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空に来てまで追われる身となってしまい、ナミは空の国から地上へ帰ると言い出したが、空へ昇ることに必死で、帰る方法なんて考えいなかったことに一同は今更ながらに愕然とした。
そんな一味に、コニスがおそるおそる声をかけた。
「青海に下るには、一度下層の"白海"へ降りて遥か東の"雲の果て(クラウド・エンド)"へ行かねばなりません。」
だが、ルフィは地上に帰る気などまったくない。
ルフィとサンジ、ウソップの3人がパガヤさんの家に船の修理に必要な道具を借りに行く間、ナミと、ロビン、ゾロ、チョッパーは船で待機することとした。
青海人の様子を見ていたホワイトベレーのマッキンレー隊長はつぶやいた。
「くだらん、神や神官は聖地にて愚者を持つのみだ。お前たちは導かれるのだ・・・禁断の聖地"神の島(アッパーヤード)"へ!!!」
すぐにそれは現実の事となった。
ナミ達の乗ったゴーイング・メリー号が、巨大なエビに凄い勢いで連れ去られていく。ナミは、先ほど見た"あの島"に連れて行かれることを察知してゾッとした。
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メリー号がエビに連れ去られていくのを、高台にあるコニスの家からルフィ、サンジ、ウソップが眺めていた。
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あまりに突然の事で、何が起こったのかわからずにいる3人にパガヤさんが、辛そうな顔で説明した。
「超特急エビは神の使いで、行き先は"神の島(アッパーヤード)"の北東にある『生贄の祭壇』です。
『天の裁き』において、罪人の受ける罰は2つ、"生贄"と"試練"。彼らが人質なら、今、実際に裁かれているのはここにいる3人です。」
そこでウソップが、ガレオン船から持ち出したスカイピアの古い地図を取り出して、『生贄の祭壇』がどこにあるのか説明を求めた。
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パガヤさんの説明では、仲間と船を返してほしくば正面から神官に会いに、"神の島"に行くしかないと言う事だった。
「神官ってのをぶっとばせばいいんだろ?」と笑うルフィに、パガヤさんは青ざめた顔で忠告した。
「神官4人はあなた達の想像を超えるものです。その上何より、"アッパーヤード"には"神(ゴッド)・エネル"がいらっしゃる。」
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