この前と打って変わって、今週のニュースのお題は「レ・ミゼラブル」。
「レ・ミゼラブル」と言えども、ビクトル・ユーゴーの作品や舞台の紹介ではありません...悪しからず。
家に強盗、乳児を殺害=母親縛り逃走、出産祝盗む-大阪・守口
16日午後11時20分ごろ、大阪府守口市滝井西町の民家で、この家に住む無職山中いづみさん(22)と長男で生後18日の禮弥ちゃんが粘着テープで縛られているのを帰宅したいづみさんの母親(48)が見つけ、119番した。禮弥ちゃんは口に粘着テープを張られ、すでに死亡していた。男が侵入して2人を縛り、出産祝を奪って逃げたといい、府警捜査1課などは強盗殺人事件として守口署に捜査本部を設置し、捜査を始めた。
調べによると、男は午後6時45分ごろ侵入、泣きだした禮弥ちゃんの口に粘着テープを張り、いづみさんも突き倒して粘着テープで口や手を拘束し、冷蔵庫に縛り付けた。男はその後室内を物色。出産祝の現金数万円を奪って逃げたという。男は身長約170センチ。黒いジャージーにニット帽をかぶり、軍手やマスクを着けていた。
玄関は開いており、いづみさんは「午後6時ごろ玄関のチャイムが鳴り鍵を開けたが誰もいなかった。その際に鍵をしめ忘れ、その後男が入ってきた」と話しているという。
いづみさんは母親と妹、禮弥ちゃんの4人暮らし。当時、母親と妹は不在だった。禮弥ちゃんの父親の男性(21)が今春に大学を卒業するのを待って結婚する予定だったという。(2008.1.17(木)時事通信社from民家に強盗、乳児を殺害=母親縛り逃走、出産祝盗む-大阪・守口 (時事通信))
・・・これからだったのに。
そして、その数日後。
殺害乳児の母親自殺か=歩道橋から飛び降り-大阪
23日午前3時半ごろ、大阪市東成区東中本の路上で女性が倒れていると通報があった。女性は大阪府守口市の自宅で殺害された生後18日の山中禮弥ちゃんの母山中いづみさん(22)で、搬送先の病院で死亡が確認された。山中さんは近くの歩道橋から飛び降りた後、通行中の車にひき逃げされた可能性が高く、大阪府警は自殺を図ったとみて詳しい状況を調べている。
調べでは、山中さんは右脚などを骨折し、車にひかれたような跡があった。約45メートル離れた歩道橋に、ジャンパーと女性用の靴、傘が置いてあったほか、家族の携帯電話の番号が書かれたメモを持っていた。
山中さんは事件後、現場近くの親族宅に身を寄せていた。同日午前2時には、寝ている姿を家族が確認していたという。
府警は山中さんから21日に被害状況を聴いたが、精神的ショックで体調を崩しており、22日は事情聴取しなかった。
事件は16日に発生。午後11時20分ごろ、帰宅した山中さんの母親が自宅1階で、口などを粘着テープでふさがれた禮弥ちゃんとテープで冷蔵庫に縛り付けられた山中さんを発見、通報した。 (2008.1.23(水)時事通信社from殺害乳児の母親自殺か=歩道橋から飛び降り-大阪 (時事通信) )
もともと産後ってだけでも、お乳をあげなくてはいけないから睡眠不足だし、精神的にも不安定になる時期 1)だっていうのに…。ご主人(となるはずの人)も、自分の卒研やら就職のことやらで手がいっぱいで、ケアしてあげられなかったかもしれない...皆、きつかったんだろうな...。
・・・ツライ。
長くなってしまったので、(2)に続きます
【注】
1)出産直後は女性ホルモンのバランスの急激な変化や環境の変化も相まって、ストレスをとっても強く感じる時期。
この時期は心の病気にかかりやすく、「産後うつ病」にかかる人は出産した女性の10%、それよりも重い「産後精神病」にかかるのは0.1%(1/1000人)と言われている。
ちなみに、「マタニティブルー」はまた別のもの。
マタニティブルーは出産で高揚している気分から、急に憂鬱になってしまうもので、これは多くの人が経験する。マタニティブルーの憂鬱な症状は数週間もすれば無くなり、通常の状態にもどる・・・らしい。
