ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

175話 開放    (レインベースの戦い-8)

2015年12月25日 | アラバスタ編





ビビがサンジほほ探して部屋を出た後、ルフィ達のいる秘密部屋は、もう水が腰まで溜まっていた。
溺れる!と大騒ぎするルフィとウソップに、檻の中でそれまで黙って様子を見ていたスモーカーが声をかけた。
「お前ら、どこまで知っているんだ?クロコダイルは一体何を狙ってる・・!!!あの二人が組んだ時点で、こいつはもうただの国盗りじゃねェ。放っときゃ世界中を巻き込む大事件にさえ、発展しかねェってこった。」




だが、ルフィにはクロコダイルの陰謀も、世界の事情も、国の理由も関係なかった。
「あいつをぶっ飛ばすのに!!そんな理由いらねェよ!!!」
スモーカーは、「そうか」とだけ言うと、それ以上詮索をすることはなかった。


ルフィが海水によって力が抜け、万策尽きて絶望を感じ始めていたとき、「食事中は極力音を立てません様に・・・」という声が聞こえたかと思うと、目の前の巨大バナナワニが宙をきってひっくり返った。サンジの【反行儀(アンチマナー)キックコース】がワニに炸裂したのだ。
サンジは、ゆっくりとタバコの煙を吐き出すと「オッス、待ったか!?」と檻を向いた。







バナナワニ達を次々とサンジが倒すのはいいが、肝心の檻の鍵を食った個体がどれかがわからないなら意味がない。
するとスモーカーが口を挟んだ。「てめぇらの耳は飾りか?三番目に部屋に入ってきた奴を仕留めろ」



しかし、ワニの腹から取り出した鍵は、ハナからニセモノで、本当の鍵はクロコダイルが持ち去っていたのだ。外では、クロコダイルがMr.プリンスを追うのを諦めて、怒りのままに、その手で麦わらの一味を皆殺しにする為に秘密部屋に戻ってきた。

だが、クロコダイルが見たのは全滅したバナナワニと、空っぽの檻、そして気絶したMr.3だった。




またしても”麦わらの一味”にしてやられたと、わなわなと憤るクロコダイルの横にいたミス・オールサンデーこと、ニコ・ロビンは、
この事態が麦わらの一味の金髪の男の仕業であることは気付いていたが、それをクロコダイルに教えることはなかった。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