ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

191話 天候を操る女  (BWとの戦い-ナミ2) 

2016年01月11日 | アラバスタ編






ナミに対する、ミス・ダブルフィンガーの攻撃が始まった。
手を長く太い針状にする【ダブルスティンガー】は壁を貫き、【スティンガーフィンガー】は5本の指が5本の針に、【スティンガーヘッジホッグ】は、体全体が針山となって転がって追いかけてくる。

それでも、「クリマ・タクト」から繰り出される技は隠し芸の小ネタばかりである。このまま死んだら呪ってやるっ!あの鼻っ!と再度トリセツに目を通した時・・・ナミは不吉な一文を目にした。

「-----以上、ここまで書いた技は宴会で使うと喜ばれます」




裏面に書かれてある戦闘用トリセツを読んだナミの目が変わり、自ら棘女の前に躍り出た。
「逃げも隠れもしないわよ!!!泥棒やってた8年間、どんな死線も一人でくぐり抜けてきたわ!!」




その自信の根拠はまだない。頼みの武器はまだ一度も成功したことはなく、ウソップと自分を信じるのみ。

だが、クリマ・タクトは思ったようには動いてくれない。確かに先ほどとは違って"天候"に関する道具らしくはなったが、威力が小さすぎて攻撃とは程遠いのだ。
"暖気"は、ほんわり温かい春風が吹く程度、"冷気"はひんやり涼しいそよ風が吹く程度、"雷"は、チクリと感じる程度の威力だった。
ナミがもたついている間に、女の棘攻撃はナミの足を突き刺さし血がドクドクと流れた。

苦肉の策でクリマ・タクトを女に投げつけた時、ようやくそれは『天候棒』らしい動きをみせ、女は局所的な爆風に足をとられ、地面に叩きつけられた。ここでナミは『天候棒』の特性を理解する。一つ一つは小さな気性現象だけど、組み合わせることで威力が増す。




続く棘女の攻撃は、ナミの顔面、首、胸を串刺しにした。




だが、それはナミが『天候棒』で作り出した"局所的蜃気楼"だった。ナミは再度、女にむかって宣戦布告する。
「理解したわ"天候棒クリマ・タクト" 往生しなさいっ!!!!」








最新の画像もっと見る

コメントを投稿