高浜は古巣相手に二塁打を放つなど、勝利に大きく貢献した。
今季阪神からロッテへ移籍した高浜が、ついに古巣の本拠地に立った。
「ここ(甲子園)でプレーすることができるのはよかった。阪神に野球をやってるところを見せることができるから」
前日24日の広島2回戦(マツダ)では、「2番・遊撃」でプロ初出場。4打数2安打と上々のデビューを飾ったが、「あした(25日)が大事な試合。阪神に少し後悔してもらいたい」と語っていた。
この日も2試合続けて先発出場し、空振り三振の後に犠打を2つきっちりと決めた。中でも五回無死一塁からの投前犠打は、続く井口の勝ち越し左前打を呼び込んだ。
七回には阪神2番手の久保田から中堅フェンスを直撃する二塁打で出塁。今江の適時打で4点目のホームを踏んだ。
チームは6連敗中。泥沼からの脱出の起爆剤として若手を積極的に起用している西村監督の期待に、21歳が見事に応えている。


ロッテ・高浜、甲子園での活躍に表情緩める
オフに阪神から移籍したロッテの高浜が、2犠打に二塁打と甲子園で活躍し「(阪神の応援を)自分へのものだと思って、いいように取れた」と表情を緩めた。
阪神時代には1軍出場がなく、踏めなかった甲子園の土だが「(1軍初出場の)きのうの方が緊張した」と平常心だった。七回の中越えへの二塁打には「自分の中では、今までで一番の当たり」とうれしそうだった。


ロッテ・高浜3の1、甲子園が歯ぎしり
3月に、阪神・小林宏のFA人的補償でロッテ入りした高浜卓也内野手が、25日の阪神戦(甲子園)で2番遊撃でスタメン出場。五回に犠打を決めて勝ち越し点を演出。七回先頭ではかつての本拠地・甲子園初安打となる中越え二塁打。貴重な追加点となるホームを踏み、甲子園を歯ぎしりさせた。
一回の打席では、高浜の名がコールされると、ロッテファンのみならず、虎党からも拍手とどよめきが起こった。この打席は空振り三振だったが、2犠打を決めたほか3打数1安打だった。
高浜はこの日、球場入りすると、真っ先にグラウンドに飛び出し、練習中だった阪神ナインや関係者に隅々まであいさつしていた。






【ロッテ】井口、福浦、里崎3連打で逆転
ロッテが5回、得意の集中打で2点を勝ち越した。ヒットで出塁した岡田をきっちり送って1死二塁。ここから井口資仁内野手(36)、福浦和也内野手(35)、里崎智也捕手(35)のクリーンアップに3連打が飛び出した。
勝ち越しの中前適時打を放った井口は「昨日も嫌な負け方。投手が頑張ってくれているから、打つ方が頑張って助けてあげたい」とコメント。中前適時打で追加点をたたき出した里崎は「井口さん、福浦さんがいい形でつないでくれたから、自分もいいイメージで打席に入れた」と振り返った。




ロッテ荻野貴が右膝手術 復帰に1カ月から1カ月半
ロッテは25日、荻野貴司内野手が千葉県船橋市内の病院で「右膝関節鏡視下手術」を受けたと発表した。復帰までには、1カ月から1カ月半かかる見通し。西村監督は「手術をしない選択もあったが、また悪くなったら困る。夏場には帰ってくるでしょう」と話した。
荻野貴は昨年5月に右膝を手術し、今季になって復活。外野から遊撃に転向して開幕からフル出場を続けていたが、13日の楽天戦の走塁中に違和感を訴えた。その後、2試合を欠場し、17日に出場選手登録を外れた。ここまで23試合に出場し、打率2割6分4厘、14盗塁をマークしていた。


【ロッテ】荻野貴司が右膝手術
ロッテは25日、荻野貴司内野手(25)が千葉県船橋市内の病院で「右膝関節鏡視下手術」を受けたと発表した。実戦復帰までには、1カ月から1カ月半かかる見通し。
荻野貴は昨年5月に右膝を手術。今季は外野から遊撃に転向して開幕からフル出場を続けていたが、13日の楽天戦の走塁中に違和感を訴え、17日に出場選手登録を外れていた。

ああ…荻貴くん(TTTдTTT)
行き着くところ…結局、手術になっちゃったのね。。。
昨年のコトもあるし…復帰が≪1カ月から1カ月半≫って言っても、もう信じないもんっっっ!!!!
その神足が、いつも彼を苦しめる。。。




ロッテ・マーフィー、肉離れで全治未定
ロッテは25日、マーフィーが東京都内の病院で「右太もも裏の肉離れ」と診断されたと発表した。全治は未定。
マーフィーは24日の広島戦で走塁中に右太もも裏を痛めていた。




ロッテ、マクローリーを自由契約…新助っ人調査へ
ロッテの石川晃球団運営本部長が25日、新外国人野手を調査する意向を示した。
金泰均(キム・テギュン)、サブローが故障、大松も不振で2軍調整中。試合前までリーグ5位のチーム本塁打13と長打力を欠いており「外国人打者は難しいけど、考えなければ」と話した。また、右肩を痛めて3月に米国へ帰国していたマクローリーを自由契約に。同本部長は「クリーニング手術を受ける。秋季キャンプで肩の状態を見て、良ければ再契約する」と説明した。


右肩手術で自由契約のマクローリー、今秋再テスト…ロッテ
ロッテは、ウエーバー公示の期間が終わり、25日に自由契約選手として公示されたマクローリーを今秋のキャンプで再テストする。マクローリーは米国に帰国しており、右肩のクリーニング手術を受ける予定。石川球団運営本部長は「今年は戦力にならないし、枠を空けるためにも自由契約にした。秋にもう一回キャンプに呼んで、再契約するか判断します」と説明した。

ロッテ・マクローリーが自由契約に
ロッテの新外国人のマクローリーが25日、自由契約選手として公示された。マクローリーは抑えとして期待されたが、キャンプ中に右肩を痛めて離脱。3月中旬に米国に帰国した。
石川球団運営本部長は「クリーニング手術を受ける。秋のキャンプで肩の状態を見て、良ければ再契約する」と話した。



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マーフィー負傷、ロッテあぁ6連敗
ロッテは泥沼の6連敗の上に新たなケガ人を出す苦しい結果となった。先発のビル・マーフィー投手(30)が1回わずか18球を投げただけで、2回表の走塁の際に右太もも裏を負傷。降板を余儀なくされた。そこから肩を作り始めたという大谷が緊急登板で5回まで乗り切ったが、勝利にはつながらなかった。
先発の負傷交代が勝負どころで響いた。6回裏、伊藤の乱調から山本一、内と継投したが、7回表2死一、二塁の得点機に内に代打を送ることができなかった。さらに、22日の試合で打ち込まれたロサを投入しなければならなくなり、また炎上。西村監督も「2試合続けて失敗しているわけだから、次は少し楽なところで投げさせてからになるかも」と配置転換を示唆した。
ここに来て主力の負傷が相次いでいる。サブロー、荻野貴、金泰均、小野、ペン、古谷にマーフィー。不調の大松とロサを数に加えれば、戦力が大きく傾いているのは明白だ。なかなか遠い1勝に西村監督は「やることをしっかりやっていかないといけない」と口元を引き締めた。




初スタメンのロッテ高浜、プロ初ヒット
ロッテは初スタメンの高浜卓也内野手(21)が、プロ初安打を含む2安打と結果を出した。4回の第3打席に詰まりながらも中前へ運ぶと、8回の第5打席には右前へクリーンヒット。しかし、チームの連敗ストップにはつなげられず「結果が出たのは良かったけど、いいところで打てなかった。次はチームのためになるヒットを打ちたい」と、今日25日からの古巣阪神戦に向けて気持ちを入れ直した。

「いいものを出してくれた」/西村監督
1軍初スタメンで2安打の高浜に対するロッテ西村徳文監督のコメント。
「バントも決めたし、いいものを出してくれた。2本打ってるんだから、これからも使っていかないといけないでしょう」。





【虎さん目線】


阪神・真弓監督、ベンチワーク甘すぎる…
痛恨だ! 阪神は、1点差に詰め寄った六回二死満塁の好機に、上本博紀内野手(24)が三振。遊撃の守備要員・荒木を23日に抹消しており、真弓明信監督(57)は勝負どころで、代打を送れなかった。ベンチワークの致命的なミスで、6連敗中だったロッテに完敗。借金は再びワーストタイの6だ。
ベンチワークの“甘さ”を否めない一戦だ。6連敗中のロッテが相手。しかも、今季未勝利の吉見相手にあまりに呆気ない敗戦。満員の甲子園に充満するフラストレーション…。攻守にチグハグさを露呈した虎を象徴するシーンが、六回の好機に凝縮されていた。
1点差に迫り、なお二死満塁。ロッテは吉見から、セットアップ右腕の伊藤を送った。今宵、一番の盛り上がりを見せる聖地。しかし…打席には8番・上本がそのまま入った。目下20打席無安打中の若虎は、見下ろされるように中途半端なスイングで空振り三振。ネクストの鳥谷を使えぬまま、逆転機は終わった。
「(代打は)難しい状況やな。(遊撃を)守る奴がいないから」
真弓監督はそう説明したが…。経験も浅く、不振の8番をそのまま出すしかない布陣。そのこと自体が見通しの甘さだといわざるを得ない。
試合する前の段階だ。鳥谷に加え、平野まで18日のオリックス戦で負傷退場。大和、坂も故障中のため、D5位・荒木郁也内野手(明大)を20日、1軍昇格させた。ただ、平野が休んだ2試合は関本が代役を務め、22日の西武戦で平野が復帰すると、翌23日には下柳を登録するため、荒木を抹消してしまった。
確かに、上本、平野でスタメンを張り、関本と新井良を緊急時のために残しておけば、鳥谷が復帰するまでの期間を乗り切れないことはない。ただ、それは危機管理でいえば“楽観的”だ。
2人にアクシデントが起きることもありえる。ベンチに遊撃を守れる野手を1人でも置く必要があるはず。しかし2軍で唯一、遊撃を守れる荒木を早々に手放してしまってはコマがない。ならば、遊撃経験のある関本を残しておかねばならないが…。五回一死二塁で代打に起用。四球を選んだが、1打席だけで使い終えてしまった。
日程に余裕のある交流戦は、投手はシーズンから1減の12人。野手は14人に増えたが、プラス分は外野手。六回には先頭の俊介に代え、その浅井を送った。「(吉見に)合っていなかったから」と指揮官だが、外野には余裕ある起用を出来ても、肝心の場面で、上本に代打を送れない布陣では意味が無い。
26日には西武からトレード獲得した黒瀬が入団会見。しかし、まずは2軍戦に出場予定だ。ロッテ2戦目には入れ替え無しで臨む。早ければ、鳥谷は28日の楽天戦(Kスタ宮城)で遊撃復帰するが…。26日の1試合は、どうするのか。借金は再び6。希望的な起用では、またここ一番で、同じシーンが巡るかもしれない。


ロッテに白星献上の阪神・真弓監督「なんとかしないといけない」
阪神は25日、千葉ロッテに2対5で敗れた。同点で迎えた5回、先発のスタンリッジが井口資仁、里崎智也にタイムリーを浴びて勝ち越しを許した。7回には久保田智之が2点を失った。打線は相手先発の吉見祐治に6回途中6安打2得点。その後はリリーフ陣に1安打に抑えられ、6連敗中だった千葉ロッテに交流戦初白星を献上した。
以下は真弓明信監督のコメント。「左投手との相性について)相性だけでは片付けられない。なんとかしないといけない。ピッチャーでもタイプがあるから、左に限らずしっかり狙ったコース、球種を決めて見極めていかないと。
(調子の上がらない久保田に2軍に調整をさせる考えは?)今のところは考えていない」


阪神・新井、先制打も…虎左腕恐怖病
左腕を打てない。左腕に勝てない。今季の虎がかかった“アレルギー”は悪化する一方だ。阪神・新井が灯したかすかな希望すら、かすんで見えた。
「(先制点は)何と言ったらいいか…。吉見は低めにコントロールしてきていた。あまり(左投手に対する)マイナスイメージを持たずに、またあしたです」
チームにとって12試合ぶりの先制点。“兆し”を見せた主砲は気丈に前を向いた。出だしは良かった。一回二死からマートンが左翼線二塁打を放ち、4番が気を吐いた。ロッテの先発左腕、吉見のカーブを叩き、鋭いライナーで二塁手・井口のグラブを弾いた。中前適時打で2戦連続の打点をマーク。待望の先制点を奪ったが、負の流れは止められなかった。
直後の二回に同点に追いつかれると、虎打線は3イニング連続で三者凡退し、五回に勝ち越しを許した。六回に1点を返し、二死満塁まで迫り、左腕をひきずりおろしたが、上本が空振り三振に倒れた。
「何とかやらな。いろいろ左投手でもタイプがあるが…。左に限らないけれど、しっかり狙うコース、球種を決めていかないと。それと、外の変化球の見極めができていない」
真弓監督は試合後、語気を強めた。「相性では片付けられない」と話したが、これで相手チームの先発投手が左腕だった試合は5連敗。今季通算でも2勝10敗1分け。相性の悪さを露呈しているのが現状だ。
「ひとつの四球からでも、我慢して塁に出れば崩せる。今まで足りなかったことが少しずつできている」
和田打撃コーチは上昇を強調した。新井がタイムリー放ったが、対左腕は44打数8安打の打率・182、0発3打点。対右腕の打率・361、5発15打点に比べ、あまりにも心許ない。26日のロッテの先発は左のエース・成瀬が濃厚だ。開幕ローテにいなかった吉見さえ、攻略できなかった。チャンスはさらに少なくなるが、“アレルギー”を解消しなければ、チームの浮上は厳しくなる。


阪神・スタンリッジ、5回3失点で2敗目
阪神はスタンリッジが先発したが、5回7安打3失点で2敗目(2勝)を喫した。
敬虔(けいけん)なクリスチャンはマウンド後方でしゃがみ込み、神に祈りをささげた。お決まりの儀式を終え、スタンリッジがロッテ相手に立ち向かった。
「感覚はかなりよくなっているし、自信はある。一生懸命にやるだけだよ」
ロッテには昨季2試合投げ、1勝0敗、防御率2・35と好相性。データ通り、無難な立ち上がりを見せたが、打線が12試合ぶりに先制点を奪った直後の二回に2本の長打で同点とされた。
五回には岡田にこの日2本目の安打となる右前打を浴び、高浜の投前犠打で一死二塁となって井口と対決。2球目、145キロの直球を中前にはじき返され、勝ち越しを許した。里崎にも中前適時打を喫し、3点目を失った。その裏の攻撃で代打を送られて交代。前回登板の後、フォームのチェックを行うなど入念な調整を行っていたが、結果に結びつけることはできなかった。




虎将、久保田2回続投「これからも…」
33試合目にして異例の方針転換だ。敗戦後にもかかわらず雄弁だった阪神・真弓監督が、勝利の方程式の崩壊を明言した。
「2回いかすことは、(久保田に限らず)これからもずっと、考えられる。1回ずつで代えると、誰か調子が悪いと、そこで試合を崩してしまうことがある」
1点差に迫った直後の七回に2番手・久保田を続投させた意図を語りながら、さらに真弓式継投法を説いた。
「1回ずつで代えると、毎日投げないといけなくなるし。2回いっても次の日、そんな長い回いかなければ、疲労は残らないと思う。1シーズン考えると、その方が疲労が残らない」
猛虎は2005年の『JFK』結成後、七回以降を3人で締めくくる必勝パターンを確立。今季もロッテからFAで小林宏を獲得し、新勝利の方程式『トリプルK』を組んだ。だが、久保田と小林宏の不調もあり、もう形にはこだわらない。役割や人数を明確にせず、その日の状態を最優先して“猫の目リレー”で乗りきっていく。
前日24日は榎田が2回を封じてプロ初勝利を挙げたが、この日は2イニング目に久保田が痛恨の2失点。失意の右腕は「せっかく点を取ってもらった後なんで、抑えないといけない。申し訳ないです…」と猛省したが、それぞれへの負担は確実に増す。果たして、指揮官の秘策は吉と出るか、凶と出るか…。


久保田、2イニング目の大乱調…借金ついに6
阪神の追い上げムードに久保田が水を差した。2―3とした7回に2死満塁から適時打を浴び、さらに押し出し四球。6回は3人で抑えながら、2イニング目に2安打3四球と乱れ「せっかく点を取った後で抑えたかった」と肩を落とした。
セットアッパーと期待した小林宏は2敗を喫し、久保田も防御率6・59と散々。真弓監督は、久保田の2軍再調整について「今のところは考えていないというか…」と言葉を濁したが、借金は6と事態は深刻だ。

阪神逆転負け 2番手の久保田は痛い2失点



平野、超美技も笑顔なし「勝たないと意味ない」
阪神・平野が超美技を見せた。同点の4回2死二塁、吉見の打球はフラフラッと舞い上がり、右翼と二塁の中間点に。背走した平野は体をいっぱい伸ばしてダイビングキャッチに成功した。
それでも無安打に終わっただけに「勝たないと意味がない。求められているのは守備だけではない。1番(打者)の役割をさせてもらえなかった」と反省しきり。笑顔はなかった。

