ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

636話 未来国から来た将軍  (図未挿入)

2017年04月06日 | 魚人島編




快進撃を続けたように見えた”麦わらの一味”だったが、フランキーの出した重装備車2台は、牙で地中に穴を掘る「ダルマ」の穴に足をとられて使い物にならなくなった。だが、転んでもタダでは起きない。フランキーはその2台と合体して変態し、【鉄の海賊・フランキー将軍】となって登場した。

2年間の「未来国」で、ペガパンクの残した研究と、形状記憶合金「ワポメタル」の導入によって実現した夢のロボットである。


しかし、これによって【ブラキオタンク】から放り出されたチョッパー、ウソップ、ナミも戦わざるをえなくなった。
ナミは2年間の「ウェザリア」での研究によって劇的進化させた【魔法の天候棒(ソーサリー・クリマタクト)】で敵に手を触れることなく倒していく。


ウソップは以前のように逃げることなく、必殺緑星を駆使して遠隔で敵を倒していく。
実戦で通用する事を確認したウソップは、空に向かって叫んだ。 「ヘラクレスン先生!!気の抜けねぇ『おいはぎの森』で命がけの2年間は忘れねぇぜ!!今始まるんだ『男ウソップ大冒険』の第二章!!」あの森のことを思えば、魚人海賊なんて恐れに足らないもののように思えたウソップだった。



チョッパーも進化を遂げていて、7つの変形点を『ランブルボール』なしでも自在に変化できるようになっていたのだ。しかも一つ一つの変化が格段に強くなっている。今のチョッパーに『ランブルボール』が必要な変形は1つだけだった。
そしてチョッパーは叫んだ。 「おれは生意気な”怪物(モンスター)”だ!!」怪物扱いされることをあれほど嫌がっていたチョッパーだったが、もうそんな事はどうでもよかったのだ。
仲間がいて、どんな姿であろうとも「自分」であることを認めてくれる、という確信がある。姿形に捉われることなど、気に留めることではない事を、チョッパーは悟っていたのだ。




そうした”人間共”の余裕の戦いぶりにホーディの苛つきは収まらず、崖の上にいた巨大怪物タコ「クラーケン」に、”麦わらの一味”を踏み潰すように命じた。クラーケンは、家族の安全と引き換えに北極からホーディに奴隷として連れてこられていたのだった。
そんなクラーケンに、ルフィは声をかけた。
「おーいスルメ!おれを乗せてくれ、うちのペットになった友達だろ!!」

その言葉に、クラーケンことスルメは、あっさり寝返って、笑顔でルフィ側についた。

だが、そんなクラーケンをホーディは許さなかった。 「クラーケン、よくぞシラホシを捕まえた。そのまま握り潰せ!!でないと、北極で平和に暮らすお前の兄弟の死体は高く売れるだろう」とクラーケンの兄弟の命を担保に脅した。兄弟の命の為、ホーディの命令に背くことは出来ないでいるスルメに、ルフィは「兄弟を守るために、お前・・・あいつのいいなりになっていたのか・・・。守りてェよな~~~・・、ししし!!それおれにも守らせてくれよ!」と笑いかけた。

二人の兄を守る事が出来なかったルフィは、スルメの気持ちがよくわかったし、兄弟を守ってやりたいと思った。


戦闘モードに入ったルフィは、スタスタとホーディの元へとまっすぐに歩み寄った。
船長の邪魔をしようとする新魚人海賊団の幹部達は、ゾロとサンジが足止めをし、その道を邪魔させない。

まっすぐにホーディに向かったルフィは、ホーディを蹴り上げた。
「なんか燃えてきた!!!」

ホーディは【魚人空手】で応戦するも、ジンベエのそれとは違って、ゴムの体に何のダメージの与えない程度の攻撃だった。
大量の【矢武鮫】も、ルフィはその水滴がいつどこに飛んでくるのかが事前にわかっているかのように、寸手でかわしていた。
ホーディ対ルフィでは、圧倒的にルフィに分があり、ホーディはルフィに再び、三度ぶっ飛ばされた。





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