42巻-404話 フランキーVSフクロウ

フランキーは、燃料であるコーラの補給の為給仕室へと向かっていたが、給仕室前の通路で「フクロウ」に邪魔をされた。

【剃ソル】で高速移動をするフクロウに、両方の鋭利なもみあげを投げ飛ばす【フランキートライアングルジャッカー】を繰り出すも、その移動の速さにかすりもしない。
フクロウが自分を殴りに来る瞬間を狙って、左手を噴射する【ストロング・レフト】をくらわそうにも、それも避けられた。


フランキーはコーラの効果を切れ、そのピンと張った自慢のリーゼントも見る影なくふにゃりと垂れ下がり、一刻も早く冷蔵庫に辿り着きたかったが、フクロウがそうはさせなかった。
イラついたフランキーの「よけてばかりで、逃げは一流の腰抜けが！！！」という言葉に怒りの増したフクロウは、【指銃（シガン）】の速度で拳を打ち抜く、超重量パンチ【獣厳（ジュゴン）】を繰り出してきたが、鉄の体で衝撃を受け止める。
フランキーも、鉄の拳【ストロング・ハンマー】で打ち返すが、フクロウは【鉄塊】で衝撃を受け止める。








二人は重量級パンチの攻防戦は互角に見えた。




フランキーとフクロウは、殴り合った勢いで給仕室へと転がり込み、そこで大型冷蔵庫の前に辿り着いた。
　「しめた、バカでかい冷蔵庫があるじゃないか！」とフランキーが喜んだところへ、クマドリに蹴り倒されたチョッパーが乱入してきて、咄嗟の判断でクマドリを大型冷蔵庫の中へ閉じ込めてしまった。


クマドリの封じ込めに成功して喜ぶチョッパーに、フランキーが声をかけた。
「ニコ・ロビンを助けたきゃ、冷蔵庫の中からコーラを3本取ってオレに渡せ！そうすりゃオレはパワーアップして、こんなヤツら一瞬でカタをつけて鍵を奪ってやるぜ！」

その言葉にチョッパーは、クマドリが逃げ出さないように注意しつつ、冷蔵庫からコーラを3本取り出してフランキーに渡すと、フランキーはその言葉通り、今までのとは全く違うパワーの【スゥーパーストロングハンマー】でフクロウを一撃で倒してしまった。




※フランキー技一覧
【フランキートライアングルジャッキー】・・・・もみあげを投げ飛ばす
【ウエポンズ・左(レフト)】・・・・鎖で繋がった左手を噴射する
【ストロングハンマー】・・・・鉄の拳をハンマーにみたてて、殴る
【新鮮一番お野菜パンチ】・・・コーラの変わりに野菜ジュースを飲んで、くりだしたパンチ。弱い。


※フクロウ技一覧
【獣厳(ジュゴン)】・・・・指銃の速度で撃ちぬく重量級パンチ
【獣厳奥義・梟叩き(フクロダタキ)】・・・獣厳を超高速で何十発も同時に叩き込む