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アナログ祭り!! vol.18 実現不可能な理想レコードプレーヤー

2016-06-20 | イベント
『アナログ祭り!! vol.17』の続きです。

ムジカでは6月は1ヶ月間にわたって『アナログ祭り』を行います。

フォノアンプの特別価格での販売やスペシャル・カスタマイズ、

レコードのプレゼント等を行っていきます。

ブログではアナログ再生のノウハウを取り上げていきたいと思います。

前回は特殊なシェル『Aシェル』について書きました。

今日はインシュレーターについてです。

アナログプレーヤーは外部からの振動にはとても弱いです。

そこで2つの考え方が生まれます。

1、プレーヤーをふわふわの風船の上に設置すれば

  外部からの振動がなくなるのではないか?

2、プレーヤーを地盤に直接つながっているコンクリートの台の上に設置すれば

  外部からの振動がなくなるのではないか?

どちらが正解でしょう?

ところで、電子顕微鏡という機械をご存知でしょうか?

一般的な光学顕微鏡では1000倍程度が事実上の限界ですが、

電子顕微鏡では10000倍以上の倍率を高分解能で観測することができます。

普通の台の上に設置するとその台の振動で鮮明な画像を見ることができません。

そこでエアーフロートを使用します。

空気の層によって全体を浮き上げるもので

まさに風船と同じです。

つまり1が正解のようです。

しかしレコードプレーヤーはそれ自体が回転し、振動を発してします。

これはどう考えればよいのでしょう?

理想的にはターンテーブルを安定に振動なく回転させるため

ターンテーブルを重くします。

レコード盤の重さが120g程ですので

100倍の12キログラム位あると理想です。

12キロのターンテーブルを持ったレコードプレーヤーは全体で100kg程になると思いますが、

これを空気で浮かせるような工夫をすれば理想です。

そんなレコードプレーヤーはリスニングルームに置けませんが・・・。

そこで、どのように妥協するかということになります。

次回に続きます。


お知らせ その1

ドイツ・クアドラル社ロジウム200と



ムジカ欧州向けプリメインアンプ int62esのセット販売について



数量限定3セット。

価格:¥99800(税込)65%offです!

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お知らせ その2

アナログ祭り第一弾としてYahoo!!ショッピングでフォノアンプの特別価格による販売をしています。

アウトレットモールも含めてチェックしてみてください!



インスタグラムはじめました。

今日は大垣市にある船町港と住吉灯台の写真です。江戸時代のものが残っています。奥の細道結びの地としても有名です。。



ここをクリックするとアプリがなくても閲覧できます。

ぜひご覧ください。


今年も当社の水路でのホタルですが、そろそろ終わりに近づいてきました。

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