ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

138話 頂上    (冬島・チョッパー登場-9)   

2015年11月18日 | アラバスタ編




雪山を、瀕死の二人を抱えて先を急ぐルフィの前に、ワポル達が現れた。
瀕死の二人を抱えて抵抗できないことをいいことに、幹部「クロマーリモ」と「チェス」はルフィをはさみうちで、攻撃をしかけてきた。
2人を抱えて手も足も出せず「やめろォーーーーーーっ!!!!」と叫ぶのが精いっぱいのルフィだった。

だが、事態は急変する。
先ほどまでルフィ達の命を執拗に狙っていたラパーン達が、クロマーリモとチェスを殴り飛ばしてくれたのだ。さっき、雪崩から救い出した礼なのだそうだ。ワポルは、ドラム王国一凶暴で、絶対に人になつかぬラパーンがルフィの為に動いたことに驚いた。

ワポル達を引き受けて、ルフィに先を急がせたラパーン達であったが、ワポルの悪魔の実の能力の前に力尽きた。ワポルもルフィを追って、城に向かう。


ワポル一味をラパーンに任せ、先を急ぐルフィは、ナミを背負い、サンジを口にくわえて、素手で垂直に聳え立つドラムの巨大な山をよじ登り出した。氷点下の横殴りの風は薄着のルフィに容赦なくたたきつける。

三時間後、ルフィの指先は爪と皮がめくれ、血が流れ、体力は限界に近かったが、それでもまだ半分にも届いていない。二人を助けねば・・・医者・・医者・・医者・・・ただひたすらそれだけを思って登り続けた。


ルフィがやっとの思いで頂上にたどり着いたとき、その目に飛び込んできたのは、白亜の美しい城だった。
「きれいな城だ・・・・・・・医者・・・・」




気力でたどり着いた頂上だったが、そこでルフィの意識を失った。皮肉なことに、ルフィ達のいたところは、頂上に積もった雪の上で、ルフィが倒れた勢いで足場の雪は崩れだした。だが、落ちたルフィの腕を掴む者がいた。
青鼻で毛むくじゃらの大男だった。











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