さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

Q.聖書に、出てくる主とは誰ですか?

2010-08-29 21:12:13 | Sunday 聖書
その昔、キャベツ畑に、こんなものがありました。



         *************


はじめまして、

最近、興味があり聖書を、読んでいます。

そのときに、いつも疑問が、わいて来るんですけど、

主とは、誰なんだということです。

人間だと、ちゃんと名前があるのにな~と思いながら、読んでいます。

主といわれても、混乱してしまいます。

誰のことを、指していて!なぜ?

名前がないんですか!

誰か教えてください。




              **********


 さて、自分だったら、何と答えよう
 あなただったら、何と答えますか?


続く

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聖書に、出てくる主とは誰ですか?(A1)

2010-08-29 21:10:08 | Sunday 聖書
 続き
 ・・・というわけで、その際、いくつか、勉強にさせていただいたものがあるので、今後のためにも、こちらに転記させていただきます(主(おも)な方のものは、許可取得済み。多謝)。


       **************

あるクリスチャンは、こう答えました。

   「 ヤーフェという神を主と呼んでいます。

エホバは発音が違うと聞きました。」



(キャベツ:・・・・・・・・・・


       **************


ある語学に精通しているクリスチャンは、こう答えました。



※結論※
 簡単にいえば 聖書の「主」は、天地の造り主である、神さまを指すのが、ほとんどです。
 そして、文脈により、父なる神様のことも、救い「主」キリストのことも、あります。




--詳細--
旧約聖書の原文、ヘブライ語には、
固有名詞の YHWH や Yahが、神に名前として出てきます。

 日本語では一般的に、
  ・ヤハウェ
  ・ヤーウェ
  ・ヤーヴェ
  ・ヤーベ
  ・エホバなどと表記されます。
Yah は「ハレル・ヤ」の「ヤ」で、ヤハと書かれることもあります。

【エホバは発音が違う】というのは、YHWHに母音を加えて、

       YeHoWaH >>>> エホヴァ >>>> エホバ

 という呼び方がありますが、これは16世紀に始まった誤読(間違った発音・人為的に作り出された発音)だと文献で明らかになっているからです。





それと同時に、数々の「称号」としての呼び名が出てきますが、そのいくつかは、事実上、固有名詞のように使われているものがあります。

  その代表的なものが、'Adonay です。
  これは、神を固有名詞で呼ぶことは、畏れ多いと感じる古代のユダヤ人が、YHWHを避けて、それを置き換える言葉として選んだ「主」を意味する言葉です。
   そのユダヤ人の伝統を受け継いだのが現代語に翻訳された聖書の中の、「主」です。


英語などの聖書では、YHWH ヤハウェの置き換えとしての「主」を LORDと、全て大文字で書き、
 'Adonay アドナイのほうの「主」をLord として、区別しているものもあります。

旧約聖書のイザヤなどでは、二つが並んで出てくることがあります。
'Adonay YHWH または YHWH 'Adonay のように。
  この場合、英語の訳などでは、
「主である主」Lord LORD などとしても、意味がないので、
「至高の主」 Sovereign LORDなどと訳しています。
日本語では、「主なる神」と訳すこともあります。

つまり、翻訳した聖書を読むと、
     ヤハウェという名前を訳した「主」と、
     そもそも「主」という意味の称号であるアドナイという言葉を訳した「主」と、
二つがあるということになります。



もちろん、「主」という言葉で天地の造り主である神さまを指し示す用例が一番多いのですが、
  「主」Lord =「主人(男性の配偶者)」Master「君主」ですから、
女性が、自分の夫をさして「主人」ということもあり、
家臣が王様に対して、「主」ということもあります。

 実際には、「わが主よ!」と、呼びかける言葉で出てくることが多いのですが、これは、
  'adon アドン 「主」
   'adoni アドニ「私の主」「私の主人」 という言葉です。



ひるがえって、ギリシャ語で記された新約聖書にも、このような情況はそのまま持ち込まれています。

 ただ、ややこしいのは、
 旧約聖書では、神さまである YHWHヤハウェ または 'adonay「主」 と、
 人間の「ご主人さま」の 'adon または 'adoni だったのが、
ギリシャ語の聖書では、
天の父なる神様も「主なる神」、
救い主であるキリストも、「主イエスキリスト」などと呼ばれていることです。

ヘブライ語の「主」、'adonay に対応する、ギリシャ語「主」は、 Kyrios キュリオス または キリオスです。


この Kyrios キュリオスの変化した形が、Kyrie キリエで、

『Kyrie eleison キリエ・エレイソン』
(主よ! 憐れみたまえ!)

