ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

490話 再び辿りつく (頂上戦争序章)

2016年11月10日 | 頂上戦争編


麦わらの一味は、仲間を1人増やしてスリラーバークを出航した。
ナミは、親友ローラと再開を誓い合って別れた。
スリラーバークの者達は皆、”麦わらの一味”に感謝を伝えて見送った。






何が起こるかわからない。
謎だらけの”魔の三角地帯(トライアングル)”
毎年100隻を超える船が霧の中で消息を絶つ。
それは巨大海賊船スリラーバークが”その海”に影を潜めた10年前・・・のずっと昔からの深き謎。
白い霧は折よく今日も立ちこめて、海の怪奇の顔色を、白いベールで包み隠す。





怪奇の海を抜け出した強運の一味の船は、引き続き指針の示す”海底の楽園”ヘひた走る。

ナミはルフィに兄、エースのビブルカードの事は放っておいていいのかを聞いたが、ルフィは「いいんだ」と笑った。
「万が一本当にピンチでも、いちいちおれに心配されたくないだろうし、エースは弱ぇとこ見せんの大嫌いだしな。行ったって、おれがどやされるだけさ。おれ達は出会えば敵の海賊。エースにはエースの冒険があるんだ」と。



サンジは「ビブルカードってのは本人が弱ると縮むだけで、また元気になったら元の大きさに戻るそうだ」と話を明るい方へともっていくと、ルフィも「うん、会うならそん時だ!!その為にエースは紙をおれにくれたんだ!」とサンジの話にのった。

それから、バーソロミュー・くまの負傷から回復したゾロも加えて、改めて音楽家ブルックの乗船に乾杯した。





グランドラインの航海は、あいかわらず奇想天外で愉快だった。
雨の中に飴が混じって降ってきたり、珍種の「海だぬき」がいたり、丸虹がみれたり、遊蛇海流に揺られたり・・・



そして数日後、麦わらの一味はとうとう辿り着いた。

ナミは、懐かしいような気がした。
サンジは、出発のあの日の嵐を思い出した。
ウソップは、これまでにあったいろいろな事を思い出して泣き、
ゾロは、あの日から自分達は成長したのだろうかと思い、
ブルックは、ここにたどり着くまでにかかった50年の歳月を思う。
グランドライン生まれのチョッパーは、ただただ、この光景に驚いた。

フランキーは、幼い頃に海賊だった両親に捨てられたが、物心つく前に”南の海”からリヴァースマウンテンを超えてきたらしい事は聞いて知っていた。
ロビンは5年前に”西の海”からルフィ達とは別にはいった。

ルフィは「ししし!とにかくここで”半分”が過ぎた。ラブーンに会った双子岬は海の反対側でつながってる!誰一人欠けずにここまで来れてよかった」と珍しく船長らしい事を言ってから「世界をもう半周した場所でこの壁はもう一度見ることになる。・・・・その時、おれは海賊王だ!!!!」と夢を叫んだ。








だが、喜んでばかりはいられない。
ここは『海軍本部』と『聖地マリージョア』のすぐ近く、充分に警戒して行動しなければならない。

まずは指針の指す『魚人島』へ向かうのだが、その場所と行き方がどうもわからなかった。
こんな事は、『空島』以来だ。
まずは海底調査へと、サニー号に付属してある潜水艦を出したが、何も手掛かりは掴めずに途方に暮れていると、『海兎』に襲われた。

だが、オーズを見た後なので『海兎』など敵でもなく、ルフィの一撃で充分だった。
ルフィに殴られた海兎は、何かを吐き出しながら海中へと倒れていった。



そのナニカとは、人魚のケイミーと、ヒトデだった。



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