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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム備忘録【3/6】

2019年03月06日 22時02分02秒 | マリーンズ2019
≪2019/3/6≫

プロ野球順位予想に待った! マリーンズが本命ホークスを惑わせるこれだけの理由

 やはりである。なにかといえば、ちらほら世間に出だした順位予想だ。我らが千葉ロッテマリーンズは様々な野球解説者の間での平均予想で5位。よくても3位が精一杯の状態だ。千葉ロッテマリーンズでSA(サービスエリアではなくスペシャルアドバイザー)という役職に就いていらっしゃる里崎智也氏ですら忖度知らずの5位というから、泣けてくる。ちなみに里崎氏は昨年、堂々の最下位予想。もしかして5位は忖度か? と疑ってしまうほどのドヤ顔だ。そして案の定、皆様の1位予想は福岡ソフトバンクホークスだから、ズッコケるしかない。

マリーンズはホークスにとって不気味なチーム

 しかし、少し待って欲しい。この1位ホークスにこそ光明が隠されている。ホークスが一番対戦をしていて不気味なのがマリーンズだからだ。これはホークスファンなら、「そう、そう」と分かるはず。とにかく不気味なのである。マリーンズが勝てば、ジャイアントキリング状態で大騒ぎ。ホークスは勝っても「そりゃあ、あの戦力と総年俸なんだから、勝つでしょ」と冷たくされる始末。この温度感が極めて不気味なのだ。それに加え、元々、ドーム育ちで野外球場嫌い。ZOZOマリンスタジアムでは雨は降るわ、強風は吹き荒れるわ、暑いわ、寒いわ、トンボが飛び交うわにライトスタンドの応援でプレッシャーをかけられるわと本来はマリン大嫌い軍団なのである。


 ここ数年こそ一方的にボコボコにやられている印象を受けるが2013年は15勝9敗。09年13勝10敗、08年14勝10敗、07年12勝10敗と3年連続でカード勝ち越しも決めている。振り返るとホークスにとっても様々な悪夢はマリーンズ戦だ。中でも有名なのが04年6月1日のマリーンズが13対6で大勝した福岡での試合。レフトスタンドに密集する黒の軍団がお祭り騒ぎの中、一塁側ホークスベンチは凍りついていた。2回で7点を失ったホークス先発の杉内俊哉投手が、ベンチのイスを両手で殴って負傷。福岡市内の病院で精密検査を受け「両手の第5中手(ちゅうしゅ)骨骨折」と診断されたのだ。よほど悔しかったのであろう。

 08年9月7日の福岡での試合もホークスファンにとっては今も思い出すだけで背筋が凍りそうな悪夢。4点リードの9回表。マウンドにはホークスの絶対的守護神の馬原孝浩投手。1死満塁で代打橋本将捕手の同点満塁本塁打が飛び出した(勝利を確信していたホークスファンが準備をしていた白い風船が力なくピューと飛んでいく光景は容易に想像できる)。それでも最後の最後はなんとか引き分けかと思われた延長12回2死で今度はホークスから移籍をしたフリオ・ズレータ内野手に勝ち越しのソロホームラン。絶対的守護神を投入して4点差を追いつかれ、元ホークスの助っ人に幕張ファイヤー(ズレータがホームランを打った際に行っていたベンチ前でのパフォーマンス)と、ホークスファンのため息がドームに充満したシーンだ。これ以外にも現在はマリーンズの二軍投手コーチとして活躍する、当時ホークスの若き先発投手だった大隣憲司投手が6点リードと完投勝利寸前の9回に3連打から1失点し降板。小久保裕紀内野手に鬼ギレされ、マウンドで「公開説教」を受けた時の対戦相手もマリーンズである。

 もちろん、CSの悲劇は言うまでもない。05年、10年と2度、1位のホークスに05年2位、10年3位のマリーンズが勝ち、下剋上の日本一を達成している。9勝15敗と大きく負け越した昨年だってホークスの連勝を止めたのはマリーンズ。そう、ホークスファン、そしてホークスにとってマリーンズというのは不気味でなにかをしでかしそうな嫌なチームなのである。

先行逃げ切りで優勝へ

 ということで野球解説者の皆様が1位予想をされるホークスは、競馬で例えるならグリグリの二重丸。不気味な存在は印がほとんどついていない穴馬であるマリーンズなのだ。6頭立てのG1でホークスが単勝1.2倍のディープインパクト状態。マリーンズは10倍台のシックスセンス!(競馬を知らない人はすいません) 競馬というものは、1番人気が必ず来ているのであれば、成立はしていない。ほとんどのレースにおいて1番人気は来ないから面白いのだ!

 だからマリーンズファンの皆様、野球解説者の順位予想など気にしなくても結構。お待たせしました。最後に本当の順位をお知らせしよう! 1位マリーンズ、2位ホークス、3位ファイターズ、4位イーグルス、5位ライオンズ、6位バファローズ(2位と3位は逆の可能性あり)で間違いナシ! MVPは寿司ボーイ(レアード)かガンバルガス(バルガス)か悩むところだが、昨年、ホークス戦2勝と無類のホークスキラーのエース・涌井秀章投手も忘れてはならない。

 現在、オープン戦も爆勝中。この勢いのままシーズンに突入。先頭に立って、そのまま逃げ切ると見た! そのためには重馬場希望(風が強くて雨が降っている状態)。ホークスの末脚は確かにオールフェーヴル級ではあるもののパンパンの良馬場でこそ生かせる。そういう時はサニーブライアンのごとくマリーンズが逃げ切るのだ。さあ、伝説の2019年シーズンまで1カ月を切った! マリーンズファンよ、準備はいいか? 軍資金は足りているか? 10月末(日本シリーズが終わる)まで心身共に持つ状態か? さあ、行こう。マウエの世界へ! みんなで「マウエ!」と連呼しよう。

堀慶介(スポーツライター)

(文春オンライン)

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≪2019/3/6≫

ロッテのいだてん・荻野貴司 今年こそフルで見たい!

