ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

アナログ祭り!! vol.8 カートリッジの針より劣化するパーツ

2016-06-08 | イベント
『アナログ祭り!! vol.7』の続きです。

そこでムジカでは6月は1ヶ月間にわたって『アナログ祭り』を行います。

フォノアンプの特別価格での販売やスペシャル・カスタマイズ、

レコードのプレゼント等を行っていきます。

ブログではアナログ再生のノウハウを取り上げていきたいと思います。

昨日は金メッキの裏側・・・について書きました。

今日はアナログディスク再生に必須のカートリッジについてです。

いきなりですが、カートリッジの『ビンテージモノ』は避けたほうが無難です。

カートリッジを使い込んだとき

一番劣化するパーツはスタイラス(針)・・・ではありません!

もっとも劣化するのはダンパーです。

ダンパーはゴムでできています。

感知レバーを浮かせた状態にしています。

ダンパーに限らずゴムは劣化すると硬化します。

古い輪ゴムは硬くなっていて、触るとポキポキ折れることもありますが

カートリッジのダンパーも古くなると硬くなります。

その結果感知レバーが動きにくくなり、音圧が下がったり

周波数特性が乱れたりします。

だいたい古いカートリッジは見事なカマボコ特性であることが多いのですが、

これは古い設計のカートリッジだからではなく

古くなって劣化したダンパーだからです。

シュアーV15 type3はJAZZファンに人気ですが、

ダンパーの程度の良いものはまずお目にかかれません。

(そういうものはオーナーが手放さないと思います)

低域も高域もなくゴリゴリした音を『これぞV15の音!』とか

『V15はtype3でなければ!』という人がいますが

ちょっとちがう気がします・・・。

当時はもっとレンジが広かったです。

次回に続きます。


インスタグラムはじめました。

アプリがなくても閲覧できます。ぜひご覧ください。


お知らせです。

アナログ祭り第一弾としてYahoo!!ショッピングでフォノアンプの特別価格による販売をしています。

アウトレットモールも含めてチェックしてみてください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする