人の五感の獲得順について考えてみる。

人の五感の五感の獲得順について考えてみる。

人の五感の獲得の順番は、触覚、聴覚、臭覚、視覚、味覚と考えられているそうだ。
距離からも推測できる。
皮膚、耳、鼻、目、舌の順に距離が空く。
皮膚は直に当たっているので距離がない。
耳と鼻は蓋のない穴として、だいぶ似ていて、そこまで差がないかもしれないが、音の方が触覚でも感じられることから、耳鼻の順番であろうと推測される。
目は瞼で塞がれているが光が透過してくるので、より複雑な器官ではあるが舌よりは早いと考えてよいだろう。舌は口で塞がれてもいて、子宮内の羊水に触れているため変化が乏しいだろう。
だからこの順番で、人は能動的に他者に情報を伝えてきた。
腹の中で蹴り、外に出て、声を上げ、排泄し、視線誘導をし、食べて好嫌を示す。
打的攻撃、音声攻撃、異臭攻撃の後、ようやく、共有し、与えることが出来るとも言える。
そりゃあ、争いがなくならないわけだ。
しかも、領土から追放されて生まれるし。
ただ最初に命というギフトを与えたとも言えるけどね。
ちなみに、仏教では五根（ごこん）といい、眼（げん）・耳（に）・鼻（び）・舌（ぜつ）・身（しん）の順番で人は欲す（意識する）としている。
感覚で並べると視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚となる。