ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

インフルエンザ

2017-01-26 12:21:43 | Private・雑感
インフルエンザA型にかかりました。
木曜、1歳の娘が罹患。
土曜夜、わたしが発熱。38度。
日曜朝、39.5度。耐えきれずロキソニンを飲む。
10時半に休日夜間診療所へ。インフルエンザ確定。診察までに2時間半待たされクタクタに。リレンザ飲み始める。夜は39.1度。
夜中に1時間ごとに悪寒と尿意と口の渇きで起きる。震えながらトイレへ。
月曜朝、39.5度。午前中ずっと寝る。昼に40度。また寝る。よくて38度。
火曜朝、37.1度。昼過ぎには38度。夜は朝まで寝られるように。
水曜朝36.8度。一日中本を読む。夜に37.5度。寝る。
木曜朝、36.5度。明日には仕事に行けそう。

大人になって初めてのインフルエンザで、辛かった…。子どもは容赦ないし…。予防接種受けていたら症状軽くなるというのも私には当てはまらなかったと思う。そしてリレンザの吸入が難しくて、最初の辛い2日の間、間違って使っていたので半分くらいしか吸えなかった。リレンザにも八つ当たりしたいくらい辛い出来ごとでした。

post truth

2017-01-26 12:13:54 | Private・雑感
先日、映画「帰ってきたヒトラー」で書いた、「素直になりたい欲求」。それがまさしく「post truth」なのかなと今日思い至った。オクスフォード出版が昨年の単語に選んだというこの言葉。事実は置いておいて、見たいものだけを見て根拠としてしまう、という感じだろうか。

トランプ大統領が誕生してしまったことは悲劇で、彼の政策できっとたくさんの人が死ぬんだろう。一方、大衆とは何か、なにを考えているのか、という点ではかつてない面白い現象といえる。post truthの世界。その先にはドリームな世界でもあるんだろうか…ふわふわした。

映画「帰って来たヒトラー」

2017-01-16 06:03:49 | Movie
ヒトラーが、最後に潜伏したとされる地下壕から、現代のベルリンに蘇り、自分のいた時代との違いに戸惑いつつも、彼をコメディアンとみなしたテレビ局がもてはやし、ストレートで先導的で差別的な物言いに視聴者の支持を得て、人気者になっていくというストーリー。実家にも帰らずにいた年末年始に家で見ました。

人間には、「素直になりたい欲求」みたいなものがあって、いままでの近代ではそれがカッコ悪い、下品な自分をさらけ出すようなもの、と見なされていたが、今の世の中、それが肯定されているのかもしれない。ツイッターやブログで書かれているのを読んで、自分だけじゃない、というかこれが人間なんだ、無理して格調高いものを受け入れる必要なんてないじゃないか。それが、例えば難民の受け入れなど、公的財源が必要なものならなおさら声は大きくなる。こういうのを反知性主義と言うのだろうか。

もしかしたら、子どもを持たない人が多くなっているのも、「素直万歳」派が多い理由かもしれない。子どもの前で、本当に移民難民はこの国に来るな、などと大きな声で言えるのだろうか?

この映画では、ドイツで移民難民に困っている、「追い出せ!」と叫ぶヒトラーに同調する人々が描かれ、彼を取り上げて視聴率を稼ぐテレビ局が描かれている。トランプ大統領の登場と重ね合わせてしまうのは私だけじゃないだろう。
ドキュメンタリーとしてもコメディーとしても成立していて上手い映画だと思う。

彫刻の作品展

2017-01-10 05:01:41 | Private・雑感
1月の3連休のなか日。冷たい雨が降り続く日に、三重県立美術館へ初めて行った。向かいにある蕎麦屋が美味しかった。ごく久しぶりに、彫刻の作品を見た。県美に入っていた柳原義達美術館だ。

彫刻は、360度、どこから見ても作品だ。どれもが正面。カラス、ハト、女性の裸体、が展示のほとんどだったのだが、後ろから見て、後ろから見ても作品として成立していることになんだか感動した。人間的だなぁと。
彫刻、というか立体の作品って難しいんだろうなと思いつつ、興味が湧いた。仕事がら、手作業とか作品作りとかが身近だから(昨日も習字をして楽しかった)、かもしれない。音楽も、それに合わせて踊ったりするとより三次元的感覚になるかも。そんなことを考えた。

「今年もよろしくお願いします」

2017-01-07 15:25:03 | Private・雑感
1月4日が子どもたちの保育園初日。3歳の娘が、帰ってくるなり「あけましてめめとうございました。ことしもよゆしくねがいします」みたいなことを言っていた。
「あけましておめでとうございます」の方は、家でも、親戚と会う時にでも耳にしたとおもうし、娘にもそう声をかけたから覚えたのだろう。でも、「ことしもよろしくお願いします」の方は、家族間ではあまり言わない。

娘に言われて、新鮮だった。家族といっても、「ことしも何かとよろしくね」と改まってあいさつするのは、なんかいいと思った。ただ不可抗力で運命共同体となったわけではなく、ある面では、みな意思を持ってこの家族に参加している、まあある種の職場のような意味合いがある。子どもも対等な一員で、「こちらこそよろしくお願いします」という思い。

夫よ、娘たちよ、ことしもよろしくお願いします。

2017年、居住地を考える年に

2017-01-04 02:52:37 | Private・雑感

新年早々、長々と病児保育について書きましたが、あらためて明けましておめでとうございます。

今年の年賀状には、「転勤(夫)にともない、退職(私)、退園(上の娘)、保育園探しと転園(娘2人)、転職(私)とめまぐるしい1年でしたが・・・」と書きました。密かに、夫の同僚や上司たちに向けて・・・。転勤に伴って妻が被る不条理を世にアピールするため・・・。結局、1年近くが経って、転職がまあまあ落ち着いてきた今になってもこの恨み(?)は成仏すること無くくすぶっていると言うことです。

 それはさておき。昨年はいろいろありましたが、一部分を切り取ると、よくテレビドラマを見ました。特に無職期間と、最後の3か月(逃げ恥)。「韓流ドラマにはまるおばちゃんたちの心理がよく分かる」と思いながら。ドラマというのは、前にも書いたかもしれないけど、純粋なエンターテイメントではなく現実逃避の術だと思う。2016年は、逃避したい現実と、エンターテイメントに飢えている感じが、テレビドラマのつけいる隙を与えたのだと思う。

 ジブリの魔女の宅急便にはまっていた娘の影響で、ユーミンのベストアルバムを去年の年始めに買い、また夫が宇多田ヒカルの久しぶりのアルバムを買ったりもして、車でよく聞いていたのだが、ユーミンの曲は特に「昔の恋を懐かしむ」「昔の恋人にもの申す」「あの頃の自分に語りかける」みたいな曲が多くて、実はこっそり大学時代をよく思い出したりしてもいた。結婚して満6年。生活にエンターテイメント感(つまり恋心)がなくなってしまったということなのか?とも分析してみたりして。夫との関係は、不満は無いけど、気にはしていかないとなと思います。

 今年の計画を立てたような立ててないようなお正月ですが、口にしたことを記録しておくと、
 ・通信大学の単位を取る、試験勉強をする(来年1月が社会福祉士・精神保健福祉士の試験)→早起き継続、福祉系情報にもっと触れる
 ・仕事が9時~17時(7時間勤務)×週5日になる→体調を崩さずにこなす
 ・3月に東京、6月の休刊日あたりにコテージに泊まりに行く(菰野か伊勢志摩)、年4回ほどスクーリング、年末年始は二泊くらいコテージ泊(今年は予約するのが遅くて一泊しか取れなかった)

といったところかな。 

 ところで、こういった長期的な視野に立って会話をするときに、決まって夫婦で話をするのは、(夫の)「次の異動」「今後の異動」「異動希望をどう出すか」。4人家族となった今、「私はもう頻繁に転勤に付いていってそのたびに退職したり保育園探したり転職したりするのは耐えられそうにない」と伝えてある。彼としてもそれは理解できるとした上で、次の異動は名古屋だろうから受けたいが、それ以降はもう未練が無くなる予定、といったような雰囲気。私もその気持ちはわかる、でも名古屋に住みたくない(今のような自然環境と車通勤環境のメリットを今後も享受したい)という思いもある・・・。

 ここはほんとに個人的な記録ですが、現在の話し合いでは
 ・ひとまず下の子が3歳になるまで現在地での勤務を希望(幼稚園に入れる年齢になれば転園ストレスも減るかと)
 ・彼が名古屋に勤務となったら、名古屋ではなく四日市か羽島に住んで、彼にはそこから通ってもらう
 (ゆかりのある土地で、長く住み続けることができそうな環境だから)
 ・とにかく、住み続ける場所は会社に指定されるのでは無く自分たちで選びたい
 ・それが四日市なのか羽島なのか、はたまた別の地域なのか、2017年の12月までに考える

ということになりました。こんだけ考えていたって、イレギュラーな人事で全部ひっくり返されたりもするのだけど、考えずにはいられないし、無駄にはならないと思う。そんなこんなで、年明け初日は、前日8時に寝てしまったこともあり3時前に起きてしまった。適当に勉強して二度寝します! 


保育園に入ると風邪をもらいまくるのか?

2017-01-03 15:09:28 | Private・雑感

「保育園に子どもを預けると、最初は風邪をたくさんもらって大変」

とは常套句のようになっているが、果たしてそうだろうか。程度はどんなもんか。確かに私も仕事復帰の前には不安に思っていたし、復帰したら復帰したで必死で、どの程度の頻度で子どもが風邪を引いて対応することがあったかあまり思い出せない。先日、友人とのメールのやりとりで、「でもまあ、私はそこまでしんどくなかったような気がするな」と思って、実際どうだったかを振り返ってみることにした。お薬手帳を元に。個人差があることだけど、「こういう例もある」とイメージできると不安が減ることもあるからだ。

・上の娘(現在3歳2か月、生後7か月で保育園デビュー)

 生後6か月、初めて受診
 7か月(保育園の通園開始)=毎週1回、計3回
 8か月 1回
 10か月 1回
 11か月 1回
 1歳 1回
 1歳1か月 1回
 1歳2か月 2回(うち1回は突発性発疹)
 1歳3か月 1回
 1歳4か月 1回
 1歳5か月 1回
 1歳10か月 1回
 3歳1か月 1回

・下の娘(現在1歳2週間、生後4か月で段階的に保育園デビュー、6か月で本格デビュー)

 生後8か月 初受診、計3回(うち1回はお盆)
 9か月 3回
 11か月 2回
 12か月 1回

 こうしてみると、確かに保育園デビューした月には、上の子は3回受診(保育園からのお迎え要請)があって大変だった気がする。あのころは、岐阜から名古屋に電車通勤(新幹線で10分)していて、でもまあ仕事の内容は自分で決められるフリーランスみたいな仕事だったから仕事にはほとんど支障が出なかった。子どもが熱を出す(保育士さんがそれに気付く)のは午後のお昼寝の頃(12時から14時くらい)が多くて、そこからお迎えに行っても、もともと短時間勤務で「早めに帰ります~」程度の感じで済んだ。その後は1か月に1回。そして2歳代は1度も受診しなかった!

 下の子は、上の子よりもよく熱を出すな~という感覚はあるが、なんと保育園が体温38度まで預かってくれる。一般的には37.5度を超えるとお迎え電話かあると思う。私がそう頼んだわけでは無いが、とりあえずお迎え要請自体が38度にならないとない。それでもこの回数くらいはお迎えに行く。2~3週間に1回くらいあるなあという感じ。

「2人のうち1人が風邪を引くと、もう1人も引いて長引くから大変」

というのも定説となっているが、我が家の場合、片方が引いてもう一方に移したというのは1回(今年の11月の胃腸風邪)のみだった。

「風邪を引くと2,3日仕事を休まないといけないから、仕事にならない」

 ということを心配する人もいると思うし、実際に大変な人もいると思う。田舎で夫婦とも車通勤、職住近接、という我が家の場合どうしているか。それはずばり、病児保育である。
 平日午後にお迎え要請→そのまま受診→病児保育を予約
 翌日朝から一日病児保育利用、長引く場合は翌日も

もしくは
 朝から発熱→夫が朝一で(9時~)受診→病児保育に預ける

夫の方が時間の融通が利くので、朝一対応は彼に頼むことが多い。午後のお迎えは私。

 ちなみに、病児保育の利用料は自治体によってかなり違うようだ。岐阜にいたときは、一日2000円(昼食は持参)。今の三重県の伊勢市では1500円(昼食はプラス500円)。飲み水も持っていく必要があるかどうか、なども違う。夫の実家でたまたま聞いた話だと、愛知県のそこでは一日4000円。病児保育に預けて一日仕事しても、割に合わないかも・・・と思ってしまうような金額だが、1500円、2000円だと「割に合う」と思えるし、何より仕事を続けていける実感を持つことで、私の「うつ防止」になる。病児保育の利用は、定員が空いていなければ利用できないが、今のところ、この田舎では定員一杯で断られたことは無い。病児保育で風邪をうつされてきた、、ということもなぜだかない。たぶん、うちの娘たちは風邪をあまり引かない方だとは思うのだけど、こういう例もあるので、病児保育の利用でやりくりしていくというのも今のところ「アリ」と言える。