ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

38巻-360話 間もなく出航 (海列車バトルゲーム-1)

2016年06月30日 | ウォーターセブン編





造船島「ブルーステーション」では、本日最終の政府関係者用"海列車"が停車していた。
政府の役人と海兵に囲まれたニコ・ロビンは、CP9より先に"海列車"に搭乗させられた。

その様子を物陰から見ていたのは、サンジだ。
サンジはロビンの様子から何かウソをついていると見て、この駅から出発する事を先読みしていたのだ。
「ビンゴ・・・。どう見ても連行されている様にしか見えねぇが、ロビン自身に逃げる気がない様子。
ロビンちゃんに何か狙いがあるのか、それとも逃げられない理由があるのか・・・?
いや、おれに助けて欲しくてわざと???ぶうっふふふふふふでゅふふ・・・ゲホゲホ」





とやっていると、聞きなれた声が耳に届いた。
ウソップ(とフランキー)が、黒ずくめの衣装に身を包んだ"CP9"と呼ばれる者達に連行されて行くのが見えた。
サンジは苦虫を噛み潰したような顔でつぶやいた。
「・・・何が『最後まで迷惑かけた』だ。一味を抜けても迷惑かける気か・・・・」
ウソップに迷惑をかける気はないが、サンジは頼まれてもないが助け出すつもりだ。





その頃ガレーラカンパニー本社跡では、ナミが重傷のチョッパーを叩き起こして、"ロビンの真意"を伝えていた。
瀕死の重傷だったチョッパーは、一気に元気になり、ルフィとゾロの探索に乗り気になった。



だが、アイスバーグさんが口を挟む。
「今夜11時に政府関係者用海列車が、エニエス・ロビーに向けて出航する。
あと30分しかないが、それを最終に海列車は、アクア・ラグナが終わるまで暫く運行停止となる。
その便を逃すと、当然海列車も船も出せねぇし、この島から出る術はなくなるんだ」


それを聞いて焦るナミとチョッパーに、やけどを負ったパウリーが起き上がって、部下達に声をかけた。
「オイ、お前ら、このお譲ちゃん達に手ェ貸して差し上げろ。
ゴチャゴチャ言ってねェでケジメつけろ!!!ガレーラの名を折る気か!!!」





ざわつく島の人々に、詳しく事実は説明できないが、とにかく”麦わらの一味”は暗殺犯ではなく、アイスバーグさんの命の恩人であること、ルッチやカクは今は”里帰り”して、ここにはいない事をざっと説明した。
ウソをついたが、パウリーは、あんな悲しい思いをするのは、自分とアイスバーグさんだけで充分だと思っての判断だった。


ナミはパウリ―らガレーラカンパニーの全面協力を得て、大急ぎでロビンを追って駅へと向かう。
(あとまだ20分ある。まだ行かないで、ロビン!!!一人で犠牲になるなんて、私達絶対に許さないからね!!!)




ナミ達は知らなかった。
政府関係者用海列車は、全ての政府関係者が乗りこんだ時点で時間を繰り上げて発車することを。

ギリギリまで駅で一味を待っていたサンジは決断を迫られ、駅構内へと駆け込んで行った。
(ルフィ達はどう動いただろうな・・・)


一方、チョッパーは町の人々と行方不明になったルフィとゾロを探し回ったが、一向に見つかる気配がない。
CP9に投げ飛ばされたルフィは、建物と建物の間にみっちり挟まって、身動きができないでいた。




CP9に蹴り飛ばされたゾロは、煙突にみっちりとはまって、身動きがとれないでいた。





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