エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

CZ-V21とCZ-V21Aの違いとTE制御(昨日の続き!)

2010-12-27 17:18:36 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨夜はとあるお客様の忘年会ならぬ納会に参加させていただきました!!飛び入りで私が参加したので驚いたのではないでしょうか??

みなさまありがとうございました!!

さて、昨日のTE押さえ装置の動作不具合について、まとめていきます。

現地での作業は、まずお客さまからお話を聞き、不具合動作を確認させて頂きました。

TE押さえ装置がB列側が常時押さえている状態となり、A列の反応がしていないのでは?と言うことでしたが、実際動作を確認するとお客様のおっしゃる通りでした。

次に私が確認したのはA列、B列単独での印刷制御ですが、ここでA列の印刷制御は効きが悪いということが分かってきました。

まず、センサーからの信号を確認したのですがシーケンサの入力を示すLEDは正常に点灯します。

そこでA列とB列のセンサーを入れ替えてみました。

そこで起きた現象はB列のセンサーは正常に働き、A列のセンサーで同様の不具合が発生すると言うものでした。

このことから、A列のセンサーの信号出力になんらかの遅延があるためだと推測されます。

キーエンス製CZ-V21にはタイマー機能が備わっており、オンディレイ、オフディレイ、ワンショットと3種類のタイマー設定可能ですが、今回はこちらはOFFになっておりました。

そのためセンサーのアンプのみを交換して頂くことで、今回の問題を解決することができました。

ちなみ今回該当するセンサーCZ-V21は製造中止になりCZ-V21Aへとバージョンアップしております。型式末尾にAが付きましたが、これは新型のセンサーヘッドに対応したためで、CZ-V21と互換はあります。
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