「レ・ミゼラブル」と言えども、ビクトル・ユーゴーの作品や舞台の紹介ではありません...悪しからず。
家に強盗、乳児を殺害=母親縛り逃走、出産祝盗む-大阪・守口
16日午後11時20分ごろ、大阪府守口市滝井西町の民家で、この家に住む無職山中いづみさん(22)と長男で生後18日の禮弥ちゃんが粘着テープで縛られているのを帰宅したいづみさんの母親(48)が見つけ、119番した。禮弥ちゃんは口に粘着テープを張られ、すでに死亡していた。男が侵入して2人を縛り、出産祝を奪って逃げたといい、府警捜査1課などは強盗殺人事件として守口署に捜査本部を設置し、捜査を始めた。
調べによると、男は午後6時45分ごろ侵入、泣きだした禮弥ちゃんの口に粘着テープを張り、いづみさんも突き倒して粘着テープで口や手を拘束し、冷蔵庫に縛り付けた。男はその後室内を物色。出産祝の現金数万円を奪って逃げたという。男は身長約170センチ。黒いジャージーにニット帽をかぶり、軍手やマスクを着けていた。
玄関は開いており、いづみさんは「午後6時ごろ玄関のチャイムが鳴り鍵を開けたが誰もいなかった。その際に鍵をしめ忘れ、その後男が入ってきた」と話しているという。
いづみさんは母親と妹、禮弥ちゃんの4人暮らし。当時、母親と妹は不在だった。禮弥ちゃんの父親の男性(21)が今春に大学を卒業するのを待って結婚する予定だったという。(2008.1.17(木)時事通信社from民家に強盗、乳児を殺害=母親縛り逃走、出産祝盗む-大阪・守口 (時事通信))
・・・これからだったのに。
そして、その数日後。
殺害乳児の母親自殺か=歩道橋から飛び降り-大阪
23日午前3時半ごろ、大阪市東成区東中本の路上で女性が倒れていると通報があった。女性は大阪府守口市の自宅で殺害された生後18日の山中禮弥ちゃんの母山中いづみさん(22)で、搬送先の病院で死亡が確認された。山中さんは近くの歩道橋から飛び降りた後、通行中の車にひき逃げされた可能性が高く、大阪府警は自殺を図ったとみて詳しい状況を調べている。
調べでは、山中さんは右脚などを骨折し、車にひかれたような跡があった。約45メートル離れた歩道橋に、ジャンパーと女性用の靴、傘が置いてあったほか、家族の携帯電話の番号が書かれたメモを持っていた。
山中さんは事件後、現場近くの親族宅に身を寄せていた。同日午前2時には、寝ている姿を家族が確認していたという。
府警は山中さんから21日に被害状況を聴いたが、精神的ショックで体調を崩しており、22日は事情聴取しなかった。
事件は16日に発生。午後11時20分ごろ、帰宅した山中さんの母親が自宅1階で、口などを粘着テープでふさがれた禮弥ちゃんとテープで冷蔵庫に縛り付けられた山中さんを発見、通報した。 (2008.1.23(水)時事通信社from殺害乳児の母親自殺か=歩道橋から飛び降り-大阪 (時事通信) )
もともと産後ってだけでも、お乳をあげなくてはいけないから睡眠不足だし、精神的にも不安定になる時期 1)だっていうのに…。ご主人(となるはずの人)も、自分の卒研やら就職のことやらで手がいっぱいで、ケアしてあげられなかったかもしれない...皆、きつかったんだろうな...。
・・・ツライ。
長くなってしまったので、(2)に続きます
【注】
1)出産直後は女性ホルモンのバランスの急激な変化や環境の変化も相まって、ストレスをとっても強く感じる時期。
この時期は心の病気にかかりやすく、「産後うつ病」にかかる人は出産した女性の10%、それよりも重い「産後精神病」にかかるのは0.1%(1/1000人)と言われている。
ちなみに、「マタニティブルー」はまた別のもの。
マタニティブルーは出産で高揚している気分から、急に憂鬱になってしまうもので、これは多くの人が経験する。マタニティブルーの憂鬱な症状は数週間もすれば無くなり、通常の状態にもどる・・・らしい。