むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

私はNHKを弁護しているわけではなく、同業のメディア人として仕事ぶりを評価しているだけ

2009-04-28 03:41:10 | 世界の政治・社会情勢
>自虐史観こそが東南アジアの親日傾向を生んだ 戦前を賛美するウヨク史観はむしろ非日本人的シナ風独善史観
>NHKの企みについて (蓬莱)
>2009-04-27 10:09:17
>むじなさんは再三再四、NHKを擁護しますけどね、NHKは
>確信犯ですよ。

日本の組織でマトモに働いたことがない人間は、こういう甘えた主張をするものだ。

私は別にNHKなんか擁護していない。現に私はNHKに受信料なるものを生まれてから一度も払ったことがない。大学生時代には「ラジオだ」といって突っぱね、社会人時代には「BBCよりも劣った番組しか作れないNHKなんかに金が払えるか!」といって追い返してきたくらいだからな。

はじめから受信料なんか払っていない私が、NHKを弁護するはずがない。

今回の件では、「メディアの基本的な仕事ぶり」という観点から、あの番組に限った評価をしているだけ。NHKを弁護しているわけではない。

台湾の声一派みたいにマトモに会社勤めしたことがないゴロツキ集団には、理解できんだろうが、私からみて、あの番組は、仕事振りとしては悪くなかったと評価するわけ。

で、抗議しているやつらが、マトモに働いたことがないプータローばかりだから、「プロのメディア人」という観点から、評価しているだけ。

それをNHKが好きだとか弁護しているなんていう人間は、メディアなり組織で働いたことがないクズだから。

NHKの番組の件で、ウヨクがしきりにいっていること、それは「NHKが人の意見の一部だけを切り取って、勝手に編集した」というもの。
しかし、これは、メディアの仕事としては、当たり前のことで、何をいっているのか、私には理解できんw。

本を書いたり、新聞や雑誌記事を書いたり、映画や番組をつくったりするときは、取材した素材をすべて万遍なく書き連ねたり、利用したりするわけではない。
何も漫然とだらだらと編集もしないで、牛のよだれみたいに相手の言ったことをすべて使うのは、愚の骨頂。そんなことしたら、読者ないし視聴者から真っ先に「見難い」と文句が来るに決まっている。
作者、編集者が、その視点に立って、編集するのは、当然行うこと。

真面目に仕事をしているメディア人なら、そんなことはやらない。桜チャンネルは、メディアとしてはマトモじゃないから、だらだらと一人の主張を流せるだけ。公共放送などマスメディアにそんなことはできない。
「柯三のいっていることをすべて伝えなかった」というウヨクの主張は、NHKを柯三個人のメディアと勘違いした、思い上がった主張というべきもの。
電波や紙は、一部の人の主張を長々と載せるべきではないからね。

最新の画像もっと見る