などという宗教曲のタイトルなどにも使われています。      



(続く) 

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実験

2010-08-26 23:38:23 | Thursday 生活
(レオナルド・ダ・ヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』,1487)


 ただの
 駄文です。


       ************


 このブログの筆者である、
 キャベツは、色々と、実験とはいえないような『実験』が好きなようです。




 たとえば、
 「よく『一日に、旧約聖書を2章、新約聖書を1章読めば、一年で聖書を一巡して読める』と言うが、それは本当だろうか?」
 とトライしてみたり(現在進行中)、

 調理が好きではないのだが、やり始めると、理科の実験のように分量を変えていろいろ試すのを好んだり(ごくたまに)、

 30日間マクドナルド生活(→その経過http://mac30-2nd.sblo.jp/archives/200610-9.html)、30日間避難訓練生活・・・類を興味深く感じたり(さて、何を、30日間しようかな・・・)。


                    


 最近は、職場のDr、Nsら諸先輩の

 「疲れた時は、キューピーコー○。栄養ドリンクより、こっちのほうが効く」
 「キュー○ーコーワ 2粒とコーヒーがあれば、生きていける(=激務に耐えらえる)」

 という言葉が本当かどうか、試してみようと考えている様子。

 (気になった方は、どうぞ感想よろしく)



 ただ、以前と違って、

・日によっては、バタンQして10時間睡眠を取っている
・以前より、無理をしなくなっている
・生活が、規則的になりつつある
・毎朝ラジオ体操をする 
    (調子が悪いときは無し)
・目が疲れた時は、「ほっとアイマスク」のお世話になっている
・たま~に、鍼にも行っている
・そろそろ、やっと一つバトンタッチできる

といった種々の条件が異なるため、『実験』にはまったくならないようですが。



                 




 地上にいる間、この器(うつわ)も十分動いて働けるように
 メンテナンスしつつ、
 ぼちぼち歩ませていただこう、と考えているようです。

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残暑見舞い

2010-08-21 17:09:39 | メッセージボード
 残暑 お見舞い申し上げます。


 最近、更新が滞っており、御心配された方々もいらっしゃいますが、
 キャベツはぼちぼち元気に過ごしております。

 ただ、暑さと職場の移転等のためか、若干、バテ気味なのは否めません
 そんなこんなで、キャンプも山登りもなんもせずに、東京におります。
 






 なかなかお会いできない方もいらっしゃいますが、どうぞお元気で。
 

 まだまだ暑さが続きそうですので、皆さまも暑さに負けないよう、ご自愛しつつお過ごしください。
 神様からの恵みと平安が、豊かにありますように
 小さな働きの一つ一つの上に、祝用がありますように 

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おまけに盲腸まで

2010-08-16 23:14:59 | Monday ゆかいな言葉たち
劣等生が身につけるもの




 イギリスの名宰相であり、ノーベル文学賞受賞者でもある
 チャーチルは、学校で落第生だった。
 20歳くらいまでの学校教育がまったく肌に合わなかったらしい。

 当然、落ちこぼれである。

 父親でさえ、息子のあまりのできの悪さに、
「息子は出世できないだろう」と嘆いたそうである。


 チャーチルに限らず、偉人・天才には学校での落第生が多い。

 生涯で2000余の発明をしたエジソンは8歳で学校をやめているし、
 万有引力の発見者・ニュートンは、クラスで最低の成績だった。

 遺言によってノーベル賞を創設したノーベルは、
 いつもビリから数えたほうが早い成績だったとのことである。


 ところが、学校での劣等生体験は、後々、失敗にぶちあたったときに役立つ。
 なぜなら、前述したように、失敗耐性がついているからである。


 チャーチルは首相として活躍した第2次世界大戦直後に実施された
 1945年の選挙で、落選している。

 選挙の直前にかかった盲腸炎で、選挙活動が十分にできなかったことが
 理由らしい。

 ユーモアとウィットが売り物のチャーチルのそのときの弁。
「私は、公務、議席、そして政党を一挙に失った。
 おまけに
盲腸まで失った。」


 こうしたユーモアを自分の中に備えておくことは、失敗を味わう上でとても大切なことである。

 なぜなら、ユーモアのおかげで自分を客観視することになるからだ。


 実際、チャーチルは、この落選期間中を次の飛躍への充電期間として大いに活用した。

 彼がその間に行った思索は、『第二次大戦回顧録』という大著にまとめられ、その功績で1953年にノーベル文学賞を受賞した。

 それだけではない。
 その2年前の1951年には、政界への復帰を果たし、第2次チャーチル内閣で再び名宰相の名声を得たのである。


 チャーチルは、失敗を素直に受け入れ、じっくり味わい、それがもたらした環境の変化の中で自分を鍛え直していったのである。



(海保博之著;「ミス」をきっぱりなくす本,成美堂出版)


                         

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お片づけ

2010-08-11 23:39:12 | 日々の雑感
 現在、職場では、大移動の準備中である。

 十数メートル先に引っ越すだけだが、それでもお引越しはお引越し。
「モノを減らすには、引越しが一番だなぁ・・・」
と思うのと同時に、

引越しの際には、
「なんで、こんなに荷物があるんだ!!?」
とも感じる。


昨年、キャベツ自身は3回引越しをしたが
(1回目;寮にお引越し。
 2回目;寮のアスベスト撤去工事でどかされ、
 3回目;前日に、急遽「明日、元の部屋に引越しです」の紙がぴらりとドアに貼られて…)
そのたびに、モノの多さにため息をつく。





願わくば、スーツケース2個程度で生活できますように。













(但し、・・・本は、除く

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戦場

2010-08-10 23:12:26 | Tuesday 病院
 ローテーションで回ってきた、(前の病棟でもお会いした)ある研修医が、


「内視鏡室って、戦場ですね」


 と、つぶやいた。



 た、確かに・・・。言われてみれば、そうかもしれない


          


 ・・・そして、明日は、午前中だけ(胃カメラ、PEG造設等)で、1ブースにつき10件はあります。(そのほか、気管支鏡も有り)
 9時から患者さんは入るのですが・・・一体、一人何分でできるのでしょう・・・。


 目安として・・・
  患者さんの口から、胃カメラのスコープが入って、出るまでに、基本15分(ただし、上手なDrは5-10min)。患者さんが、場合によっては大暴れするときや、組織の検体を取る時、食道もじ~~~~っくり見るときは、+α(アルファ)。

  患者さんがブースから退室して、次の方が入室して、準備を始めるまでに、早くて約5分。
  その間、
  鎮静剤を使用した場合、リカバリールームまで支えつつ送り、
  シーツやバルギン水などを取りかえ、
  新しいスコープをセットし、送気・送水の点検、ホワイトバランスの設定その他をし、
  次の患者さんの情報を確認し、
  前処置室で、患者さんをお迎えし、
  本人確認をし、
  交通手段や入れ歯の有無を確認し、
  薬剤の禁忌疾患がないか確認し、
  抗凝固剤の内服をしていないか、いつから中止しているか確認し、
  アレルギーの有無を確認し、
  検査中の注意事項を伝え、
  体勢を整え、
  場合によっては、バイタルを測定し、
  前投薬の確認をDrにし、
  前投薬を準備
  する。
  測ってみたが、今のところ、どう短くしようとしても、5分はかかる。
  普段なら、一人が患者さんを送って、次の方をお迎えしている間に、
  他の看護師がスコープの準備やブースの準備をして、
  時間の節約をしているが、
  ・・・人が少ない・・・。

  また、
  PEG造設には、だいたい1時間とみる。





  「回らな~~~い!!!」
  と、リーダーが叫びつつ(嘆きつつ)、大忙しとなるような予感。



  せめて、緊急の吐血患者等が来ませんように・・・。
  (だが、こういうときに限って、イベント目白押しとなる可能性大

  どうにか、(早く、正確に、)安全に、できますように・・・。   

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2010-08-08 22:27:29 | Sunday 写真&みことば


   『愛は寛容(かんよう)であり、愛は親切です。
    また人をねたみません。
    愛は自慢せず、高慢になりません。

    礼儀に反することをせず、
    自分の利益を求めず、
    怒らず、
    人のした悪を思わず、

    不正を喜ばずに 真理(しんり)を喜びます。

    すべてをがまんし(=覆い)、
    すべてを信じ、
    すべてを期待し、
    すべてを耐え忍びます。

    愛は決して絶(た)えることがありません。・・・』


                (新約聖書・コリント人への手紙第一 13章4-8節)




                 

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