阪神・平野、超美技見せたが「1番の仕事…」



阪神・若竹、昇格即仕事!ええやん2回0封
計算通りにいかないときだからこそ、新しい可能性を信じたい。今季初登板の阪神・若竹が2回を1安打ゼロ封。気持ちを込めた1球1球が「0」を2つ並べた。
「よくないです。先頭に四球を出してしまったので。いつも(の登板)と同じようで、どこか違う感じでした」
出番は昇格当日にめぐってきた。3点差の八回。先頭の岡田に四球を与えたが、高浜を投飛の後、井口、福浦の主軸をねじ伏せた。最速146キロを計時した直球中心の攻めの投球で九回も無失点。先頭の里崎の中前打と犠打で得点圏に走者を背負いながら、食い止めた。
満点とはいえない内容だが、成長を証明したのは確かだ。昨季は4度の登板ですべて失点。飛躍を目指し、オフはロッテの投手陣に合同自主トレを申し込んだ。「めちゃくちゃ練習します。練習とオフの切り替えがすごい」。実績十分の小野や成長株の内から刺激を注入され、春季キャンプでは1軍に途中合流した。
開幕1軍は逃したが、首脳陣からファームへの指示は「ロングリリーフもできるように」。必要とされていた。2軍戦14試合に登板して18回を防御率1・00。この日、お呼びがかかった。
「結果的に0点はよかった。野手に感謝です」
強固なはずのリリーフ陣は方程式解体を余儀なくされた。今こそ新鮮な力が必要。穴を埋めるほどの飛躍を6年目の右腕に見せて欲しい。若虎にとって貴重な2イニングだった。




阪神・城島が10試合ぶりの打点
阪神の城島健司捕手が25日、甲子園で行われたロッテ戦でタイムリーを放った。1‐3の六回、2死一、三塁の好機で、ロッテ・吉見から左前適時打を放ち1点を返した。城島が打点を挙げたのは1試合2本塁打を放った12日の広島戦(甲子園)以来、10試合ぶり。



【阪神】新井が2戦連続のタイムリー
阪神新井貴浩内野手(34)が、1回2死二塁から抜けたカーブを中前に運び先制した。97キロの変化球に対応し「うまくたまりました」とコメント。前日24日の西武戦(甲子園)では5号ソロを放っており、2試合連続の打点になった。



金本、マルチ!途中交代も復調の兆し見えた
阪神・金本がマルチ安打で存在感を見せた。初回2死一塁から吉見のスライダーをとらえ右前打。さらに6回2死一塁からは、吉見の4球目にボテボテの当たりとなりながらも遊撃内野安打でチャンスを拡大した。
そのあとに代走を送られて途中交代となったが、打撃面は徐々に復調の兆しが見え始めている。

虎・金本、孤軍奮闘マルチ打!試合後素振り



ブラゼルどうして…真弓監督「ボーンヘッド」
阪神は目を疑いたくなるようなボーンヘッドで完全に流れを逸した。2点を追う5回1死一、二塁の場面だ。平野が放った平凡な左飛に二塁走者のブラゼルは帰塁できず、まさかの併殺…。好機を逃した。
ブラゼルは「判断ミスです。いい場面だったのに流れを変えて申し訳なかった」とうなだれた。真弓監督も「ボーンヘッド。ああいうので流れが変わった」と話し、山脇守備走塁コーチも「レフトが手を上げて捕ってるんやから」とおかんむりだった。




鳥谷、スローイング再開!スタメン復帰は?
右手人さし指の爪床を負傷している阪神・鳥谷が、試合前練習で遊撃の定位置から一塁へのスローイングを再開。送球は約10球だったが、真弓監督は「思ったよりとかじゃなく(状態は)いいね」と手応えを感じた。
ただ、久慈守備走塁コーチは「ごまかしごまかしで試合は投げられないから。(スタメン復帰は)今週末ぐらいかな」と慎重な構え。ロッテ戦には7回無死から代打で登場し、四球を選んだ。

阪神・鳥谷、送球開始!出場見通し示す




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西岡、26日“テスト”合格なら実戦形式へ
左すねの腓(ひ)骨骨折で故障者リスト(DL)入りしているツインズ・西岡が27日(日本時間28日)にも実戦形式の練習を開始する。
球団トレーナーが「26日にスライディングのテストを行い、問題がなければ翌日に5イニングほどプレーする」と話した。初実戦の場はリハビリ組や若手が2チームに分かれた紅白戦で、遊撃手としてプレーする予定。マイナー戦は「10試合、40~50打席」がノルマで、順調なら来月10日前後のメジャー復帰となる。
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