オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

東京自慢十二ヶ月 十一月

2018-04-11 | あづまにしきゑ

酉のまち 日本橋 小三

大蘇芳年 画 御届明治十三年三月

 

酉の市は11月の酉の日を祭り日として浅草の鷲(おおとり)神社や

酉の寺(長國寺)など各地の鷲神社、大鳥神社で行われ

開運招福・商売繁盛を願い江戸時代から続く年中行事で

「酉の町」、「酉の祭」【とりのまち】 ともいわれる。

大判小判、おかめの面などを飾った縁起熊手も財をかき込み

福をかき込もうと商売繁盛を願う人々にもてはやされることになります。

またお客をかき込むという縁起をかついで愛らしい簪熊手が

吉原などで人気となって縁起物の熊手は多種多様になりました。