ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

47巻-450話 将軍ゾンビnight (影を奪われる-7)

2016年09月30日 | スリラーバーク編




時刻は深夜0:00を少し回っていた。

ナミは、ドクターホグバックにくってかかったが、ホグバックはシンドリーちゃんとサムライ・リューマに、3人を『夜討ち』にかけて影の世界へ叩き落すよう命じた。

サムライ・リューマは「新世界」"ワノ国"から来た着物を着た死者で、大昔にウソか本当か空とぶ竜を切り落としたと語り継がれる伝説の侍であった。
だが、喋る内容があのエロドクロ、ブルックとまったく同じなのである。
「ヨホホホホホ、お嬢さん、パンツ見せてもらってよろしいですか?」




その侍はゆっくりと刀を手にとると、すぅーとゆっくり刀を振り下ろしただけで、何もせずに3人の横を通り過ぎて行った。
狐につままれたようだが、今のうちに逃げよう、と走り出したその時だった。
ズバババァンという衝撃派を感じて、3人は吹っ飛ぶと同時にすでに斬られていた事にようやく気付いた。
ホグバックは愉快そうに笑った
「達人に斬られた者は、鼻唄まじりに三丁歩き、そこで初めて斬られた事に気付くという・・」
侍は「"鼻歌三丁・矢筈斬り(やはずぎり)"!!!」と言って、静かに刀を鞘に納めた。





ルフィ達5人が屋敷に入った頃には、ナミ達3人の姿はどこにもなかった。


応接間のゾンビ達は一斉にルフィ達に襲い掛かったが、5人はいとも簡単にゾンビを組み伏せたが、気付くとサンジの姿がない。
ゾンビ達が何かしたようだったが、サンジは大丈夫だろうと気にせずに屋敷内をナミ達の捜索に進む事にして、ブタの壁飾りを案内に連れて、先を進んだ。

倒されたゾンビ達は、「一人、また一人と仲間達は減っていく・・・後悔すればいい!!我々の主人王下七武海のゲッコー・モリア様の真の実力を前に誰一人助からねェ・・!!」と口々に言うが、ルフィは「そのモリアのバカに伝えとけ!!おれの仲間の身に何か起きたら、お前をこの島ごと吹き飛ばしてやるってな!!!」と言い切った。





その頃屋敷の外では、土の中からボコボコと無数のゾンビ達が這い出て、屋敷をぐるりと取り囲んでいた。



アブサロムは、棺桶の並ぶ教会に入ると「目を覚ませ!!将軍(ジェネラル)ゾンビ共ッ!!!蘇れ、古の戦士達!!!海賊"麦わらの一味"わずか8名、見事討ち取ってご主人様に捧げろ!!!!!」と叫ぶと、棺桶の中からいかにも強そうな鎧を身にまとったゾンビ達が立ち上がってきた。




一人、鎧を身に着けず、酒を飲んで出遅れたゾンビに、アブサロムが「ぐすぐずするな、キャプテン・ジョン!天下にあまねし生前の悪名が泣くぞ!!」と声をかけると、酔っ払いのキャプテン・ジョンも重い腰をあげた。




将軍ゾンビ達を見送って一人になったアブサロムは、背後にゾクリとする気配を感じて振り向くと、背後から物凄い勢いで、イボイノシシゾンビのローラが「アブ様っ!!結婚してーーーー!!!」と迫ってきていた。
ローラはアブサロムにぞっこんで、半殺しにしてでも結婚したかったが、アブサロムはローラの愛に命掛けで抵抗した。




アブサロムはローラに結婚を諦めてもらうよう、生きた人間の女を花嫁に決めたと言って、ナミの手配書の写真を見せたが、ローラは逆上し、怒りに我を忘れて、その女海賊のナミを抹殺する為に凄い勢いで部屋を出て行った。




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