【球界こぼれ話 広瀬真徳】プロ野球選手にケガはつきもの。春季キャンプでも多くの選手が肉離れや張り、違和感を訴え、離脱を余儀なくされた。日々肉体を酷使する職業だけに、ケガ予防は選手にとって避けては通れない課題だろう。

 もっとも、主力選手の故障はチームの浮沈に直結する。特に選手層の薄いチームでは一人の離脱がペナント争いの致命傷になりかねない。その意味で今季、故障なくシーズンを戦い抜いてほしい選手がいる。プロ10年目の節目を迎えるロッテの外野手・荻野貴司(33)である。

 言わずと知れた球界を代表する「スピードスター」。打席から一塁までの走破タイムは常時3秒台後半から4秒台前半を叩き出す。平凡な内野ゴロですら安打にしてしまうため、パ・リーグの某投手は「出塁された瞬間に三塁まで行かれてもいいと思ってしまう。必要以上に警戒すると自分が疲れるだけ」と白旗を掲げる。それほど彼の足攻は相手に脅威を与え、同時に自軍を勢いづかせる。試合に出続ければ、日本を代表する足のスペシャリストとして後生に名を残す可能性すら秘める。

 だが、荻野は現時点でそうなれていない。要因は度重なる故障だ。

 プロ1年目。開幕から出場46試合で25盗塁を記録する華々しいデビューを飾りながら、5月に試合中の走塁で右ヒザ半月板を損傷。そのままシーズンを棒に振ると、翌年も右ヒザ痛を患い2度の手術を強いられた。以後、毎年のように周囲から期待されるも、腰痛、左肩骨折、肉離れなど故障の連続。昨シーズンも7月に死球を受け右手人さし指を骨折し、悲願だったフルシーズン出場を逃した。

「死球など偶発的なケガもあるとはいえ、荻野のケガはロッテの恒例行事のようなもの。プロ意識に欠けている」と厳しい指摘をするOBもいるが、私が知る限り本人は日々、故障への予防に余念がない。試合前後の体のケアは他選手以上に入念に行う。「ケガを防ぐために関節などの可動域を広げたりもしています。もう自分からケガをするようなことはしませんよ」と昨シーズン中盤に語っていた荻野。その直後の死球離脱は不運に尽きるが、故障防止の意識は高く、足の衰えも感じない。「もし1シーズンを通して活躍できたらどれほどの数字を残すのか」と期待が膨らむのは言うまでもないだろう。

 今季のロッテ外野陣はドラフト1位の藤原恭大(18=大阪桐蔭)が加入。昨季途中に藤岡貴裕(現日本ハム)とのトレードで移籍してきた岡大海らも含め混戦模様。とはいえ、チームは昨シーズンのように荻野離脱とともに下降線をたどる傾向も否めない。無類のいだてんが担う責任はルーキーや新戦力以上に重い。

 今春キャンプではあまり話題に上がらなかったものの、彼のように一人でチームの雰囲気を一変させる選手は球界内でもごくわずか。故障続きだったうっぷんを晴らすべく、今季こそは年間を通して存分に暴れ回ってもらいたい。

☆ひろせ・まさのり=1973年、愛知県名古屋市生まれ。大学在学中からスポーツ紙通信員として英国でサッカー・プレミアリーグ、格闘技を取材。卒業後、夕刊紙、一般紙記者として2001年から07年まで米国に在住。メジャーリーグを中心に、ゴルフ、格闘技、オリンピックを取材。08年に帰国後は主にプロ野球取材に従事。17年からフリーライターとして活動。

(東スポ)

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≪2019/3/6≫

日ハム栗山監督、初対決のレアードへ“愛”のエール「野球人として成功して」

ロッテとのオープン戦で初対決「どんなメシ食べているか聞いておきます」

 日本ハムの栗山英樹監督が6日、ロッテに移籍したブランドン・レアード内野手へエールを送った。6日はロッテとのオープン戦(鎌ケ谷)で、昨季まで主軸として活躍した16年本塁打王とは初対決となる。「元気そうでよかったです。どこでどんなメシを食っているか聞いておきます」と冗談ぽく切り出した指揮官は、「彼の人生がいいものであることを願っている。野球人として成功してほしいと心から願っている」と話した。

 レアードは15年から4年間日本ハムでプレー。来日1年目の15年は前半戦で助っ人砲は打撃不振に苦しみながらも、指揮官は粘り強く起用。15年に34本塁打を放つと、16年にはリーグトップ39本塁打を放ってリーグ優勝、日本一に貢献した。

 試合前にはレアードから栗山監督の元へ挨拶に訪れた。指揮官は「どっちかと言うと、こっちは面倒臭いけど、日本に合う選手であることは間違いない。(昨オフも)日本でさせてあげたいなというのがあった。チームの交渉事なのでいろんな考え方があるが、個人的には彼の良さ、頑張ってきたことを見てきた。彼の人生、野球人として成功してほしいと心から願っている」と愛情たっぷりにエールを送った。

(Full-Count編集部)

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